カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

「横浜ベイスターズ・金城」と「アメリカ・ブッシュ大統領」の年俸は同じです。さて、おいくら?

2005年04月07日 02時13分40秒 | ☆野球
テレビのチャンネルを回していたらスポーツニュースでもないのに横浜ベイスターズの金城外野手の写真が出ていたので「なに?」と思わずみてしまいました。

それはベイスターズの親会社であるTBS深夜番組の「なりあがり」

その企画ではさまざまな価値の違う物件を4つ並べて、「これらは全て同じ金額です。さて、いくらでしょう?」とゲストと一般の方にクイズとして答えさせていました。


で、「これらは全て同じ金額です」として並んでいたのが以下の4つ。



◆横浜・金城龍彦選手の年俸(ただし2003年度)

◆脚本家・三谷幸喜と女優・小林聡美夫妻の納税額
(途中から見たので年度不明)

◆ニューヨークヤンキースのランディ・ジョンソン投手がスマトラ沖地震の被災地に送った義援金

◆アメリカ・ブッシュ大統領年俸
(こちらも年度不明)


さあ、皆さんも考えてください。
これらの4つは全て同じ金額です。

はたして、おいくら?











では、正解を。












これらはみーんな4200万円だそうです。




ゲスト解答者の和田アキ子さんも、もう一人の一般解答者の方も金城選手を手がかりに「7000万円」という数値をはじきだしておりましたが、残念ながらもっと下。

ただ、それは2003年度の数字。
参考までに金城選手の年俸の推移を以下に挙げておきましょう。

年 >試合 打率 本 点 盗   年俸
2002 111 .170 0 13 5    5000
2003 136 .302 16 40 4   4200
2004 133 .302 13 52 0   6000


ちなみに今年の金城選手の年俸は8500万円(推定)です。
アメリカ大統領を軽く越えてしまいました。
ていうか、4200万円から倍増しています。


いや、「だからなに?」ってことはないのですが、面白かったもんで。

和田アキ子さんらの「金城選手って、もうちょっともらってるかと思った」というなんとなくガッカリしたようなつぶやきは面白かった。
いや、実際去年と今年は「7000万」という予想と非常に近い金額をもらってるんですよ。

わざわざ2003年の数値になってしまったのは、TBSがベイスターズの親会社だから。
横浜の主力選手で「4200万」という数字を探したら、2003年の金城がたまたまそうだったというだけの話だと思います。




ちなみにこの番組では各国の偉い人の年俸(お給料)を比較していたのでトリビアとして以下に。


◆ロシア・プーチン大統領 643万円

◆フランス・シラク大統領 1034万円

◆ドイツ・シュレーダー首相 2882万円

◆イギリス・ブレア首相 3321万円

◆日本・小泉首相 4165万円

そしてブッシュが4200万円と。


こうやって実数が出るとなんかドキドキしますね。
そう、今年のプロ野球観客動員数と同じで。

ちなみに昨日6試合行われたプロ野球の試合で一番観客を多く動員していたのがいわきスカイスタジアムでの楽天と日本ハム戦で18794人

去年だったら普通に「2万人」と発表されていたであろう横浜スタジアムの横浜-読売戦なんて、たったの13046人ですよ。

ちなみに寂しい客入りとなった広島市民球場の広島-阪神戦は10304人
もう少しで一万の大台を割るところでした。


そして最小観客動員はインボイス西武ドームの西武-ロッテで 8889 人
ちらっと見ましたが、三塁側内野スタンドなどはガラガラ状態ですね。


平日とはいえ、各地でやや苦戦中。
ただやっと始まった実数発表なので過去のデータとの比較ができません。

もしかしたら去年もこの時期は同じような数字だったのかな?


愛されないことを宿命づけられたオリックス・バファローズの選手たちに花束を

2005年04月06日 00時36分13秒 | ☆提言・苦言・球界再編
一杯ひっかけながらちょっとサンスポの古い記事をサカナに語りましょうか。


◆オリックス・ユウキが898日ぶり登板も一球に泣く

ユウキ、好きな選手だなぁ。

で、今回は見出しに関してはどうでもいいのです。
以下に引用させていただきます。(赤字部分は僕によります)


前身の阪急時代からプロ野球史上初となる球団8500試合目のメモリアル試合に敗れた。しかし仰木監督は「あれだけ投げられれば言うことない。この次も十分にいける」と孝行息子の出現を喜んだ。


■データBox  

オリックス球団通算8500試合に到達。初試合は阪急時代の昭和11年4月29日、甲子園のセネタース戦(スコアは●1-9)。通算成績は4299勝3900敗301分け、勝率.524。
(引用ここまで)
 


やっぱり近鉄の歴史は消えとるがな!


