「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

「入院106日目(外泊)」

2005-06-24 | 入院生活
今日から外泊です。今回は、みゆが金曜の10時に観たいTVがあったので、
3泊の外泊をお願いしました。

朝、病院へ着いて、夕方退院するイクミちゃんとみゆに
お揃いのTシャツを持って行きました。
二人は「可愛いね~」と早速着て、看護師さんや患者さん達に見せに行っていました。
また、私からイクミちゃんとイクミちゃんのママへお手紙を書きました。
みゆも震える手で、手紙を書いていました。
イクミちゃんが居なくなると淋しいですね・・・。

夕方みゆを迎えに行くと、お昼過ぎにイクミちゃんは退院していました。
ガラーンとイクミちゃんが居なくなった病室は広く感じます。
賑やかでパワー溢れるイクミちゃんなので、大きな存在でした。

夕飯前に外泊したので、みゆと自宅へ帰る前に外食しました。
みゆのリクエストで『びっくりドンキー』です。
みゆが「チーズバークディッシュ」と「チョコパフェ」を食べました。
夕飯時間でもあったので、お店はとても混んでいました。

食事が届く前に、みゆが「トイレに行きたい!」と言うので、付いて行きました。
みゆは「ママ、みゆは大丈夫だよ!みゆ一人で大丈夫だよ」と言って、
私が付いて行くのを遠慮しました。
みゆにはも自信がついてきたのかな?
それでも、心配なので、付いては行きましたが・・・・。

夕飯の後、みゆの中学の近くを通ったので、学校はみゆと連れて行きました。
入院して以来、初めてです。
みゆは「懐かしい~懐かしいなあ」と何度も言っていました。
2年になって担任が変わったので、先生とも初めて会います。
その事で少し緊張してる様子のみゆです。突然の訪問に快く迎えてくれました。
制服も着ず、普段着なので、失礼してしまったのですが、連れて行ってよかったです。
先生と、「はじめまして」の挨拶から始まって、いろいろ話しをしていました。
みゆも頑張っているのが一緒にいた私にも感じらてました。
会話もスムーズで楽しそうです。1年の時から2年に持ち上がった先生方も
みゆを覗きに来ました。「みゆさん、よく来たね」と歓迎してくれました。
先生が「中へどうぞ」とおっしゃってくれたのですが、みゆが
「ここでいいです」と、職員玄関で10分程度話をしました。

みゆにはとてもいい経験になったようです。
帰りの車の中で、先生の印象や「早く学校へ行きたい」事を何度も言っていました。

自宅へ帰ってから、机に向かって勉強を始めたみゆです。
何か、『やる気』が出て来たようです。勉強の理解はあるようです。安心しました。
でも、体力の衰えで、鉛筆を持つ力がありません。
震える手でか細い字を書いています。それがとても疲れるようです。

今晩は、楽しみにしてるTVがあります。
8時に寝て、10時に起こしてあげました。

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