今立っているこの場所を境に、ここから向こうがリトルインディア。正面奥に続くのがメインストリートのSerangoon Rdで、風景は突然ガラリとインド世界に変わります。
この日は日曜日。前にも書きましたが、日曜日は単身出稼ぎのインド系の方たちが休日を過ごしに集まってくるので、お顔の彫りの深い男性達でもう大変な人出です。夕方以降、さらに増える増える増える!
DVDショップの店頭で映画が流れているのを、集まって腕組みしながら延々と観ていたり、バイクが故障した人の周りに集まってあーでもないこーでもないと言っていたり、ちょっとした芝生におやつと飲物を運んで、楽しくお喋りしてはったり…(ビールか!と思ったらコーラだったりして可愛らしい)日曜のリトルインディアのこの雑然とした雰囲気、とても面白いです。(でも騒いだり喧嘩する人は誰もいません。)
インド音楽をガンガン流すCDショップに、ヒンドゥー寺院の供花の店。サリーの店にへナ・タトゥのお店、ローカル度満点の食堂。スパイスやお香の香りも漂って…
そしてここでもやはり、当たり前の事にきちんと気をつけてさえいれば、犯罪に巻き込まれる可能性は殆どない。シンガポールだからこそ、何も構えず気楽に味わいに出かけられる、インドの香りですね。(主に南インドの香り。)
余談ですがインド系男子は皆さん、髪をきちっと整え、ジーンズや巻きスカートにこざっぱりとしたシャツを着て、しかも身長に関わらず手足が長いのでそれらがとても似合う人が多い。連れ合いはいつも「ちっきしょーかっこええなあ」と悔しがっております。(笑)
ところでこの日、何だかいつもより視線を感じるぞ?…と気になり、連れ合いに尋ねたら「ソレやろソレ(笑)」手に持っていたコレ↓でした。(笑)
そうか、「何でこの子はタミルの雑誌を持っとるんや?」的な(笑)
mkのリトルインディアつれづれ。またお届けします。