いや、なんで今さらこんなことを言うかというと、以前自分でこのブログにこんなことを書いていたのを思い出したので。

ふと思ったのですが…

例えば「福岡ダイエーホークスが南海ホークス時代から数えて21年ぶりにライオンズに勝ち越し」みたいな表現ってあるじゃないですか。
いったい「オリックス・バファローズ」は、近鉄とオリックスのどちらの球団史に属するんでしょう?
仮にリーグ優勝などした場合、「近鉄時代から数えて○年ぶりの優勝!」と言えばいいのでしょうか?

(中 略)

「まったく新しい球団だから、まったくの初優勝です」と言えばいいの?
じゃあやっぱりバファローズを名乗らないほうがいいんじゃないですか?

くだらないイチャモンに聞こえるかもしれませんが、できれば教えて。オリックスの経営者の人。



その記事(去年の11月8日付)のコメント欄で「きょうろぐ」のしけたろうヘッドコーチは「多分、球団史的には近鉄もオリックスもいったん終わって、『オリックス・バファローズ』で一からということになるのでは?」とおっしゃってくださり、僕もそのようには予想していましたが…どうやら違いましたね。

なんかあらためて「近鉄の歴史って本当に終わったんやなぁ」と思い知らされました。

ケーブルテレビで中継をみているとアナウンサーはオリックスのことを何度も「バファローズ」と呼びます。
そのたびに画面の中に映っている「ブルーウェーブ???」なユニフォームに僕は違和感と「ピクン」とうずく怒りを隠せないわけで…。

あのユニフォームは近鉄の消滅を広く印象づけるためのアイテムだったわけですね。
「バファローズって言ってますけど、誤解なきように。球団は8500試合目のメモリアルを迎えた伝統の球団です」と強調するための…。




「ふざけるな!」と叫ぶことは簡単です。




しかし…




そんな理解されない球団に押し込められた選手たちには多大なる同情応援の気持ちを抱きます。

だってあまりにも不公平じゃないですか。


そりゃ楽天イーグルスに移籍できた選手はいいですよ。
だってこんなにもわかりやすい物語が用意されている。

・東北の地にはじめて誕生した新球団
・パリーグの存続を救った救世主
・見捨てられた男たちの寄せ集め~「いまにみてろよ!」
・枯れかけたベテランたちの再挑戦
・最後の猛牛・礒部という物語
・「東北が僕を待っている」~志願のトレード・岩隈という物語

愛されるに決まっています。
ずるいぐらいに。


それに比べてオリックス・バファローズは、誕生の過程の「マズさ」により愛されないことを宿命づけられた合併球団。

それぞれの選手が平等に負の物語を背負わされているようにみえるのは錯覚でしょうか?



大事なのは過程なんです、過程。
「正しい過程」に「わかりやすい物語」が乗っかってこそ、消費社会の大衆は熱狂する。

それをプロ野球のえらい人たちは今だに理解できていないと思います。





負の物語を平等に背負わされ、それでも前を向いて走り出すオリックス・バファローズの選手たちに花束を。

ミーハー野球ファンとして、佐々木の再婚に突っ込んでみたよ。

2005年04月05日 20時27分16秒 | ☆提言・苦言・球界再編
ミーハー野球ファンとして、話題のニュースにすこし。横浜ベイスターズの佐々木投手が牛島新監督をしのぐ見事な「継投」を全国のプロ野球ファンにみせてくれました。


◆横浜佐々木再婚、榎本加奈子と同居中(ニッカンより)

今季は引退覚悟の勝負のシーズン。開幕間もないこの時期にすべてを認めたのは、ケジメをつけ一刻も早く野球へ集中したい気持ちの表れ。佐々木は「今年は自らの現役生活をかけた勝負のシーズンだと思っております。これからは野球に集中し、皆さまの期待に応えられるようにグラウンドで全力を尽くします」と決意をつづっている。


うーん、そうですか。
ともかく2人のお子様が心配です。

しかし、「これからは野球に集中して」とこの時期に言われてもね。
「今までは違いました」とはっきり明言されたようなもので、なんだかなぁと。
どうせならシーズンが始まる前になんとかできなかったのでしょうか。

