ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

理想のサンバ会場2017

2017-10-14 01:17:41 | いろいろ
オレにとって理想的なサンバパレードを挙げてみよう。以前も書いたことがあるので、今回は「2017年版」である。

1.人気のあるチームが出場する。
人気のあるチームとは、魅力的なダンサーがいるチームということ。その撮影に、カメコは全力を尽くす。
仮に、人気のあるチームと、それ以外のチームのイベントがかち合った場合、カメコは間違いなく前者に赴く。空いてるイベントのほうがゆったり撮れるかも、などとはこれっぽっちも考えないのである。

2.撮影スペースに余裕がある。
カメコは移動を重ねるので、歩道などの撮影スペースは広ければ広いほどよい。狭いとカメコが殺気だって、ロクなことにならない。自転車などのカメコ返しがなければ、なおいい。

3.ロープ係が少ない。
狭い商店街の場合、チームと観客を隔てるロープは必須だが、それを引くスタッフが多すぎると、撮影に支障をきたす。
たとえばロープを使わなくても、スタッフが先導して、演舞スペースを空けるように指導すれば、スムーズに事が運ぶのでないか。工夫次第で克服できそうな気がする。

4.チームの行進がゆったりしている。
パレードの中には、チームの行進がやたら速くて、踊りに来てるのか走りに来てるのか分からないものがある。ビデオ撮影なら、録りながら追いかけることもできるが(マナー的にはよくない)、デジカメではそうはいかない。ダンサーのスピードがゆっくりだと、こちらも余裕を持っていい写真が撮れる。

5.パレードが2本以上ある。
パレードは1本につき30分前後が多い。これ1回で帰るのは費用対効果が悪いから、最低でも2本の演舞があるのが望ましい。1本目と2本目の間に、会場をうろうろするのもまた楽しい。

6.複数のチームが出場する。
多くのチームが出場するほど、多くのダンサーが撮れる理屈だ。出場チームが多いに越したことはない。

7.その場合、演舞の時間が独立している。
複数のチームが出場していても、それが会場の各所で同時に行われたら意味がない。1チームが終わったら別のチーム、というふうに、ある程度の時間差をもってスタートしてくれるのが望ましい。

8.ステージがある。
ステージはダンサーをじっくり撮れるし、ダンサーも移動せずぞんぶんに踊れるから、お互いにいいことづくめである。ステージの横一列にダンサーが揃うさまは圧巻で、それはタカラヅカにもヒケを取らない。

9.駅から少し離れている
駅に近い方が、そりゃあ便利だ。ただ駅に近いと通りすがりも入ってくるから、よけい見物者が膨れ上がる。駅から遠ければ、サンバイベントを見たい人だけが集まるから、多少は混雑が緩和される。

10.近くに商店街や出店がある。
サンバイベントは基本的に無料だが、カメコも飲み食いはするから、地元におカネを落とすくらいの配慮はある。その額は微々たるもので大勢に影響はないが、こちらも自責の念が多少はやわらぐ。

11.昼過ぎから夕方にかけて行われる。
稀に午前中とか夜半に行われるイベントもあるが、イレギュラーな時間にこそこそ出掛けると同居人から不審に思われるので、外出しても不思議でない時間帯に行ってもらうのが望ましい。

12.主催者がカメコを歓迎している。
主催者がどう考えてるか分からないじゃないか、という意見もあろうが、会場内でのアナウンス、スタッフの態度、ダンサー周りのロープ係、一般客の雰囲気などで、何となく分かるものである。カメコ歓迎の主催者は少ないが、あることはある。

以上12項目、すべてクリアしているイベントはないが、それに最も近いものは、草加の「よさこいサンバフェスティバル」だと思う。ここはスタッフが、イベントを成功させようという気概にあふれていて、とても好感が持てる。来年もお邪魔できたらうれしい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 必要悪 | トップ | デジタル終活 »

コメントを投稿