ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

第34回浅草サンバカーニバル<4>

2015-10-22 22:28:52 | 浅草サンバカーニバル
今年の浅草サンバカーニバルは、ブログ用にメモを取って観戦していたのだが、それをどこかに紛失してしまった。よって、無味乾燥な記事になっていることをお詫びします。

さて浅草サンバの華は、S1リーグである。規模は大きく、予算もかかっているので、見応えがある。観客の中には疲れて帰ってしまう人もいるがこれは逆で、遅く来てS1リーグを見ればよいのだ。
今年は9チームが出場。午後3時15分ごろ、1番手の「ソウ・ナッセンチ」が登場した。本部は兵庫県神戸市。関西では最も知名度があると思う。昨年S2リーグで優勝し、今年は晴れてS1リーグでの出場である。オレは「神戸まつり」を見たことがないので、これは楽しみだった。
今年のテーマは「仮面~隠された私」。先頭は、世界各国のお面を掲げたダンサーが踊る。ちなみにオレはここから、デジ一をビデオに換えて撮影した。
仮面舞踏会仕様のポルメスを挟み、アレゴリアが続く。S1リーグは、アレゴリアが必須だ。ダンサーは日本人だがダイナマイトバディで、目を奪われる。彼女が関東に来たら、カメコが殺到するところだ。
その後ろは道化師の一群。ピエロのタンガダンサーとは、斬新だ。
ドクロ男に続き、各仮面のアーラが通る。個人的には、仮面ライダーのアーラが気に入った。
ファイヤー仕様のバテリアが通り、演舞終了。S1リーグは参加人数が150人以上と決まっており、ナッセンチはそんな多い感じではなかったが、テーマがハッキリしていて、綺麗にまとまっていたと思う。

2チーム目は「ブロコ・アハスタォン」。本部は東京都。テーマは「サンバナナスリップ」。
先頭はバナナ仕様のダンサーだが、色的に地味で、やや華やかさに欠けるか。
さらに猿の男性ダンサー、バナナバイアーナ、ポルメスと続く。いささかバナナ色が強く、若干飽きてきたところで、オレ一押しのダンサー(そえぴー様?)が登場した。今年は白のタンガで、華麗だ。
その後方はバナナの皮をかぶったバテリア。さらにバナナアーラが続き、文字通りバナナ一色だった。まさにテーマ通りだが、いささかシンプルすぎる。もう一工夫ほしかった。

3番手は「自由の森学園サンバ音楽隊」。学校は埼玉県飯能市にある。テーマは「涙」。
先頭グループは「涙」の妖精。続くは「目玉」のダンサーだ。ポルメスの後にセーラー服のアーラが登場した。当時は何のテーマか予想もつかなかったが、セーラー服はありがたい。
続いてコックさんと玉ネギのアーラ。なるほど、玉ネギをスライスすると涙が出てくるということか。どうも、事前にテーマを調べておくことは必要らしい。
さらにバテリア、タンガダンサー、アーラと続く。みんなしっかり演舞している。余談だが、浅草の約1月後、オレは某所のサンバイベントでかわいらしいダンサーを見たのだが、ビデオを確認したらそのコがここで踊っていて、ビックリした。
自由の森学園は中学校と高校、それにOBの構成と思われるが、全体的に若さがみなぎり、とても好感が持てた。

4チーム目は「フロール・ヂ・マツド・セレージャ」。本部は千葉県松戸市。テーマは「セレージャ、バイーアを歌う!」
先頭は黒人男性ダンサーと、大正モダン女性の歌い手。アレゴリアにはその黒人ダンサーが登り、観客を威嚇する。その後方のバイアーナは白一色で、全体的に花模様なのは「フロール」・ヂ・セレージャの面目躍如だ。
何かの野菜を模したようなセクシーダンサー、やはり花模様のアーラが通る。その後方はインディアンぽい衣装のタンガダンサーだ。ふだんのパレードで見るダンサー勢ぞろいで、思わず拍手したくなる。しかし両手が塞がっており、適わない。
教会風のアレゴリアの上では、数人のタンガダンサーが踊る。あまり見たことがない顔なので、「外注」かもしれない。しかし彼女らのカラダもいわゆる「ダイナマイト」だ。
ほかにも花をモチーフにした隊列が踊り、セレージャらしいさわやかな演舞だった。

ここまで4チームを見たが、どこも素晴らしい出来だった。
さあいよいよ、5強の登場である。

<つづく>
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