震災100日をすぎても

復興に立ちはだかるかのように、複雑な復興組織、資金の不足、行き届かない救援。そして、放射線の風雨による拡散による恐れていたホットスポットの存在。想定を超えた放射線量による汚染除去作業の停滞。いずれも大震災からの復興の大変さを示すものとなっている。　
　徐々に拡散していく放射線汚染の怖さを知ることになろうとは。誰かが言った広島の数個分の放射能とか。慣れとは恐ろしいものとは言うが、拭いきれないこの危険を全世界が注目していることを忘れてはいけない。現場の奮闘と、政治の機敏な対応を期待する。