冬の乾燥や風邪などの対策に有効とされる加湿ですが、加湿しすぎは禁物です
カビが繁殖する条件には、温度・湿度・栄養源の3つが挙げられます。
まず、温度は20〜30℃、
そして湿度は60%以上であること。
3つ目の栄養源については、ホコリや人の皮脂など、たいていのものがカビの栄養となります。
冬は温度も湿度も低いので、本来ならカビが生えにくい季節ですが、近年の住宅は高気密で湿気がこもりやすく、暖房で温められること、またホコリや汚れが常にあることで3つの条件が揃い、カビが生えやすくなるんだそうです
家の中でも特に発生しやすいのは、やはり浴室やキッチンなどの水回り。
1年を通じて気を付けたい場所とのことですが、冬だからこそ注意したいスポットもあるそうです。
ひとつは、窓際。室内と室外の気温差が大きい冬場は、窓ガラスなどに結露が発生しやすいので、とくに注意が必要です。
この結露の水分と窓際に溜まりやすいホコリが揃うことで、カビが生えやすくなります。
もうひとつは、加湿器です。水分も栄養源も揃っているので、冬だからこそ注意したいカビスポットです。
タンクの中やフィルターなどの手入れはこまめにして気を付けたいですね
暖房を使うときは適度な換気をする、
また、家具と壁の間を空けることで、掃除がしやすくホコリが溜まりにくくなり、風通しもよくなります。
乾燥とカビ対策をしっかりして、快適に冬を過ごしましょう