ラスコー⇒日光でケッコー

曇りのち晴れ。

私が「ラスコー展って、洞窟をフランスから持ってこれないのに、再現度がすごいらしいぜ。（←しかも発見した少年、老人になってまだ存命ちう。）」と一言言ったので、
多動な旦那は、（興味がそれまでなかったにもかかわらず、）すっかりラスコー展に行く気になってしまっていた。
そして、朝起きるなり、行く気になって上機嫌で支度をしていた！！

動物の世話をして上野界隈行くことになったが、
私は「ラスコーでなくても、隣のクラナハでもなんでもいいじゃん、歴史に興味あったっけ？」と聞くと、
「クラナハは全然知らない、ラスコーは何となく知っている」という回答。



走り出した途端に、「先週は日光に行って紅葉と言っていたよね？私が凄いと言ったからって、ラスコ―でいいのか？」と聞く。
また「貧乏だし、そうそう出歩かんでも、必要な買い物をして家で大人しくしていてもいいのだが？」とも言う。
職場の気の合う同僚がキャンピングカーで休みの日は一日中出歩き、それの影響が大きく、徘徊に輪をかけていると思う。
職場ではその同僚と「休みの日はどこに行こうか」しか会話していない模様。
帰宅すれば、その同僚が「今週はどこに行ったか」が食卓での話題である。
多忙の転職前は、私と静かに市で一番大きい図書館で過ごすのが週末だったのに、
暇なところに転職してからの２年は、貧乏なのにいっそ体力を持て余してバタバタしている。
「小✖、暇◎人閑居して不善をなす」」パターンかも。
自分のブログを見てみても、この２年は旦那の出張時から何も作っていないし、
居ればなんだかんだのお世話で、その気力までが無い、
また、勝手に不規則勤務を組むので、「ええ今日やすみかよ？」と日常が振り回されている。

結局「ラスコーは来年２月まであり別にそれまでに行ける、紅葉は今年はもう終わりだねー」との話をしていたら、車はいきなり日光へ進路を変える！

さの丸とラーメンで有名だが、私はこの耳うどんが気になった。

紅葉おわりだってーのに、日光へ、



平地はともあれ、いろは坂はもう紅葉は散っていたです。
では中禅寺湖に行ってみよう！

水が綺麗。





さて、東京上野の森の博物館をうろつくつもりの服装だったので、綺麗でも湖畔が寒くてたまらない。
観光客は、コートやダウンを着ている人も多し。

私の好きな竜頭の滝へ。

ここは高低差があり、上っていくうちにすっかり体が温まってしまった。






長野ではハチの子の缶詰を見たことがあるが、関東と同じイナゴの佃煮。


そして、日光と言ったら華厳の滝。







〆は日光東照宮という、修学旅行のコースをたどるのだが、
行く途中で、

「うん？猫、猫、寒そうじゃねえか？」と走行中の車でも気が付いてしまう。
場所はチーズたまご？とかいう銘菓の販売店とこの教会の間。

そのあとは、猫の事が心配で、観光なんかどもうどうでもいいモード。
旦那は「猫なんて、冗談じゃねぇ」という感じで、さっさと東照宮へ。

現在修復中でザマー。



勿論修復も公開中なんだが、今の季節三時半まで、行ったのが４時近く。

隣の日光二荒山神社へ、「一番初めは一宮～♪」という古い数え歌の一宮である。




神社内にはパワースポットがあるらしいが、そこまで行かないで帰宅する。


結構な旅だが、猫だよ、猫、見かけてから、ずしーんと心配。
この猫が心配で、今日の旅行の全てが吹っ飛ぶ。
写真も一杯撮ったが文章書いていて、猫のあたりで観光などどーでもよくなりテキトー。