マチュピチュで孤立の観光客

ペル－では俄然人気の高い観光地だが、エルニ－ニョ現象で大雨が降るらしい。２０００ｍを越える険しい山頂に造られた空中都市で、侵略者・略奪者スペイン人も気づかなかった。
観光に行くのにも、そのあたりをよく知って行かれるとよいであろう。

厳しさからしか再生できない日航

日本航空の法的整理がきまり、再建人として稲盛和夫・京セラ名誉会長が抜擢された。厳しい経営姿勢で知られる人だ。同時に厳しさと冷たさとの違いを説く人でもある。従来の日本航空の姿勢は甘く、放漫経営だったということか。いずれにしても、厳しさからしかよいものは生まれないのも真実だ。

日米安保の見直し

敗戦で連合国であるにもかかわらずアメリカ軍が単独で日本を占領していた。占領の延長の合目的化が改定日米安保で、アメリカ軍が駐留するのは日本を守るためとされた。そのため、日本は軍事費を負担することなく経済復興ができたといえる。しかし、東西冷戦が終結し、日米が対等の関係を模索するとなると、事情はかわってくる。普天間基地移転がすんなり決まらないのも当然といえる。いままでが言いなりになっていたのがおかしいことになる。