もしかして大魔神お得意の「2の数字にこだわるゲンかつぎ」が関係していたりして。
「2人目のヨメさんは2人の子どもをつれて2回登板してから」とか。
すみません、冗談です。

ともかく佐々木さん自身は開幕2戦目で無残にリリーフ失敗したことでふっきれたのでしょうね。
元の奥様も安心して「ダンナ、あかんな」と見切りをつけられたことでしょう。
すみません、これも冗談です。


それにしてもこの佐々木という投手、芸能界との親和性が最も高いプロ野球選手の一人と言えましょう。
去年長野で行われたオールスター戦の試合前、松田聖子さんと「とんねるず」石橋氏に囲まれてトークを繰り広げる佐々木投手に違和感のないこと、ないこと
両脇をかためる大物芸能人とのプライベートでの親交を臭わせながら、笑顔で軽口を連発。

知名度も人脈もバッチリ。
プライベートで巻き起こすトラブルで、ワイドショー的にもおいしい存在。
失礼ながら「こら即戦力やな」と思いましたもの(もちろんタレント転向の)。



さて、榎本加奈子さんに「おめでとう!」と言って良いのかどうなのかはわかりませんが、幸せになってくださいませ。
ずいぶん前に僕の知人がとある紳士のお宅に仕事かなにかでお邪魔した時、とても美しく礼儀正しいその家の娘さんにご挨拶されたそうで。
それが後から知るに榎本加奈子さんだったそうです。

その前後の時期にドラマではキツい役を演じていた彼女でしたが、素の彼女はとても好感がもてる方だったそうです。(あくまで伝聞情報ですからあしからず)


まあともかく。
佐々木さんはスッキリと本業に集中してください。

年俸と期待度を考えると、もうこれ以上は言い訳がきかない状況ですから。
唯一きいた「プライベート」という言い訳を、今回自ら断ったわけですから。





さて、タイガース戦の中継がないために横浜-読売戦をテレビでみておりますが。
ゲストが和田アキ子とやっぱり石橋氏。
スタンドで観戦。

もちろんきっちり番組宣伝。

この「ザ・芸能界」のツーショット、野球中継にははっきり邪魔。
しかもちょっとだけ横浜の村田の打席にかぶって放送してるし…。

去年もずっとそんなことを言っていた気がしますが、もっと野球という競技の面白さや選手が背負っている物語をうまく伝えるという中継の工夫をしてもらいたいです。

ブログ運営に関する皆様へのお知らせ。

2005年04月04日 07時19分50秒 | ☆BLOG/その他
当記事は、さきほどアップした審判に関する記事の末尾に書いたものを単独で更新しなおしたものです。

【みなさまへお知らせ】

いつも当ブログにたくさんのコメントをいただき、皆様本当にありがとうございます。

現在、本業が多忙につき全てのいただいたコメントにお返事を返すことはできないような状態にあります。
で、これは去年の半ばごろからずっとなのですが、巡回している他の方のブログにコメントを残すことすらも、時間的制約からあまりできない状態です。

ブログの長期休養も考えましたが、シーズンも始まり、書きたいことだけは山積みなので、ブログの更新は続けたいなと考えております。

よって当分の間はいただいたコメントへの個別のレスは大変心苦しいのですが控えさせていただきます。
「虎式カネシゲタカシ」に関しましても同様です。)
ブログの長期更新停止と天秤にかけたうえでの苦渋の決断ゆえ、ご理解いただけますと幸いです。

なお時間に余裕があるときや、どうしてもレスを返したいコメント。
たとえば記事に対する正当な反論や、はじめて来られた方のコメント、または突っ込みたくなるネタ、その他さまざまな場合があるでしょう。
そんなコメントをいただいた場合はもちろんこの限りではございません
あくまでも臨機応変に対応していこうかなと思っております。

ちなみに、しけたろうヘッドコーチの「今日から野球ファンになった人のためのブログ」では、引き続き応援団長の立場でより積極的にコメントを残していこうと考えておりますので、そのあたりもご理解いただけますと幸いです。

ブログを運営するうえでコメントのお返事を全て返すことは義務ではないと僕は考えますが(実際楽しいからやっていただけですし)、今までやっていたことをいきなりなんの告知もなくやめてしまうと戸惑われる方もおられるでしょうから、一つの記事にしてみました。

