坂道のアポロン

快晴。２１－７℃

一気に気温が上昇し、今日は練習の後は出かける予定だ。
食欲が止まらなくて、体重は増加傾向にあるのが悩みの種。
手芸や、絵は、食事するのを忘れるのだが、
音楽と、勉強と、スポーツは、お腹が空いて堪らない。

今朝から、新しいミュートに変えた。

高いけど、弦が良く見えるの。
そして、これは正解だったと思う。
寄り道しなければこのミュートの良さはわからないし、
仕方がない回り道だった。
多分、人生ってこうなのだ、
あれこれ試行錯誤しなければ、ぴたっと決まらない事が多いのだ。

初めての月謝を、自分の預金から振り込んだ。
大丈夫、計算しても、私が１００歳になっても足りなくなることはない。
だから頑張って長生きして、楽器を弾き続けよう。

さて、今日はＪＡＺＺがテーマの「坂道のアポロン」を観るのだ、主題歌は小田さん♡

時間まで、ショッピングセンター内で時間をつぶす。





花は育てきれないほどの園芸品種があり、


本は読み切れないほどの、ジャンルと数である。

全部と思っても無理、
その中の幾つを選べばいいのか。

まだ、人生が長いと思っていた前半は、
沢山の事に、いつかは機会があれば、
自分はチャレンジ出来る、何かが手に入ると思っていた。

だが、実際に後半の今となっては、
振り返れば、なかなかそうもいかなかったし、
また、やるとなれば、かなり絞り込まねば、能力、体力がない事になっている。
もしくは、若い時と違って、物を所有する苦しさがわかってきた。

だから、自分の好きを極めればいいと思う。
自分は自分でしかない。
自分を幸せにするのも、自分の気持ちと努力だ。
もしも私という存在で、他人が何かの形で幸せになれば、それはありがたい事だけれど…。

春の東京湾は、埋め立て地であっても、まだ水は綺麗で、











暖かい日差しと、春の訪れにうっとりした。


時間になって、映画館に入る。















グッズは我慢、ピアノが素敵だが我慢。

高校が、私の通っていた高校、大学とシンクロしてしまう。
二つとも高台にあって、
校門に行くまで、心臓破りの坂って呼ばれていたのだ。
そして、高校は同じく海が見える風景。
それにしても、長崎の小島の美しさよ。
そして、若さの眩しさ、
特に学生特有の、あの上履きの裏が見えるような、
バタバタした駆け方とかが、きらめいて見えた…。

上映の途中では、小田さんの曲はかすりもしない、
音楽は初めは亡き王女のためのパバーヌ⇒ＪＡＺＺ、ＪＡＺＺ、ＪＡＺＺ、
最後のエンディングで、ようやく小田さんの主題歌が出るのだけれども、もう大感激。


「坂道を上って」小田和正

きらめいていた　誰もがみんな
でも僕らは　何も　わかっていなかった

何げない言葉が　傷つけること
ゆずれない想いが　誰にもあること

あの坂道を　上る　そのたびに
僕らは　みんな　大人になっていった

すれ違う心　足りない言葉
分かりあえずに　立ち尽くした日々

想う人がいた　友だちのままで
ずっと　そのままで　幸せだった

あの坂道を　上る　そのたびに
僕らは　みんな　大人になっていった

流れた時を　今 振り返れば
すべてが懐かしく　ただ　愛おしい日々

夢見ることも　信じることも
すべてのことが　君たちだった

その日々は ずっと　遠く　どこまでも
続いて行くと　そう思っていた

あの坂道を　上る　そのたびに
僕らは　みんな　大人になっていった

きらめいていた　誰もがみんな

「坂道のアポロン」予告編


坂道のアポロン 文化祭の名シーン


見事な１９６０年代の再現、
高校時代に文科系サークルにいた人には胸キュンなのです。
そして、ジャンルを問わず、音楽って素敵！って思います。

なお１９６６年に高校生のお話ですので、私より少し前の世代の青春。
今回、映画に付き合ってもらった人など、まだ産まれてもいないと、のたまうｗ
黙れ小童、黙ってポップコーンでも喰っておれぃｗｗｗ


観終わって、しばし、青春時代のノスタルジーに浸る俺。（花粉にやられています。マスク特大で、ずり落ちている。）
過ぎた日々は取り戻せないけど、
まだやれることも、やりたいこともある。

家に帰るなり、楽器をガチャガチャ練習するのでしたｗ