チュニジアで一人の少年が警察に屋台をひっくり返されるといった度重なる当局の対応に抗議して焼身自殺を図ってから燎原の火の如くに北アフリカにひろがった民衆蜂起。これは、少数の支配者が武力（暴力）で多数を押さえ込んでいた状況から多数のなんでもない人たちが主役に躍り出る、それが当たり前となる状況である。マスコミでも伝えきれない実際の少数者の弾圧政治はそうとうひどいものであった。こうなって当然というべき状況であった。支配者は独裁者だけでない、金融資本もその支配者であった。日本おいても、玄人ばかりに政治を任せていられない、玄人・官僚が今まで何をしてくれたのかというところから素人による政治という新たな胎動がはじまっている。
