Dr-Hの船外機のお話

船外機のメンテナンス

TOHATSU・MFS2Bの定期点検の続きですわ!

2013-12-11 16:46:29 | ブログ

皆様ご機嫌はいかがでしょうか。

本日の私は、朝からCR-V君のタイヤの点検を・・・

最近、やたらと轍にハンドルが取られるので、今朝も出勤途中に

勝手に横に行くので、確認しましたが・・・

Taiya

う~ん、そろそろ内側が厳しいかな~

スリップマークも、もうすぐ・・・・・

誰ですか!「バイクのタイヤみたいや」といった人!

「もったいないお化け」が出ないように完璧に使っているだけです。

しかし・・・もうすぐ溝残1.6mmに達しそうです。

おまわりさんに捕まる前に、そろそろ会社にタイヤ交換の申請をしようと思います。

もちろん、ノーマルタイヤです。

私は、空気圧を気分ですぐに変えます。

CR-V君の標準空気圧は、前1.8、後ろ1.7です。

夏ごろはずっと2.2ぐらいで走ってました。

秋は2.0でした。

現在、前後とも1.8です。

乗っていて、なんとなく「固いな」とか「やらかいな」で

変更しています。

それだけのことですが、少し、気分が変わります・・・

で、MFS2Bの点検の続きです。

(画像をクリックすると、拡大します)

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ポンプケースのボルトは、本当に折れることを覚悟しながら、抜きました。

しおしおです。

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インペラーは、使おうと思ったら使えますが、おそらく1度も交換を

していないと思うので、オーナーも気にされていましたし、交換します。

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ネジ穴は、塩でびっしりです。

トリルやタップで塩を除去します。

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ボルトも再生します。

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さて注文していた部品がトーハツパーツセンターよりやってきました。

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トーハツさんも、部品比較的安いです。

良心的?

オイルを下抜きしたら、ドレンボルトのアルミパッキンは、必ず

新品に交換しましょう!

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部品価格¥63-です。

換えないほうが、おかしい・・・

でないと、オイルがにじんだり、無理に締めてねじ山をつぶして・・・チーン♪

最近はステンレスだと電気腐食を誘発しやすいからかその防止の為か、

はたまた他の理由からか、どこのメーカーもメッキのボルトが多く使われます。

で、ほんの少し錆びやすいです。

(私は、電気腐食しにくく、折れにくいこのボルトの方がずっと好きです)

で、タッチアップしてください。

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ギヤオイルも交換時には、ドレンボルトのパッキンを交換しましょう~

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ギヤオイルのレベル穴のすぐ上に見えている小さい穴は、

ポンプケースの中に水が残らないように外に出す穴です。

2015

さて、ギヤケースを組み上げます。

「ヒーヒーヒー~」

2011

相変わらず、このバーチカルシャフトとウォーターパイプとシフトシャフトを

ここでつなぐこの伝統的な方式は・・・・苦手です。

BF225Aのギヤケースを組みより時間が掛かります・・・私だけ??

サーモスタットも・・・

2012

ここは、点検だけです。

陸上保管ですし・・・・

さて、試運転です。

2013

キャブレター内に海水(塩水)が入って固まっていたので、

洗浄液では塩は溶けないので、エアーやワイヤーやパーツクリーナーで

必死で掃除しましたが、届かないところもあるので、緊張します。

最悪を想定して、裏技を先生に聞いていたのですが・・・

大丈夫でした!

ホッとします。

2014

最後に十分暖気して、ベースアイドルの調整をします。

完璧です。

で、オーナー様は「点検完了」のご報告で当日お引取に

きていただきました。

お正月の鯛を釣りに行かれるご予定だそうです。

海の神様、年末は穏やかでありますように・・・