かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

アンジェラアキ

2009年03月15日 10時48分36秒 | みゆみゆとの生活
前に書いた、アンジェラアキ特集のビデオがいまだに我が家で人気です。
みゆみゆが、その中のアンジェラアキと中学生の「語り」のところまで覚えて、昨日夕飯時に突然、
「人をひっぱっていくって たいへんなことやとおもう」と言い出しました。

まてまて。
「みゆみゆ、人を引っ張るってどういう意味かわかるの?」
「うん。そりゃぁわかるよ 人が、ねころんでいて、その手をひっぱって、よいしょ・よいしょってひっぱるんでしょー。」
・・・やっぱり、そうなるよね。

一方のそうちゃん、このビデオを見たいとき、「手紙」をうまく発音できずに、こんな風に言ってきます。
「けがに!けがに! はいっ。(見たい、の最上級)」
毛蟹・・・

強くてやさしいのは

2009年03月15日 10時36分30秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆが、時々お父さんのことをあまり好きじゃなくなることがあります。
とは言っても3歳の頃お父さんに抱っこされて「たーすけてー!」と言ったことを思えば、今は良好な関係なのですが。
少し強く怒られたりすると、
「おとうさんはこわいから いっしょにねたくなーい」とか言うこともあり。

何日かそういうことがあったので、みゆみゆを呼んでお話ししました。
「あのね、みゆみゆ。お父さんは、本当はすごく優しい人だよ。みゆみゆのことが大好きだし、心配だから、時々怒ることもあるんだよ。本当は、強くて、優しいの。」
真剣に聞いていたみゆみゆ、
「そっか。おとうさんは、つよくてやさしい、はっけっきゅうみたいなんだねっ
はい?白血球って言った?
「だってー。はっけっきゅうは、わるいやつをやっつけて、まもってくれるから、つよくてやさしいよ。」
なるほど。

そういえば、その数日前、そうちゃんが39度台の熱を出したにも関わらず1日で完全回復したとき、
夫婦でそうちゃんの白血球を大絶賛してたのだった。

「さっすがそうちゃんは違う。白血球も落ち着きがなくて猛スピードでお仕事してるんやわ。」
「ほんと、スーパー白血球だね。大学病院に一回サンプルに出したら、倍の速さで動いてる、とか結果でるんじゃない?」
真顔でこんなこと言っていた私たち。
みゆみゆが知らず知らずのうちに耳にし、「強くてやさしい白血球」がインプットされたのかも。

そのうち「修理上手な血小板」とか「殺菌するなら胃酸」とか言い出すかな?