すこし運営のスタンスがブログの管理人として礼を欠くかと思われますが、皆様からいただくコメントがブログ更新の多大なるモチベーションとなっていることは今までもこれからも決して変わりません。
本当に日々感謝しております。

というわけで、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。





ジャイアンツに不利な誤審が連発し、問題の根本にあらためて気づかされる。

2005年04月04日 05時31分31秒 | ☆提言・苦言・球界再編
2日前の試合に関する、昨日のサンスポ記事です。

◆なぜ抗議しない堀内監督!?巨人が連夜の“判定”負け

開幕戦の、ラロッカの疑惑ホームランについても触れられています。

このニ岡のタッチアップに対する判定、僕もテレビで見ていました。
僕の前回の記事からの引用です。


これビデオで見ましたが、たぶんセーフでしたよ。

まあニ岡からもベンチからもさしたる抗議はなく、そのままチェンジになりましたが、たぶんセーフ。
ニ岡の手がベースに触れるほうが早かった。
あの1点が入っていれば、いまごろまだ試合をやってるかもしれないのになぁ。

これが堀内流・試合時間短縮への努力ってやつか?


抗議うんぬんについては僕と同じような感想を抱いた方が全国におられたようで、冒頭のサンスポ記事には以下のような記述もあります。


★日本テレビにG党から怒りの電話

 八回の二岡がタッチアウトになったプレーがVTRで繰り返し放送された直後から、巨人戦を中継していた日本テレビに問い合わせの電話が殺到した。日本テレビの担当者は、具体的な件数を明らかにしなかったが「今のはセーフだったのでは」「なぜ堀内監督は抗議しなかったのだろう」など、微妙な判定に疑問を持ったファンの声が相次いだ。


そんな苦情を日本テレビに電話する人の精神ってのは、ちょっと僕にはわかりませんが…。
ま、たぶん例えば阪神・読売戦などで読売びいきの判定が出た時も阪神ファンからの似たような抗議はテレビ局に殺到するのでしょう。

言うていくとこ、間違ってません?
たしかにこうやって新聞記事になれば、それなりに影響力は持ちますがね。



で、そんなことを考えていたら「関西アレ野球ニュース」様がこんなことを書かれています。


◆2日の試合は巨人に不利な誤審が連発 
 
おとといのラロッカHRは別として、チラッと見た限りですが昨日のタッチアップ二岡本塁死と仁志の盗塁死は明らかに誤審でしょう。
 で、この誤審が全然騒がれないことが、逆に巨人に有利な誤審あるとジャンパイアとかいって騒いでおられるアンチ巨人な方々がいかに感情論だけで暴走してるかというのをあぶり出してる気が致します。
単に審判のレベルがそういうレベルだという話だと思うんですが。

(中略)

球審・有隅、二塁・橘高の両審判には猛省して頂きたい。 
 あと、巨人有利な誤審で無いと騒がれないってのは、なんか、一種のいかがわしさを感じますな。
 


たしかに「ジャンパイア」(=ジャイアンツに有利な判定を下す審判のこと)発動の際は、他球団ファンは「またか?」と大騒ぎします。参考資料として、去年「誤審か?」と思われる判定に対して大騒ぎした僕の「誤記事」がそのまま残っていますので、ここに恥さらし。

◆虎と巨人と誤審だな、これは。 (「カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記」より)

勢いにまかせ、あおりまくって大騒ぎしておりますが、審判の判定は正解だったということがじわじわと発覚。
ルールに照らし合わせた詳しい状況説明その他は以下のアンチ読売・小谷元帥の記事をごらんください。
(本当に野球のルールは奥が深い…)

◆ジャンパイア! にも一理あり(「マジメにぼやいてみよう。」より)





とりあえず話を2日前の試合の誤審に戻しますと。

前述のとおり「日本テレビに問い合わせの電話が殺到した」ということは、ネットではないオフラインの場では一定量騒がれていたということなのでしょう。
ネット上で騒ぎにならないのは、少なからず存在する、読売に怨念を抱くアンチからの誹謗中傷を恐れてのことではないかと僕は予想します。


