ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

緑の街

2019-05-18 22:29:23 | 受けて立つ
曇りから晴れ。24-17度。


レッスン日だった。
私は『プレバト』の中のバイオリンの件が(一昨日のコメント欄)が気になって、
「タイスの瞑想曲」の楽譜を眺めている。
この曲は飽きるほど聴く曲で、
弦楽器フェアでもこれか、「朝の挨拶」を弾きながら、楽器を弾き比べている人が多かった。



俳優さんが5歳から14年間練習して、番組でダメ出しを出されているわけだから、自分なんか今更と思うわけだ…。
(私は習っていない人、全く弾けない人が、努力を積み重ね、弾いている人をバカにするのは厳しい。)
しかしながら、現在習っていると、動画の演奏に疑問もあり、
この演奏で自分の感じた印象が果たして正しいのかどうか、先生に伺うのが一番良い。

練習していたら、時間になった。

カクテルや、
苗代苺や、

園芸種も、雑草も晩春を謳歌している。


夏の花に植え替えられたタイヤのプランター。



到着。


今年知り合った、私より前の予約の19歳下のY君、嬉しそうに私にスマホを差し出す。
「耳コピで、『世界に一つだけの花』演奏を動画に撮りましたっ!」
色々楽しいお話をする、懐かしい文科系クラブの雰囲気だった。
彼はポピュラーを本当に好み、私は古典的な練習曲が大好きなのだ。

帰り際に、一人でスマホで動画撮影する時のコツをうかがう。
そうだ、みんなでナルシスト上等ではないかwww
自分を客観的に見れないと、上達の道はないと思う。

レッスンは時間オーバーで有り難かった、充実していた。
例えば、ボーイングは最初はひよこをつまむように、猫の手と習うのだが、
もはや、そんな段階ではない。
私の弓のバランスの癖を治すのに、私は自分で印をつけたが、広範囲過ぎて笑われた。

第一と第二関節の中間点の点に弓を押し付けるのだが、
また、僅かな半月を描くロングトーンを延々やる。
全てセンチ単位、いやミリ単位。(この方が手首が柔軟に動く。バレエの白鳥の翼の様に。)
「先生、この楽器は上半身の柔軟性ですねぇ。むしろ開脚180度が憧れなのにw」

ああああ!ビロローンと広範囲に滲むインク。正解は点です。


「先生、私、海賊王✖荻野吟子◎になりますっ!」
荻野吟子ウィキ
日本で最初の女医、荻野吟子は、解剖図を覚えるために、自分の体に臓器を書いて暗記したお話を先生にするw

細かく細かく、一音ずつに、気が遠くなるほど表情をつける作業。
思わず溜息をついて、先生に笑われる。
先生「しつこいでしょ、しつこいんですよ。」
当然、プッチーニの楽譜にはない。楽譜をただ弾くのでない。
全部イメージを入れ込んでいく。
そうでないと何十回練習しても綺麗に聞こえないのだ。





覚えた弓順も代わる。


ト調なのに、途中からイ調で弾いていたというwwwうっかりミスもあった。


このフィナーレは、上手いと褒められた!ホッ!

こうして、しつこく練っていると、
自分で何回も予習しても、進歩なし、今一だったものが、
たった一回の指導で、ものすごい良い曲になるのには毎回驚く。
音もだ。

練習が終わり、
私は一昨日のブログのコメント欄に貼った『プレバト』の動画をスマホから先生に見ていただいて、
自分の感想(曲想がないような、全部レガータのような棒読みに聴こえるのは自分の耳が変なのか?、自分は14年後どうだろうか、いや死んでいますってw)等お話をした。
この俳優さんの基本的な演奏スタイルは、先生も基本通りで綺麗だ~~と唸るほどの完璧なのですが、
先生とお話して、私の思っていた疑問が晴れた。
この楽器は音楽性、センス、個人差が大きい楽器なのだと。
そして、勇気づけられた。
(先生は14年たたずとも、2年位で動画よりも上手く弾ける、この曲は簡単だと励ましてくれた。)

やはり、生きている限り夢は持ちたい、前に進もうと思った!!

帰り道に不思議な花が売っていた。



(これって、ネズミ―ランドに怒られないのかしらん?)

この小さな街も、今は花盛りだ。
花を追って、少し散歩をした。














抜かねばならぬオオキンケイギク。








いつもの河原は、むっとする緑と野鳥の声で一杯だった。


















市井の人が育てている花に和まされる。

そりゃあ、誰にだって色々あるだろう、
書ききれないほどの哀しい事や大変な事。
帰宅してから、雑念を払って復習し、
古本@30円で、少し前に話題になった奴隷史を一冊注文した。
人生は短い、
如何にバカにされようとも、誰にも恥じることなく、
私は私の好む曲を努力して弾き、私は私のテーマを読む。

おおむね幸せな一日とし、締めくくるのが一番なのだ。




(※個人的に連絡です、(´∀`*)ウフフどんぐりさんってオ・チ・ャ・メ♡)


緑の街 (オルゴール)


忘れられない人がいる どうしても会いたくて
またここへ来る 思い出の場所へ
その人のために今は 何もできない
どんな小さなことも あんなふうに

もしできることなら あの日に戻って
もういちどそこから 歩き始めたい
誰より君のことが 君のすべてが
今も好きだとそれを 伝えたい

届け この想い あの日の君に
届け この想い 今の君に
いつかきっと会える その時まで
僕はここで待ってるから
いつまでも待っているから

傷つけた人がいる ただ若すぎたから
流れた涙も 気づかないで
緑が街を やさしく 包む頃は
別れた時の君を 思い出す

届け この想い あの日の君に
届け この想い 今の君に
いつかきっと会える その時まで
僕はここで待ってるから
いつまでも待っているから

届け この想い あの日の君に
届け この想い 今の君に
いつかきっと会える その時まで
僕はここで待ってるから
いつまでも待っているから

いつまでも待っているから
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