ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

美しいものをみた

2020-02-24 22:21:44 | 時は輝いている

快晴。16-7℃ 

雲一つない青空が広がり、キジバトがつがいで訪問していた。

昨夜、つまり今日の明け方まで強制給餌をし、

今朝も強制給餌から始まる。

 

深夜の最後の強制給餌の後、ようやく、その日の新聞を読むのだが、素敵な学生さんのお話。

読んで思った、私はこの御歳ではないが、「今現在、高校、大学時の学力が残っているのか?」というと、この今現役の学生の方には、全く劣るだろうと。

過去の栄光の余禄で、ずっと誇り高く生きていける人は多いけど、現在も、過去同様に大事なのだ。

スタートがどうであった、それで人生が躓いたとしろ、そのまま愚図愚図死ぬまで言い続けるより、ずっと良い。過去は戻らないのだ、自分を育てる人が好きだ。

自分の希望であったのだから、再び学ぶのはとても楽しかったに違いない、この方はきちんと仕事もやりとげ、学問も目標に達し、こうして人生をアップデートされ、心残りが減ったに違いないと…。

テレビをつけたら『塩野七生と十代対話』を放映、慌てて録画をした。

 

某学習塾に行く時間だ!更に復習をし、出発。

シャープペンシルの芯が足りなくて、途中100均に寄って買い足してから。

到着すると少子化が疑われるほど、塾は子供達で溢れかえっている、皆、大体私とスタートが同じだが、私は一応もうやって来た大人なので、早く進んでしまう、でも、そのうちに壁が来るだろう…。

ノリノリで娘の様な講師の先生の前で、暗記して来た事を披露し、その問題に関係ない余計なセリフも暗記しており、ついでに入れて笑わせる、発音が良いと褒められる。これだけは育った環境に改めて感謝する。学生当時は虐められたが。隣の長文読解の男の子を見て「ちげーう」と言いそうになり、大きな体を縮める。

講師の先生に「こんなに宿題持ち帰って、大変じゃないですか?」と言われるが、「ワタクシ、何とか尋常小学校、中学校は出ています、それ以降は聞かないで下さい、大丈夫です」と、貰ってくる。

世の中で一番大変な修行がバイオリンで、ありゃー確実に、大人はちびっこに耳と身体で負けるが、これはきちんと勉強すれば楽勝。報われる学問だ。

宿題を鞄に入れ、散歩コースに急ぐ、ついでに体も鍛える。2日前の記事、ウェストを意識せよ、下着の上にベルトをゆるくつける、これは物凄いドローイング効果で、内蔵脂肪が減ってきた。

川の方に降りていくと、素晴らしいクラリネットの音色が聴こえてくる…。

私はこういう自己充足している人が好きだ。

このお気に入りの場所で、私もいつかバイオリンを練習しようと思って2年、憧れを先に見れてとても嬉しかった。とても素敵な風景だった。

管楽器は弦楽器より力強く響く特性がある、「上手だなぁ…」と思いながら、風に乗って来るその音色を楽しみつつ離れる。

ああ、日が延びたうえ、今日は何て暖かく、いい日なのだろう。

鞄を投げ出し、再び海へ向かう。

黄金の陽射しの中にいる、金色の生き物、

さくら耳にカットされた猫ちゃんに遭遇した。

とても絵になる、猫写真家、岩合さん並みに、絵になる猫ちゃんだった。

猫ちゃんが下に降り、あがってこれるか心配したが、、、

何とお世話をしている方々が、テトラの上に猫ちゃんに水を提供していたのだった。(ペットボトルの横に穴が開いている。)

人間には、この突堤の上り下りだけでも、命がけでしょうに。

何とかしなくてはならない、その美しい心で、野良猫はお世話されていた。

私はこういう、名も無き、美しい事の実践に、近頃目を瞑ってきたような気がしてならない。これは野良猫問題に限らずだ。

八方美人になれない私にとって、最後まで大事なものとは何なのか、譲れないものは何なのか、問われている。(私は、私の世界が見たい人だけで、記事は良いと思っている。どうしても、面白いものは書けないのだ。)

 

急いで帰宅。こちらの猫も待っている。

 

 

 

【おまけ】

Stand Alone

【FULL】坂の上の雲 オープニング

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4 コメント

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寝てないあなたへ (keikoです!)
2020-02-25 12:56:52
こんにちは!

