ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

第34回浅草サンバカーニバル<6>

2015-11-03 03:31:05 | 浅草サンバカーニバル
天女様は8人だが、美季様は背が高くプロポーションもいいので、ひときわ目立つ。胸を強調したデザインで、こんな天女様が世界の各市町村に一人いたら、世の中に戦争なんて起きないのにと思う。
美季様は短時間でオレの前を通り過ぎた。デジカメで撮ってブログに上げれば美季様もよろこんでくれたに違いないが、いまはビデオ撮影中。それはまたの機会だ。
続いてポルメスが登場する。ポルタパンデイラは元ハイーニャダンサーで、バルバロスの顔といってもいい。優雅に舞っている。
続くハイーニャダンサーには、腰ヒモがない。バルバロスもロボットレストランに対抗しているのだ。続くバテリアは金竜のかぶりものをしている。この演奏がまた大迫力だ。これを聴くだけでも、浅草に来た甲斐があるというぐらいのものだ。
その後方では男女のボーカルが熱唱する。その音楽は勇壮な中にも、ちょっぴり哀愁が漂う。
タンガダンサーが登場する。これはタイミングよく、オレの前でしばらく踊ってくれた。
鶴の化身の踊りの後は、お酉さまの熊手ダンサーの登場。大宮で青タンガだったダンサーは、ここで確認できた。
さらに提灯行列、人力車と隊列は続く。浅草寺界隈の食べ物屋も出てきた。その造形は細かく、まさに「ザ・浅草」だ。そのおもてなしにオレは感動を抑えきれず、涙がこぼれた。浅草サンバを見て20余年、こんな感情になったのは初めてだ。
さらにお約束のバイアーナ、斬新なデザインのダンサー、祭り娘の踊りと続く。すごい、本当にすごい。
締めは金の火の鳥?のアレゴリア。てっぺんではタンガダンサーが激しく踊り、「浅草」の掉尾を飾った。
あああ…ちょっとオレは、本当に感動してしまった。バルバロスはここ数年で最高の出来。後を見なくても、バルバロスが優勝と信じた。

5強4番手は「サウーヂ」。本部は神奈川県横浜市。サウーヂは浅草サンバで2度の優勝を誇る。いわば知る人ぞ知る強豪なのだが、オレはサウーヂのサンバパレードをあまり見たことがなく、あまり馴染みがない。
そのサウーヂには今年、「トミコさん旋風」が吹き荒れ、オレたちサンバカメコを大いに困惑させた。結果的にトミコさんはカメコ中のヒロインになり、浅草での演舞を大いに期待されたのである。今年のチームテーマは「ありがとう」。
先頭はピンクと緑のダンサーに、燕尾服姿のダンサーが踊る。アレゴリアの後は、子供たちのかわいい演舞だ。
続いて白のスーツの団体が通る。ここまで見て、テーマの関連性がよく分からなかった。
白のバイアーナは赤ん坊を抱えている。ハウスのかぶりものの団体のあとは、ハートマークのダンサーだ。よく分からないが、テーマに愛情を感じる。
続くは工事現場の作業員の団体だ。その先頭にトミコさんがいた! …全く、罪作りなカラダだ。彼女の秘密を知らない一般客は幸せである。何も知らない方がよかった、ということは世の中にいっぱいある。
派手なバテリアの後は、サッカーボールを頭にかぶったアーラ。さらにキャベツの化身?のアーラ、タンガダンサーと続いた。
最後はアレゴリアで締め。全体的にチームカラーのピンクと黄緑でまとめたが、テーマとマッチしていなかったと思う。

5強5チーム目の演舞も終わり、これで今年の浅草サンバカーニバルは終わりである。
今年も各チームが趣向を凝らし、とても見応えがあった。感動した。もう、順位づけなんていらないと思うのだが、それがモチベーションのひとつになっていると思えば、やはり採点をしなければならないのだろう。
で、オレも順位を付けてみた。優勝は文句なくバルバロス。準優勝はアレグリアとした。
3位はサウーヂ、4位はリベルダージというところ。

帰宅して順位を確認すると、優勝はサウーヂ、準優勝がバルバロスだった。リベルダージの4位は当たったが、アレグリアは5位。

う~む、そうなったか。バルバロスがあそこまでの演舞をして準優勝とは、厳しい。
サウーヂの優勝に異を唱えるつもりはないが、バルバロスが優勝でもみんな納得したと思う。
5位のアレグリアも厳しい結果だった。どうもオレはアレグリアに甘く、サウーヂに厳しい傾向があるようだ。別に各チームの応援に差は付けてないけれど、やはり馴染みの差が出るのだろう。
ともかくサウーヂ、優勝おめでとうございます!!

そして出場の皆さん、今年も熱い演舞をありがとうございました!!
来年を楽しみにしています!!
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