「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

「入院45日目」

2005-04-24 | 入院生活
今日はとてもいい天気でした。
みゆのベットの頭の位置を変えて、お日様を浴びてお昼寝をさせました。

週末は実家で泊まってるので、朝少し遅めに病院へ着きました。
みゆは、また泣いています。
一体、どうしたんでしょうか?
先週も遅かったけど、泣く事もなく、一人で食事も出来てたり、
顔を洗ったし、身支度も出来ていたのに・・・。
看護師さんの手助けで朝ご飯をディルームで食べたそうです。

私に抱きつきて泣いていて、昨日より、不安定な感じがします。
聞くと、まだ顔も洗っていない・・・。こんな事は初めてです。

食事の時、最初に2口までは自分で食べますが、「あとはママがして!」と甘えます。
私の手助けが度を越して、わがままになってしまったのか?
見ていても、手が震えています。喉も飲み込みずらい状況です。

おやつの時間に親戚が来てくれて、シェークを差し入れてくれました。
暑かったし、冷たい食べ物は嬉しいものです。
ミスドーもリクエストしたので、みゆは美味しそうに食べていました。

夕方、少し調子が悪い感じになった途端、鼻血が出てしまいました。
熱も37.5まで上がっています。
みゆがその時「また、違う人格が出ちゃう。怖いよ」と言い出しました。
みゆは二重人格ではありません。きっと自分でそうだと決め付けてるようです。
こんな発言も、妄想の一種です。
みゆの言う、『違う人格』とは・・・「ネアカな人間」だそうです。
「ネクラ」の反対です。みゆに「それじゃ、いいじゃん、その人格」と言うと、
みゆはネクラなので、全く正反対の人間は出るのは、非常に苦しいそうです。
でも、その「ネアカなみゆ」は出た事がありません。

不安定なみゆは、益々落ち着きがなく、詰所の看護師さんにいろいろ話しを聞いてもらっています。
そうする事で、一つづつ、みゆ不安はなくなって行くのです。
でも、また消えたはずの不安が出てきたり、新しい不安があったら、詰所に行きます。
それを何度も繰り返します。
これが『心のリハビリ』ではないでしょうか?
その時は、私はずっと病室でみゆの帰りを待っています。
みゆがママに気兼ねなく、担当の看護師さんに甘えて、本音を言える環境が大事です。

安心したみゆは、夕飯を終わって、ぐっすり眠りました。
また、明日の朝は、早く病院へ行くからね・・・・オヤスミみゆ。

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