TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

今年のタイプーサム。

2010-02-15 | リトルインディア&インドなもの
旧正月のお休みに入り(元旦は昨日)ようやくPCに向かえています。

開催から2週間もたち、今さらの感は否めませぬが(汗)
南インドずきとしては、一応タイプーサムの模様もUPしておこうかなっと・・



昨年は沿道からながめただけでしたが(昨年の様子はこちら
ことしは苦行の出発地、スリ・スルニバサペルマル寺院に出かけ

参加する人々が、孔雀のお神輿を体にセットする様子や
もろもろの儀式の様子などもじっくり見られたのが非常によかった。



お寺の広い敷地のすべてが、苦行の準備スペース。

お香がたちこめ、ずらりと孔雀の羽根をあしらった
カバディが並べられている中で

自分のかつぐカバディに祈りをささげている人
全身に針や串を打たれているまっ最中の人



串をさす痛みから気がまぎれるようにと
修行者の耳元で大声で祈りの言葉を叫ぶ家族や友人たち

気持ちを高揚させるために、周囲で炸裂するのは
南インド・バンドの激しいビート。



あっっ!!!

串ですな・・・(汗)

このタイプーサムで、串や針を体に打つときは
トランス状態にあり痛みを感じない、といわれますが

KLのタイプーサムでは実際、参加者の意識が別の世界に
いっちゃってるような妖しい雰囲気もあるそうですが

シンガポールの参加者のみなさんはどうみても
素面なんですよね・・(汗)

道中を練り歩くうちに、ハイになって踊り狂う人などは
ときどきいてはりますけど

明らかに開始時はどなたも素の状態。
道中も素の状態。冷静沈着。ひたすら我慢。忍耐。

ちなみに串のセット(?)時ですが

年季のはいったお父さんなどはさすがに余裕の表情。
でも若い人には思わず「痛っ(泣)」という表情が出ちゃう人も・・

余裕のお父さんが、やたらと男らしくかっこよくみえました。

肌で感じる、異文化です。
何度見ても、激しさの中に神々しさを感じる渋いお祭りです。

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