みゃーさん、この間、初めて赤い服を買ったと言っていたでしょ?差し色に。。。ということでしたが。。。

カラーセラピストの私、ちょっとおせっかいにも気になりましたので、勝手にみゃーさんをカラーセラピーしてみました

普段は青や緑が好きだと。。。
で、この間、初めて赤を選んだ。。。

なるほど~


そんなに自分を追いつめて自分で自分にプレッシャーを与えないで!と、あなた自身が悲しんでいます。
落ちつきと安らぎのある生活を持つことは、心にゆとりを作り、行動力と慎重さのバランスを上手くとることができ、必ず成功へと導きます!

自分の哲学や思想に押し潰されないように、楽天的に物事を捉える必要があるかもしれませんよ

あなたは、無限の可能性を持っているのです!
自分の限界に焦りを感じたり、やりたいことや、手に入れたいものに固着せず、方向を変えることや 引き際を見極めることは、挫折ではありません

長い目で見た場合の成功や、幸せの為に、少しだけ立ち止まってみることも、時には必要だと、あなた自身が言っています。。。


長くなりましたが、あくまでも参考までに



差し色の赤、きっとステキよ~ん
返信する
スタンダールの「赤と黒」 (みゃー大工)
2020-02-25 13:26:01
keiko様。

白と灰色と水色と、カモメと海のような色彩、
あらゆる緑、森林から草原の様な色彩が好きですね。
赤、ピンク、黄色系がダメで、あえて言えばエンジ、オレンジは着ます。

近頃、猫も減り、猫の抜け毛がめだたないため濃い色が着れる、
がっ、
ほとんどが黒と紺と灰色に埋め尽くされているクローゼットwwwww
せめて、襟に赤を入れようと買った次第でごぜえます。

つーか、色が真っ白で気味悪がられていたのに、
肌の黄くすみが辛い、糖化で顔が黒いのが辛い_| ̄|○
何色着ればいいんぢやああああ。
ついでに、くびれも消えた。色も、洋服の型も問題だwww

今の生活に安らぎなんてありませんわ。
それは、産まれた時からかもしれない。
悩んで悩んで、そのまま何十年もすごし、一生これはもう嫌だ!と反旗を翻す晩年だったwwww


沖縄に永住したーーーい、
しかし、今ある洋服が沖縄では必要無くなるぅううう。
沖縄に住んだら、絶対Sさんのように、
夜中に猫を乳母車に載せて散歩する決意でございます♡
あれはいいわ~。彼女みていると元気が出るわっ!

色々とありがとうございます♡
返信する
Unknown (tonnko)
2020-02-25 18:20:27
夕陽と海と猫、素敵ですね。先日、沼津の千本松原の海の景色を想い出しました。
太陽の陽が海面の雰囲気を一変し、静かですけれど、強い主張を感じました。その時も暫く見とれて動けませんでした。

猫ちゃんと夕陽と海の景色。詩的な景色に見とれていました。実際の景色を見たい、そう思いました。

そして、良いところに住んでおられる~、と少々羨ましく思いました。

いつもいつも猫ちゃん、それも体調の悪い猫ちゃんたちのお世話をなさる、みゃー大工さんを尊敬しています。凄いです。
御身を大切にしながら、頑張ってください。
返信する
いえいえ、汚い人工海岸ですよ。 (みゃー大工)
2020-02-25 20:32:40
tonnko様。

いつも同じ写真のように、家の窓の外からは何も見えませんし、
海も、東京湾側は汚い人工海岸です。
田舎は国定公園でしたが…。
毎日、息が詰まりそうになります、
都会なら都会の賑やかさ、華やかさがあるでしょうし、田舎なら大自然がある、その両方が無い、
中途半端に汚い街だからです。

なるべくキレイな所を切り取っているだけでして、
時折、このまま、この場所で終わるのは嫌だと後悔します。
昨日はこの後、富士山が見えたのですが、撮影しませんでした。

そういう街で、気を取り直して、音楽を習い、もう一度、外国語を習い、
私はもう十年近く余り、発声していないので、
昨日あたりから声が、スラスラ単語が出てきて、
自分でも、とても感激しています。

ただしいつまで前向きでいられるかわかりませんが、
人生というものは、そんなには喜びにあふれていない、自分は今日は鬱傾向ですし、
そういうものなんだろうと思います。

tonnko様も毎日丁寧に暮らしておられる、
お互いに頑張りましょう。
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