さて、「特定の球団をひいきする」という行為そのものが感情である限り、誤審もしくは微妙な判定に感情が暴走するのは「若気のいたり」のごとくある程度は仕方がないかな?というのが僕の考えです。
(もちろんそれが暴力や根拠に乏しい誹謗中傷につながるなどは言語道断ですが。)
僕のような無責任なファンとしては、誤審騒ぎもあとで思い返せば「オツな思い出」なわけで…。


ただ「アレ野球ニュース」で渦さんがおっしゃるように、応援する球団の違いが原因で巻き起こるそんな騒動の裏側で、「ていうか、そもそも単なる審判の技術不足が原因じゃねーか?」 という根本が忘れ去られてはいけないと思います。

やれ「判定で得した」「損した」と言い合う前に、得も損も本来あってはならないというあたりまえの事を忘れてはいけない。

そういえば昨日のタイガース戦でもアンパイアのジャッジを出すタイミングが遅く、それが投手のリズムを乱しているのでは?という趣旨の指摘が解説の真弓さん・吉田義男さんからありましたっけ。



アレ野球さんにまたひとつ気づかされた気がします。ありがとうございました。

あと、当ブログにリンクを貼っていただいてありがとうございました(どこで言ってんだ、僕は)。




【追記】
巡回中にみつけた関連記事。

堀内監督チャンスタイム導入提案(春の戯れ言 【いっちゃうよ、いっちゃうよ 期間限定】より)

同じサンスポの記事からの話題。アンチ巨人という考え方の考察と堀内評も含めて興味深いです。

ちなみにこのホークスファン・DAIさんのブログは最近みつけたのですが、いいブログです。
本家はこちらの「鷹の戯れ言【勝ちどきあげろ!】」みたいですね。

「大魔神佐々木やっぱり陥落」「読売ちゃんの連敗」「楽天始球式で大人が微笑む」の三本です

2005年04月02日 22時09分03秒 | ☆野球
横浜の牛島監督、頭痛いだろうなぁ。



◆中日 5 - 4 横浜


守護神のはずの佐々木が逆転サヨナラホームランを中日の高橋光に献上。
これでドラゴンズは開幕から2夜連続の本塁打によるサヨナラ勝ちですよ。
もしかしたら記録かもしれませんね。

崩れかけた先発・斎藤隆を勝ち投手の権利目前の4回2/3で見切りをつけ交代。
必死の継投でつなぎきったかに見えるも、あっさり大魔神が陥落

横浜、勝てるはずの試合を落としましたね。
明日からどうするんでしょう、牛島監督?
そういえば昨日、守護神・ミセリが打たれた読売・堀内監督に同じような言葉を投げかけたなぁ。

しかし中日ったら…。
もう外野席ではしゃぎまくる落合信子だけが不安材料。




◆巨人 4 - 5 広島

これ、見てましたが。

8回裏の読売、1点を追う展開。
1アウト1・3塁のシーンでローズがセンターにやや浅いフライを上げたんですね。

で、3塁のニ岡がタッチアップ

本塁上で追いタッチになるも判定はアウト

これビデオで見ましたが、たぶんセーフでしたよ。

まあニ岡からもベンチからもさしたる抗議はなく、そのままチェンジになりましたが、たぶんセーフ。
ニ岡の手がベースに触れるほうが早かった。
あの1点が入っていれば、いまごろまだ試合をやってるかもしれないのになぁ。

これが堀内流・試合時間短縮への努力ってやつか?




◆他球場の詳しい結果はこちらから。

楽天が松坂をねばって攻略!
これは楽しくなってきました。

しかし今日の宮城球場、最初の一時間だけ中継を見ていましたが、一番印象に残ったのが始球式

投げるのがフルキャストの社長
キャッチャーが三木谷オーナー
アンパイア役が宮城県知事

なんだ、このスリーカード?

まさに文字通り…「フルキャスト」。

三人とも笑顔満開。
「昨日の始球式はチビッコに譲ったが、2戦目は譲らんよ」という大人の微笑みでしょうか?
しかしフルキャストの社長、はじめてみたけどものすごく若い。びっくりした。


でも試合前に、長らく宮城球場の「手書きスコアボード」を裏方として支え続けたあのおじいさん(ニュースなどでも有名ですよね)の表彰セレモニーみたいなものがありまして。

