「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

「初コンサート・大塚愛」④

2006-04-22 | 休日
会場前は凄い人でした。
あまりに長蛇の列に、並んでる途中、みゆはトイレに行きたくなりました。

せっかく並んだのですが、知らない土地で、
みゆだけどこかのトイレに行かせる訳にはいきません。
列を外れて、会場そばの、コンビ二まで歩きました。

コンビニの中も、トイレを待つ人や、コンサート開始までの時間つぶしの人や。
とても混んでいました。
みゆは我慢できるのかな?と、思ったくらいです。

みゆがトイレを出た時間は、もう、コンサートが始まる10分前くらいでした。

急いで会場まで走りました。

会場は、スモークでも炊いたような感じで曇っています。
みゆはあっちこっち見たり、ドキドキしてるような感じでした。
座席は前から10列目なので、肉眼で大塚愛を見れそうです。

いよいよコンサートが始まりました。

みゆの大好きな大塚愛が登場しました。

「キャー、愛ちゃん」と、会場中は、ヒートアップです。

みゆは「可愛いね。可愛いね」と何度も言っていました。
知ってる曲をどんどん歌っていきます。
みゆも一緒に歌っています。

コンサートは、ほとんどは立って見ているものです。
少し歩くだけで、疲れた!と言うみゆは、終わるまで持つのかな?
と、不安がありました。

何度かは座りましたが、ほとんどは立っていました。

大塚愛と一緒にジャンプしたり、手拍子したり、左右に揺れたり・・・。
とても、とても普段のみゆからは想像も出来ません。

歌の途中で、何度も知ってる曲を私の耳元で歌って聴かせてくれました。

スローな曲の時、ジーンと泣きそうになったようです。
感動していました。

後半の元気のいい曲では、ノリノリでとても楽しそうです。

トークの時も、楽しそうにウケて笑っていました。

「愛ちゃん!愛ちゃん」と何度も呼びかけていました。

本当に楽しかったです。
大塚愛は、本当に可愛く、性格のいい子なんだろうな、とそう感じました。
歌もとても上手でした。
ピアノの弾き語りの時・・・クラッシクコンサートにでも来てるような、
そんな優雅な気持ちになりました。

仙台まで新幹線に乗って、行った甲斐は充分ありました。

みゆも私も大満足でした。

夕飯がまだだった私達は、牛たん専門の居酒屋でご飯を食べました。
居酒屋でご飯・・・・・みゆと二人でご飯。
みゆが少し、大人びて見えた感じがしました。
ご飯食べながら、コンサートの余韻に浸りながら、楽しいひとときを過ごせました。

牛たんも美味しかったです。

次の日は、在来線で『松島水族館』まで行ってきました。
水族館だと、建物の中で、天候に左右されないし、疲れたら、休む椅子もあります。
ゆっくりいろいろな魚を見てきました。

仙台駅まで戻り、お土産を買って、青森まで帰りました。

とても充実した、母娘旅行が出来ました。
行くまでは不安はありましたが、無理せず、休みながら、どうにかトラブルもなく
旅行を終える事が出来ました。

「次は、オレンジレンジに行きたい」

と、コンサートの楽しさにすっかりはまったようです。

みゆは早速、学校でコンサートの話しをみんなに教えたそうです。
とてもとても嬉しそうだったみたいです。

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