快晴。28-21℃
台風の後、大いに伐採し、格好悪くなったファイジョアがきらきら輝いている。
今頃は、びっしり実をつける時期なのだが、仕方がない。そのうちに格好よくなるだろう。
昨日芽吹いたオリーブも、浮き上がった根はどうしようもないので、
持ち上がって空洞になった切り株の下に、土を寄せてホースで水をかけておいたのだが、
その際に、芽かきと言おうか、芽生えた小さな芽数ミリの芽をかなり折ってしまっていたが、一本でもあれば大丈夫だろう。
現在、リウマチの体中の関節が、ローテーションでぐるぐる何回も悪くなって、いずれ関節が破壊されるが、両肩は少しマシになったが、右手人差し指の調子が悪くて、あと今回は膝か、どうせまた元に戻り、再び体を一巡する。
この病気は、たっぷり関節がある時が痛く、破壊されつくしてしまえば痛くなくなる、しかし関節が無くなるという事は、ついは、一般人のお年寄りの悩みと同じ方向であることと、悩みは尽きない。
因みに、医者も言うが、骨はともあれ、関節は(再生医療以外)再生されない、巷に流行る市販の飲み薬は、うん、多分お肌に効くかもしれません。プラセボで元気になれるなら、それは、それでいいとは思うが、私はエビデンス重視。
つまり世間で思うイメージは、関節が変形しているおばあちゃん程痛そうだが、逆であり、腫れて発熱している、まだ変形していない中年の頃が一番辛さのピークなのだ。余りの苦痛にリウマチ性鬱になる人も多いのだ。歳を取ると自分を攻撃している免疫細胞が弱るので、年寄り程、楽になる。変形した体は悲惨だが。
今は、自分の免疫を殺す薬を飲んでいる。だから色々な感染症、風邪が治りにくい、腎臓、肺がやられるなどの副作用をみながら治療しているが、とにかく疲れて、疲れて、実際は人の半分も生きていない。
小指の時は、「指詰める」というジョークも出たが、右人差し指が動かないと、弓も持ちずらい、何と、デジカメのシャッターボタンが押せない。マウスのクリックも大変。
仕方がないので、今晩から手を湿布でぐるぐる巻きにして寝る。
少し安静にするべきなのだが、いきなり左利きにもなれず。一番困るのは慢性的な熱や疲労している事、見た目が、日本人の平均よりも身長と手足が長く、骨粗鬆症なのに身体も曲がっていない、運動もする。負けまいと毅然としているのでそれが周りにわからないし、祖母や、母のように、グダグダ言おうとも思わない。だが、黙っていても、心の中の嵐や、不協和音は半端ない。
私の本音は、家屋や動物、色々片付けて、早めに施設なりに入りたいのだ、実のところ一部屋でも構わぬ。好きなものを少し学ぶ以外、何も未練はない。
それを、一気にそこまで落ちてはいけない、なるべく平均的、人並みに生きようと思うから、尚更、自分の首を絞めているのかもしれぬ。あとで述べる『ギルバート・グレイプ』的ラストが無いと、無理だろう。
とにかく今日は疲労感でぐったり、楽器もちながら寝ていたw良く落とさなかった。
さて、今日は疲れてしまって大したことはしていない、だが体幹を鍛える事は少ししている。運動は辛い、だからテレビは見ない方だが、何かはつけてみながら運動した方が良い。
昨日書いたラッセ・ハルストレム監督作品
この監督の作品が好きで好きで、だが全部観れているわけではない。大好きな『サイダーハウス・ルール』(こちらは音楽も優れている)と、今日の作品、『ギルバート・グレイプ』は、
人生はスタート時から思うようにいかないものだし、自分が何に縛られているか、よくわかる作品であり、親近感がわく。
長男以外、残りの全員の家族がこの場所に縛られるということ、生まれ育った父の手作りの家と土地と、くすぶる地元仲間に、弟の介護に、辛い思い出に、その上、自分の過食をコントロール出来ない事で、さらに自からを縛り、子供達を周りに縛り付けているママまで、こりぁあ、もう人になるしか、中途半端に情があると、ここから全く身動きが取れません。(町の名前からしてエンドーラ!!綴りに希望が持てんw)ジョニデ、自殺したお父さんの代わりに父役のいい子なんですよ。
(ただ、私はこういうポーチ付きの家が好きなので、大草原にこういう家っていうのは憧れます。住むと退屈で地獄だろうけど。妹はトランペット練習したりね、私ならこうするって、楽しい想像はします。家族次第なんでしょうね、年老いてからの維持が大変そうですが。)
この中で、旅の途中のジュリエット・ルイス演じるボーイッシュなベッキーが、主人公ギルバート(ジョニデ)に言うセリフ が、この映画を観ていない頃から、私の若い時からの口癖なんですよね。表面の美なんかすぐうつろうという。
また、ウィキには書いていませんが、主人公と寝る人妻カゥヴァー夫人役の女優さんは、映画「モーリス」でクライヴのお嫁さん役になった女優だったりと、いらん蘊蓄はあるんですが、まとめを貼っておきます。このまとめ、一部話を前後させますが、この動画でほぼ全てを説明しています。
ちなみに、このカゥヴァー夫人も、旦那の事故死と保険金によって、ようやく彼女をおかしくさせた閉塞感から解放される、「おそらく、結婚相手の選択を間違ったという忸怩たる思い、家屋、家族って、鳥かごなんだよ」って話でもあるが。
古い映画ですが、名優が出ている、デカプリオの演技がとにかく素晴らしい。そしてようやく解放され旅立つラストが良いです。『サイダーハウス・ルール』の一部に、やはり似ている。(こちらは一旦解放されるも、自ら古巣に戻る。)
地元のしがらみから逃れられないジレンマを抱える青年の成長物語【映画・ギルバートグレイプ】#ラッシュムービー
「ギルバート・グレイプ」映像特典ダイジェスト
さて、最後は、
発表会では右手のコントロールが効かない人は多い、「弓ビブラート」と言うあだ名もあるくらい、皆さん悩まれる課題なのですが、このような義手を開発する技術の日本って凄い思うので、二度目ですが貼っておきます。勿論、奏者の見事な演奏ぶりに励まされます。
【鳥肌】義手でバイオリンを演奏する元パラリンピック日本代表の伊藤真波さんの演奏が凄いと話題に!