「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

「初コンサート・大塚愛」②

2006-04-17 | 休日
仙台駅の大きさ・広さ・人の多さにみゆは驚いていました。

ホテルは駅前に予約したので、地図を見ながら、ホテルを目指しました。
駅前は歩道橋が長く続いていて、階段を利用する事ばかりです。
みゆには、少々大変だったかも知れません。

駅前・徒歩10分のホテルは、みゆにはずいぶん遠く感じたようでした。

「まだ?まだ?タクシーで行こうよ」

そう言いつづけるみゆを元気づけて、ひたすら歩きます。

やっとホテルに着いたのが、2時前でした。
チェックインが3時なので、どうかな?と、思いましたが、
お部屋の用意が出来ていたので、早くお部屋に入れました。

歩き疲れたみゆを、コンサートの時間まで少し休ませました。
コンサートは6時半開演ですが、その前に少し軽く食事をして、
ホテルを3時半には出る事にしました。

みゆは熟睡です。
相当、疲れたようでした。

時間になりやっと、みゆを起しました。

ホテルの方に聞いたところ、コンサート会場までタクシーでも、
千円くらいのようです。
最初は、駅まで行って、地下鉄で行こうとも考えていましたが、
みゆは「タクシーに決定ね!」と・・・・全く歩く気、なしです。

ホテル前からタクシーに乗ると、女性のドライバーでした。
みゆは
「女の人って珍しいですね」
と、そのドライバーさんに話し掛けたのです。

人と話す事は大好きなみゆでしたが、初めて会う人に話し掛けるなんて!?
私は正直驚きました。
これからコンサートだし、みゆは機嫌がよかったのかも知れません。

そのドライバーさんも話し好きな方で、楽しく会話が出来ました。
みゆは、大塚愛のコンサートへ行く為に、
はるばる青森からやって来た・・・そうも話していました。

「春休みに、お母さんと旅行なんて、いいわね。幸せだね」

そう言われて、みゆは照れていました。

ドライバーさんは50代の方でしたが、大塚愛を知っていて、
みゆと楽しそうに盛り上がっていました。

コンサート前に、何か食べる話しをしたら、
会場手前の繁華街でおろしてくれて、いろいろお店まで紹介してもらいました。
とても、いい気持ちでタクシーを下りました。

141ビルの中の、ワッフルのお店で軽くお茶をしました。
おしゃれなお店で、「都会だね~」と、言いながら、ワッフルを頬ばっています。
みゆが注文したワッフルは、果物が豪勢に乗ってる、キレイなものでした。
みゆも「どこから食べたらいいの?」と、迷っていました。

食べ終わって、いよいよ会場まで向かいます。


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