沖縄のこころは

軍隊というものは決してよいイメ－ジをもつものではない。各国の軍隊の立ち居振る舞いの中で米軍はひどい部類に入るという。否、軍隊自体が暴力=戦闘力を背景にした存在であるから自ずと歯止めが効かなくなる属性にある。よほど、精神的に研ぎ澄まされた価値観=人々をまもり自由にするとかの理念に支配され規律ある統制下にある軍隊で紳士的立ち居振る舞いのものなどはまた別格で、過去の歴史上にも限られては存在したという。欲望を満たさんとして車で物色してまわる駐留先の国民なら構わないとでもいうかの如しである。
　沖縄の歴史はそうした異民族支配下にあった。