盛大な拍手のなか、大きなボードに白い字で「楽天」と手書きされたプレートを持って、おじいさん、とても嬉しそうで誇らしげでした。

見ているこっちも嬉しくなってしまいましたよ。



始球式、そのあとだっただけになんだかなぁと。

で、気が付けばもしかして・・・・・日ハム最下位

◆阪神タイガース快勝!ジョア工場の2代目ぼんぼん、気持ちよく炎上。

2005年04月02日 19時43分49秒 | ☆阪神タイガース
勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってやった勝ってヤタロー。ユーモアを交えてお伝えします。


◆阪神快勝!ジョア工場の2代目ぼんぼん、気持ちよく炎上。


しかしタイガースネットコムさんの「おすすめのブログ」という立場で、こんな書き方してええんかな?
ま、ええか。

楽天イーグルス、とうとう礒部大爆発!大勝利!それを予測した大ちゃんは爆風に備えネタを仕込む。

2005年04月01日 22時21分41秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
楽天イーグルスが本拠地・宮城フルキャストスタジアムにやってきたよー。

オープン戦の不調を引きずり、開幕からも大不振だった礒部選手が気分転換もかねて1番の打順に。
結果的にこの田尾マジックが大当たり。

開幕から15打席連続ノーヒット。
つまり今季いまだ一本もヒットを打っていなかった礒部。
それが初回、いきなり先制のホームランをできたてのバックスクリーンに叩き込みます。

大喜び、そして安堵感たっぷりに礒部スマイルが爆発。
楽天カラー一色に染まった超満員のフルキャストスタジアムはいきなり最高潮の盛り上がりをみせます。

その後も打線はスタジアムのムードに乗せられて大爆発。
ロペスの第一号ホームランも飛び出し、いきなり初回6点を先制。

もう、楽天の打者が打つたびに張り裂けるような歓声。

「愛されている」

本拠地開幕のご祝儀的客入りといってしまえばそれまでですが、決してそれだけじゃない、新しい何かを強く僕は感じました。

東北の野球ファンが長らく抱いていた心の隙間に、イーグルスという名のピースがすっぽりとはまったような。
そんなイメージがテレビ中継からも伝わりました。


◆東北楽天16-5西武

極端なんだよ!

投げては岩隈が中5日で7回5失点。
4回につかまるも、大量援護に支えられて最低限の仕事をしました。

礒部も終わってみれば本塁打・2塁打を含む猛打賞。
「1本出れば変わる」とはよく言いますが、本当なんですね。

ヒーローインタビューは、なんと田尾監督から。

◆田尾
「やればできるんですね」
「礒部は開幕の日をちょっと間違えたみたいで、これからはやります!」

◆礒部
(球場の雰囲気はどうですか?と聞かれて、心の底から振り絞るように)「…素晴らしいっす!!」
「(宮城フルキャストスタジアムの)初ホームランも僕ですが、初エラーも僕でしたね(笑)」

◆岩隈
「これだけお客さんが入ってるので、魅せなきゃなと」
明日も勝ちます!

明日の先発は、あの26失点の試合に先発した藤崎投手。
がんばれ、イーグルス!




◆「おまけ」という名の、実は本題



記念すべき本拠地の開幕セレモニー。
選手整列の晴れがましい場に現れた我らが大ちゃん














ヘルメット・オン・ザ・ヘッドコーチ。



「飯田、うしろー! 米軍やー!!」と思わず叫びたくなります。

本当にこの人は何を考えているのでしょうか?

どうしよう。
やること全部がにくめません。

だいすき。

セリーグ開幕!各球場の試合結果ならびにレビュー。我が愛する阪神タイガースは…

2005年04月01日 21時17分38秒 | ☆野球
セントラルリーグもいよいよ開幕!

そんななかタイガースの試合中継がみられない僕は遠足の日に風邪をひいた小学生のような気持ちで楽天イーグルスの本拠地開幕戦(対西武ライオンズ)と東京ドームの読売-広島戦をテレビ観戦しておりました。

楽天・山下大ちゃんの愛すべきパフォーマンスに関しては、あとでもうひとつ記事をあげます。新イラスト描きましたんで。


ともかくは、きょう開幕を迎えたセントラル各球場の開幕戦について、結果とともにちょっとずつレビューを。

◆読売2-4広島

ニッカンの速報より。

1点リードで巨人は9回にミセリをマウンドに。だが、大誤算。1死から広島ラロッカに同点の中越えソロ。緒方にも左越え勝ち越し2ランを許した。


このラロッカのホームランは、読売外野手側からの猛抗議が入り、堀内監督もベンチを飛び出して一時中断。
リプレイでもよくわからなかったのですが、スタンドの柵の上部(ラバーの部分っていうの?)に打球が当たり、上にはね、ボールがグランドに返ってきたんですね。

