在日コリアン・ハンセン病問題・沖縄―平和・人権―

自分の足で訪ねた関連の地紹介
知ることは力、学んでこそ生きる。

今日は、第27回光明池現地学習会が無事に終わりました。

2023年10月21日 18時27分45秒 | Weblog
1996年から調査を始めた地元光明池工事と朝鮮人労働者の調査も27年間
先月亡くなった吹田の塚崎昌之さんの資料調査協力も報告しました。光明池工事の事故の記事などです。

今日は、1995年12月にできた「和泉市における在日朝鮮人の歴史を知る会」呼びかけ人の一人だった中河由紀夫さんの報告もありました。

私は、パワーポイントで光明池問題をトータルに話をさせてもらいました。一緒に最初からやってきた梶原さんは紙芝居「光明池とこい」をしました。

光明池共同墓地通路に残る朝鮮人青年の墓石が韓国との共同調査により、遺族探しが進んでいます。記念すべき開催の年でした。

しかし、残念なことに1998年から継続してきた和泉市の人権啓発推進協議会、人権協会からの助成金が今年はゼロでした。

新たに事業を起こす団体がエンパワメント助成を申請する制度を利用するようにとの市の説明を受けました。

学習会に関わるものは、それは、筋が違うと和泉市に話に行きました。議員に陳情もしました。

1つの墓石が日韓交流の懸け橋になろうとしています。
これからも和泉市の対面にかけても行政的なサポートを要請していくことになります。
署名が必要ならするよとの方々も少なくありません。

今年の参加者は、「泉北コミュニテイ」を見たという
泉北ニュータウンの参加者もありました。
奈良など遠路お越し下さった方を含め盛会でした。
有り難うございました。



9月29日(金)外島保養院89回忌法要&第10回外島保養院の歴史をのこす会開催

2023年10月04日 23時01分18秒 | Weblog
コロナ下では、光明園関係者だけで法要をしていました。
今年は一般参加(検温、マスク)もある法要が持たれました。
室戸台風で犠牲になった196人(入所者173人、職員3人、職員の家族11人、新築拡張工事関係者9人)
台風以前に亡くなった方々の遺骨はなくて火葬場の横が灰塚になっていましたが、で大阪湾に流されてしまったのです。
外島保養院記念碑はそうした人も含めて1250人の鎮魂のために建立されています。(1997年)
外島保養院の歴史をのこす会は、都ホテル尼崎で行われました。リアル開催は久しぶりです。
約20人くらいの参加でした。
最初にDVD「外島保養院から邑久光明園へ」を上映しました。のこす会の協力でできました。
いろいろなところで上映されることで外島保養院の歴史を知る一助になればいいですね。
2022年度ののこす会調査は、主に、保養院の医療についてでした。
菅井竹吉医長の時代にクッペルチアニールチアンカリ(菅井液)をハンセン病に効果があるとして入所者50人に治験した件です。
青酸加里銅液を1915年~1921年の間に治験したが効果なしとして消えていった療法でした。
入所者を試験動物のように扱った歴史を総括しないといけないと思います。
医療倫理の問題として。(私からの報告でした)