9月上旬に行われた立石サンバのパレードコースは変化に富んでいたが、中旬に江東区大島で行われるパレードは、逆に変化のないコースである。
大島住民を中心にしたパレードは、都営地下鉄西大島駅近くの新大橋通りを、2つ先の東大島駅近くまで練り歩く。出演サンバチームはアレグリア。道路は広いが片側2車線のみを使うので、サンバカメコは歩道の左側でずーっと見る。この間は一直線で、景色にほとんど変化はない。だけど歩道は広いので、撮影はすこぶるラクである。だからオレが好きなパレードコースなのだ。
9月13日・日曜日、その大島パレードに出向いた。交通費を浮かすため、会場へはJR亀戸駅から歩いていく。そのまま南下すればパレードコースにぶちあたるのだが、アホだったのは、いままで小岩方面の出口から出て、会場へ向かっていたことだ。
しかしこれだとスタート地点から遠くなる。当然錦糸町方面の出口から南下すべきで、そのロスは500メートル以上あったと思われる。それでいつも、サンバの演舞は途中から見ていた。
この間違いに気づいたのが2年前で、この時はサンバパレードをスタート地点から見ることができた。それまでは、近くの小学校がスタート地点と思い、何となく近づかなかったのだ。
だが実際は小学校のもっと向こうの新大橋通り沿いからスタートしており、このロスもまた小さくなかった。大島パレードは朝が早いということもあるが、ちょっと粘着力が足りなかった。
亀戸に着き、オレはもちろん錦糸町方面から出る。会場に着くと、スタート地点には、アレグリアの面々がスタンバイしていた。
今年の浅草は「仏教伝来」がテーマで、今回はそのミニ版だ。当然参加者は少なくなるが、タンガダンサーは豊富にいる。この配慮がカメコにはうれしい。
そしてスタート前のこの時間がオレは好きだ。風俗に行って姫を待つドキドキ感に似ている。
前のチームがスタートしたが、アレグリアも待ち切れず?バテリアが演奏を始めた。もちろんダンサーも踊る。
サンバが始まったのに前に進まない。これはカメコにとって最高の環境である。オレは早くもダンサーらをバシャバシャ撮る。ポルタバンデイラは卑弥呼っぽい。よく分からんが、高貴な女性なのは間違いない。
タンガダンサーは10人前後か。赤ピンクダンサーは、綺麗な背中を強調している。オレが好きなダンサーのひとりだ。
銀赤タンガのダンサーは、以前はブルータンガだったが、カラダの線がすっきりして、いちだんとチャーミングになった。タンガダンサーは年を追うごとに魅力的になる。これは厳然たる事実である。
見慣れないダンサーがいる。剛力彩芽そっくりでルーキーっぽいが、残念なのはスカート着用だ。半玉(はんぎょく)なのか謙虚なのか知らんが、いかにも惜しい。スカート姿も似合っているが、オレは彼女のタンガを見たい。今年は無理だろうから、来年に期待する。
ハイーニャダンサーは例の松下奈緒似のダンサーで、スタイル、笑顔、踊りとどれを取っても申し分ない。アレグリアの顔といっていい。
しばらく経って、ついに隊列が進んだ。
バテリアの演奏は力強く、お馴染みのエンヘードが耳に心地いい。歩道は一般客が多いが、広いので、サンバカメコは邪魔にならないと信じる。
タンガダンサーの隊列は2列で、こちら側にベテランダンサー、向こう側に若手ダンサーの構図のようだ。チームの進行は早いが、それが小気味よくもある。
大きな通りに出た。信号が青になり、オレは素早く渡る。信号待ちで遅れを取って致命傷になったことがあるので、こういう時は迅速に動きたい。
オレは快適に撮影を続ける。どこまで歩いてもダンサーがこちらを向いてにこやかに踊る光景は極上の癒しだ。ああ、オレは幸せだ…。
楽しいのを通り越すと、幸せになる。こんな気分になるのは稀である。こんな素晴らしいチームがどうして浅草で5位だったのか、理解に苦しむ。まったく、審査員はどこを見ていたのだろう。
チームは1時間ほど練り歩き、大島駅前で休憩。約10分後に再開し、さらに早足になったが、正午に東大島駅に到着した。タンガダンサーは去り、残ったバテリア、ポルメス、ハイーニャダンサーで最後の演舞となった。