審判は即座にホームランのジャッジでしたが、あの高橋由が激しく抗議していたところをみると、なんとも微妙。
中断は約5分ほどだったでしょうか。
もちろん判定は覆らず、広島にとって9回表・待望の同点弾となりました。

そしてオープン戦から疑問符がついていたミセリがランナーを置いて緒方にどでかいツーラン。
これで勝負決まり。
明日もこういう場面でミセリを使うのか、堀内さん。

「オレが投げなきゃ、誰がやる?」
投げては黒田が完封勝利っす。

読売の最後の打者・小久保の打球なんて、去年までだったらフェンス直撃か、へたすれば入ってたように見える打球でした。
それがあれだけ詰まるんですから、今年は読売のホームラン数激減が予想されます。


で、今テレビ観戦していたのが中日と横浜の開幕戦。
ナゴヤドーム。

◆中日4-0横浜

川上と三浦の両大黒柱が投げあい、なんと9回まで0対0
最後の最後はアレックスがサヨナラ満塁ホームラン!
劇的!そのひとこと!

ウッズ・福留と歩かされ、塁を全て埋められたあと、ファールで粘りまくったあとの渾身の一発。

「アレックスの13球」

これはナゴヤの歴史に残ります。
中日応援ブログがうるさそうで、やだやだ(笑)。


◆阪神1-6ヤクルト


なにこれ?
エイプリルフールか?


この試合に関してはまったく見てないのでなんともいえません。
しかし、井川選手はたとえ味方が1点しか取れなくても、1対0で完投ができる投手のはず。
全てのセントラルの球場で、開幕投手がいい仕事をしていたのに、井川さんだけが取り残されてしまいました。

かといって打線も得点は金本の一発だけでしょ?
大阪ドームの大歓声は中継を見ていなくても想像できますが、他のセントラル開幕戦はどこも見ごたえがあっただけに、なんとも寂しい開幕戦になりました。





勝ち方でいえば中日ドラゴンズが劇的。
これ以上ない最高のはずみをつけました。

その逆、これ以上ないというまずい負け方をしたのが読売。
ジャイアンツは去年までの課題(=中継ぎ投手以降)を結局克服できていないことが早くも露呈。
故障者の復帰が待たれるなか、明日以降の救援投手陣のやりくりが見ものですね。

阪神ですか?
なんかスコアだけ見ていると「普通に負けましたけど、なにか?」って感じです。

なんとなく野球やってるってこと…ないですよね?


「はじめよう!みんなのブログvol.3」の、ブログに関するインタビュー

2005年04月01日 17時07分36秒 | ☆BLOG/その他
「はじめよう!みんなのブログvol.3」という書籍が発売されました。その22ページのgooの特集に僕のインタビューが掲載されております。このたび一冊送っていただきました。

編集のみなさま、僕のこのようなブログを取り上げていただきどうもありがとうございます。

ちなみにメールでのインタビューでした。
時期は一ヶ月ほど前です。

いっしょにインタビューが掲載されているのは「高円寺の女」いざまん「コンビニ・フリーク」kazumuchaさん。
(なんか、いざまんに「さん」をつけるのは違うかなぁと思い、敬意をもって呼び捨て)

コンビニさんは多忙で更新をストップしておられますし、いざまんはきっと自分のブログではこの件に触れないだろうと思うので、ここはワタクシが触れておこうかなと。

僕のインタビューは誌面の都合から、当然部分部分をカットして掲載されております。
で、せっかくなので以下に、メールにて行われた一問一答形式のインタビュー内容を完全収録させていただきます。

なお、質問内容以外の太字部分は補足です。






●gooブログを始めたきっかけを教えてください

gooのトップページを眺めていたら「ブログ」という聞き慣れない言葉があったのでクリックしてみたことがきっかけです。

「そうか、要するにホームページみたいなものが無料で簡単に持てるってことだな。自分のホームページ欲しかったし丁度いいか」ぐらいのノリで、いきなり登録してみました。

他のブログサービスの存在を知らなかったどころか、ブログそのものを見たことも読んだこともなかったですね。
実際はあったのかもしれませんが、それがブログだったのかどうか知るすべもなかったです。
でもgooはツールバーをインストールして検索などで普段から活用していたので、親しみと安心感がありました。



●ブログを続けていた中で、いちばん印象的なできごとを教えてください?

