オレのカメラ史はフィルム時代が長かった。フィルムは撮影の失敗も1枚を消費してしまうので、当然撮影は慎重になる。その癖が今も残っていて、連写ができないのだ。デジタルだから失敗作は消去してしまえばいいのだが、それももったいなくてできない。結局昔のように、構図を決めてパチリ、とやる。だからトータルの撮影枚数も、驚くほど少ない。おカネはかからないのに。
ただ、いくらおカネはかからないといっても、例えば連写を続けて今の5倍の量の写真を撮ったら、ハードディスクの消費も5倍になる理屈だ。連写した写真だって、コンマ何秒じゃそんなに絵も変わらんだろう。これで連写の意味がどのくらいあるのか。
やっぱりオレは連写を躊躇する。
デジカメで利用していなかった機能の一つに、ピントを合わせた対象物が動いても、自動的にピントを合わせてくれる、いわゆる「サーボ」というのがある。
カメラの追っ掛けみたいなもので、これは動きの速いタンガダンサーを撮るのに最適である。当然利用すべきなのだが、そのセットの仕方が分からずに、長いこと放っておいた。説明書を読めばいいのだが、面倒臭かったのだ。何しろISO感度を頻繁に変えるようになったのも最近のことで、オレのカメラの知識はそのくらい乏しいのだ。
まあこんなわけだから、撮った写真はまともなものがない。考えてみればそうだ。ピントを合わせても被写体(ダンサー)は動いているから、微妙にピントがボケる。被写体ズレが起こる。毎回こんな写真ばっかりだから、撮ってもまともに見返さない。でもオレは、サンバの雰囲気を楽しめればいいと虚勢を張っていた。
だがこれではいかんと、ついにオレは先月下旬、撮影モードを「サーボ」に合わせてみた。ネットで説明書を見てもよく分からず、適当にいじっていたら、「サーボ」になった。案ずるより産むが易し、とはよく言ったもので、こんなことなら、もっと早くに設定をするんだった。
それで、先月の25日に某所でサンバを撮影した。1回ピントを合わせれば体勢を変えても何枚か撮れるので、これはラクだ。何でこの機能をもっと早く使わなかったのだろう。
カメラの液晶画面で確認すると、どれもピントはまあまあ合っていた。
秋にタンガデビューを果たしたダンサーが写っていた。それは口に手をあてて、投げキッスの一歩手前である。オレはドキドキして次の画像を見る。すると、ダンサーはすでに別のポーズになっていた。この間、数秒が経っていたのだ。
ああっ、連写をしていれば、投げキッスの瞬間が撮れたのに!!
次からは、連写で撮ることにした。
ただ、いくらおカネはかからないといっても、例えば連写を続けて今の5倍の量の写真を撮ったら、ハードディスクの消費も5倍になる理屈だ。連写した写真だって、コンマ何秒じゃそんなに絵も変わらんだろう。これで連写の意味がどのくらいあるのか。
やっぱりオレは連写を躊躇する。
デジカメで利用していなかった機能の一つに、ピントを合わせた対象物が動いても、自動的にピントを合わせてくれる、いわゆる「サーボ」というのがある。
カメラの追っ掛けみたいなもので、これは動きの速いタンガダンサーを撮るのに最適である。当然利用すべきなのだが、そのセットの仕方が分からずに、長いこと放っておいた。説明書を読めばいいのだが、面倒臭かったのだ。何しろISO感度を頻繁に変えるようになったのも最近のことで、オレのカメラの知識はそのくらい乏しいのだ。
まあこんなわけだから、撮った写真はまともなものがない。考えてみればそうだ。ピントを合わせても被写体(ダンサー)は動いているから、微妙にピントがボケる。被写体ズレが起こる。毎回こんな写真ばっかりだから、撮ってもまともに見返さない。でもオレは、サンバの雰囲気を楽しめればいいと虚勢を張っていた。
だがこれではいかんと、ついにオレは先月下旬、撮影モードを「サーボ」に合わせてみた。ネットで説明書を見てもよく分からず、適当にいじっていたら、「サーボ」になった。案ずるより産むが易し、とはよく言ったもので、こんなことなら、もっと早くに設定をするんだった。
それで、先月の25日に某所でサンバを撮影した。1回ピントを合わせれば体勢を変えても何枚か撮れるので、これはラクだ。何でこの機能をもっと早く使わなかったのだろう。
カメラの液晶画面で確認すると、どれもピントはまあまあ合っていた。
秋にタンガデビューを果たしたダンサーが写っていた。それは口に手をあてて、投げキッスの一歩手前である。オレはドキドキして次の画像を見る。すると、ダンサーはすでに別のポーズになっていた。この間、数秒が経っていたのだ。
ああっ、連写をしていれば、投げキッスの瞬間が撮れたのに!!
次からは、連写で撮ることにした。