大いに盛り上がって、演舞終了。このパフォーマンスを無料で観られるとはありがたい。地元のスポンサーの方々に、感謝、感謝のひとときだった。
大島住民を中心にしたパレードは、都営地下鉄西大島駅近くの新大橋通りを、2つ先の東大島駅近くまで練り歩く。出演サンバチームはアレグリア。道路は広いが片側2車線のみを使うので、サンバカメコは歩道の左側でずーっと見る。この間は一直線で、景色にほとんど変化はない。だけど歩道は広いので、撮影はすこぶるラクである。だからオレが好きなパレードコースなのだ。
9月13日・日曜日、その大島パレードに出向いた。交通費を浮かすため、会場へはJR亀戸駅から歩いていく。そのまま南下すればパレードコースにぶちあたるのだが、アホだったのは、いままで小岩方面の出口から出て、会場へ向かっていたことだ。
しかしこれだとスタート地点から遠くなる。当然錦糸町方面の出口から南下すべきで、そのロスは500メートル以上あったと思われる。それでいつも、サンバの演舞は途中から見ていた。
この間違いに気づいたのが2年前で、この時はサンバパレードをスタート地点から見ることができた。それまでは、近くの小学校がスタート地点と思い、何となく近づかなかったのだ。
だが実際は小学校のもっと向こうの新大橋通り沿いからスタートしており、このロスもまた小さくなかった。大島パレードは朝が早いということもあるが、ちょっと粘着力が足りなかった。
亀戸に着き、オレはもちろん錦糸町方面から出る。会場に着くと、スタート地点には、アレグリアの面々がスタンバイしていた。
今年の浅草は「仏教伝来」がテーマで、今回はそのミニ版だ。当然参加者は少なくなるが、タンガダンサーは豊富にいる。この配慮がカメコにはうれしい。
そしてスタート前のこの時間がオレは好きだ。風俗に行って姫を待つドキドキ感に似ている。
前のチームがスタートしたが、アレグリアも待ち切れず?バテリアが演奏を始めた。もちろんダンサーも踊る。
サンバが始まったのに前に進まない。これはカメコにとって最高の環境である。オレは早くもダンサーらをバシャバシャ撮る。ポルタバンデイラは卑弥呼っぽい。よく分からんが、高貴な女性なのは間違いない。
タンガダンサーは10人前後か。赤ピンクダンサーは、綺麗な背中を強調している。オレが好きなダンサーのひとりだ。
銀赤タンガのダンサーは、以前はブルータンガだったが、カラダの線がすっきりして、いちだんとチャーミングになった。タンガダンサーは年を追うごとに魅力的になる。これは厳然たる事実である。
見慣れないダンサーがいる。剛力彩芽そっくりでルーキーっぽいが、残念なのはスカート着用だ。半玉(はんぎょく)なのか謙虚なのか知らんが、いかにも惜しい。スカート姿も似合っているが、オレは彼女のタンガを見たい。今年は無理だろうから、来年に期待する。
ハイーニャダンサーは例の松下奈緒似のダンサーで、スタイル、笑顔、踊りとどれを取っても申し分ない。アレグリアの顔といっていい。
しばらく経って、ついに隊列が進んだ。
バテリアの演奏は力強く、お馴染みのエンヘードが耳に心地いい。歩道は一般客が多いが、広いので、サンバカメコは邪魔にならないと信じる。
タンガダンサーの隊列は2列で、こちら側にベテランダンサー、向こう側に若手ダンサーの構図のようだ。チームの進行は早いが、それが小気味よくもある。
大きな通りに出た。信号が青になり、オレは素早く渡る。信号待ちで遅れを取って致命傷になったことがあるので、こういう時は迅速に動きたい。
オレは快適に撮影を続ける。どこまで歩いてもダンサーがこちらを向いてにこやかに踊る光景は極上の癒しだ。ああ、オレは幸せだ…。
楽しいのを通り越すと、幸せになる。こんな気分になるのは稀である。こんな素晴らしいチームがどうして浅草で5位だったのか、理解に苦しむ。まったく、審査員はどこを見ていたのだろう。
チームは1時間ほど練り歩き、大島駅前で休憩。約10分後に再開し、さらに早足になったが、正午に東大島駅に到着した。タンガダンサーは去り、残ったバテリア、ポルメス、ハイーニャダンサーで最後の演舞となった。
大いに盛り上がって、演舞終了。このパフォーマンスを無料で観られるとはありがたい。地元のスポンサーの方々に、感謝、感謝のひとときだった。