一番といわれると…難しいですね。

今リアルタイムで進行中なのですが、「野球ファン初心者のためのブログが世の中にあったらいいなぁ」という僕の問いかけに呼応してたくさんの人が賛同してくださり、実際にそのブログが立ち上がったんですね。

僕は言いだしっぺなんでプロデューサーの立場に立っていますが、なにかと危機が騒がれるプロ野球を盛り上げようと、たくさんのブロガーの方が呼応してくださったのは涙が出るくらい嬉しかったです。

ここで言及しているのは、もちろん「きょうろぐ」のことですね。ほんとうに嬉しかったんですよ。


●ブログをやっていたらこそ得られたこと、ブログをやっていて良かったことはありますか?

漫画家という職業ならではのことかもしれませんが、仕事が増えましたね。

gooはブログを開設するとフリーメールのアドレスがいただけるのですが、そのアドレスに直接お仕事のご依頼がきて驚いたこともあります。
旧知の編集者の方が僕のブログを見て「あ、こいつマンガだけじゃなくて文章も書けるのか」と感心してくださり、ライターとしての仕事を持ってきてくださったりもしました。

フリーで活動する表現者として、ネット上に連絡窓口を持つことができるというのは仕事の幅を広げるうえで、とても有利ですね。

もちろん「心ある野球ファンの皆さんとの交流」も得ましたし、「文章での表現力」も得ました。
それ以外でとあえて挙げてみました。



●逆に、ブログのせいで失ってしまったことや、ブログをやっていて嫌な思いをしたことはありますか?

とくに思いつかないんですよね。本当に。

そりゃ「お前のブログはつまらん」みたいな嫌なコメントをいただいたこともありますが、ずっと人気商売のフィールドで活動してきた僕だからかもしれませんが、そういう批判ってあまり気にならないんですね。
「もっとおもしろくなるように頑張ります!」みたいに、普通に返事してますから。

きょうも一つ、そんなコメントが届きました。(リンク先の記事の一番下)
この記事書くのには、ちょうどタイムリーでした。しばらく置いておこう。




●約1年間ブログを続けられたのは、なぜだと思いますか?

自分が面白いと感じることを他の方も面白いと感じてくださることが面白くて仕方がないから。
一言でいえば「面白いから」なんですけどね(笑)。

読んでくださる方が一人もいなかったら、きっと続いていなかったですね。



●何かブログを楽しむコツのようなものがありましたら、お教えください

最近思うのは、あまり自分のブログに関する決まりごとをたくさんつくらない事ですかね。
例えば「絶対に毎日5つ記事を更新するんだ!」などという自分の中での決まり事です。
それらに縛られてブログの更新が苦痛になることって、たぶんあると思うんです。

僕はあまりに忙しくなったら更新を休みますし、コメントやトラックバックをいただいた方のブログにお礼のお返事をすることも最近は少なくなりました。アクセスが増えたころから、その時間的余裕がなくなったからなんですね。

マイペースで楽しむことがブログを長続きさせる秘訣ですね。



●これからもブログを続けますか?

できる限りは。



●その他、gooブログ1周年にあたって何かコメントがありましたらいただければ幸いです。

一周年、本当におめでとうございます。

僕が始めた頃は3000ほどしかなかったgooブログも、今では開設数が13万ですか。これもひとえにスタッフの皆様の日ごろの運営努力のおかげだと思っております。
さすがに一年も経つと「同期」と呼べるような古参のgooブログもいくつかはなくなってしまい、寂しく感じることもありますね。
よりよいサービスの充実を、これからもよろしくお願いいたします。

個人的な希望は…アクセスランキングのカテゴリー分けでしょうかね。

まあ、アクセスランキングのカテゴリー分けは賛否両論かと思いますが、ちょっと思ったので投げかけてみました。




以上です、編集長。

現在このブログが運営できているのは、全て皆様のおかげです。
これは言いすぎでもなんでもなく本心であり、応援してくださる皆様がいなければブログなどとっくにやめていたかもしれません。
本当にありがとうございます。

きょうからセントラル・リーグのペナントレースも開幕。
今後ともよろしくお願いいたします。



◆参考リンク(アフィリエイトじゃないですから)

「みんなのブログ Vol.3」