はなしのひろば

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嘘の言葉を打ち負かすこと

2020年02月26日 20時30分28秒 | Weblog
「言葉で死体を埋めることもできるし、それを掘り起こすこともできる」(レベッカ・ソルニット)
事実を曲げる方法とは問題をずらしたり、文脈や関連領域を無視したり情報を除外・改竄したりで多々あるそうである。どっかの国会答弁を聞いているようだ。
 こうした嘘が横行すれば時代を「診断」し「世界を変える作業の鍵」となる着実で粘り強い言語の力を損なってしまうと米国の作家・歴史家は言う。たかが言葉と思わないようにしたいものだ。言論の力は重いのだが。言葉で事実を曲げんとするものは政治家だけではない。役人をみればよい。法に携わる役人ですら事実を曲げ法を曲げんとする徴憑が見られないであろうか。知れば愕然とすることである。
レベッカ・ソルニット評論集『それを真の名で呼ぶならば』には「蛮行に抵抗する革命は蛮行を隠す言葉に抵抗する革命から始まる」
とある。激しくてもよい取り逃すことなく敢然と嘘の言葉に批判を浴びせ打ち砕く意欲が意思が求められているのだろう。

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