こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

娘とのひととき

2010年12月13日 | 議会
今日は、娘のしんさつのために東大和療育センターに行ってきました。
ひさびさに朝から娘と二人の時間です。

そういえば・・・・
シングルマザーになってしばらくは、子どもにさびしい思いをさせたくない
と、なるべく家でできる仕事をしていました。
最初は、テープ起こしに挑戦して、とある通信教育で資格をとりました。
当時はパソコンはまだあまり使えなかったので、ひたすら原稿用紙に書く作業。
60分のテープを起こして文章化するのに1日以上かかってやって・・・そのうえ、仕事は1ヶ月に2~3度くらいで、お小遣い稼ぎにもならない。
稼げる方は、これでも20万円近くいくと聞いたけれども、私はその10分の一にも
ならない。これは才能の世界とあきらめて、
次にやったのが、高校生の小論文の添削指導。
これは、2社かけもちで少しは生活の足しになりました。
札幌での話です。札幌は東京と違い、家賃も食料品などの物価も安いので
子ども達と過ごす時間も何とか確保しながらの家での仕事で何とか食いつないでいました。

6年前に東京に出てからは、家賃も食料などの物価も高いので、
そうはいかなくなって、外に出て働くように。
そのおかげで、私の理想、子ども達となるべく一緒に過ごすということは、
絵に描いたもちになってきました。
とくに3番目の子はしょうがいを持っていたので、
本当は寄り添ってあげたい、でも寄り添うことでは仕事ができない、そうなると食べていけない
というジレンマを感じながらの子育てになりました。

私が昼に夜に働くようになって、いろいろと不安定になったり、自閉的になりかけたりしていましたが、ヘルパーさんたちに助けられてなんとかここまで来たという感じです。

今は、娘がおきる前に朝の駅頭でのスピーチにでかけたり、
夜も会議などで娘が寝てから帰ることもあって、
娘と唯一ゆったり過ごせるのが東大和の療育センターに行く日なのです。
車に乗せて走る道中、到着して、診察や訓練を待つ間、絵本を読んで、訓練が終わったら
一緒にレストランで食事をして、それから時間のあるときはちょっと買い物などをして。
この時だけは、娘と私二人だけの時間。
娘も療育センターに行く日を楽しみにしているらしく、
前日からヘルパーさんたちにも「ママと行くんだ」とうれしそうに何度も報告しているそうです。

私も、ほんのちょっと日常から解放された時間になっています。
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