毎年「筑豊の強制連行を考える会」のフイールドワークに参加しています。６月８日を中心にその前日、翌日も個人的に歩いて福岡と朝鮮半島との歴史を訪ねてみました。7日午後に福岡空港到着後、今年は、「四百年の長い道－朝鮮出兵の痕跡を訪ねて」（尹達世）を片手に望郷の唐人町福岡県福岡市のところを探し歩きました。福岡ドームに近いエリアです。文禄の役で親とはぐれて山中を彷徨っていた少女を連れ帰った主人が亡くなると尼になり菩提を弔ったという「金龍寺」の妙清地蔵は本の記述通り山門の右側にありました。朝鮮の役で被慮人となった朝鮮人が起こした「香正寺」、その日延上人が隠居寺として創立した「妙安寺」も妙安寺川に近く故郷を望む方角であり日延上人はそこで没したとあります。地図を見ながら探して歩いていると唐人町商店街で郷土史をやっている方に偶然出会いました、唐人町の町おこしの話を熱く語って頂いて楽しい半日をすごしました。
