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在日コリアン・ハンセン病問題・沖縄―平和・人権―

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3月5日・・・伊丹空港ターミナルビルから見える「旧中村地区」を訪ねて

2011年03月06日 12時31分18秒 | Weblog
昨日フイールドワークで伊丹空港から飛行機が次々に飛び立つ下にある旧中村地区を訪ねた。同地区の人たちが移転した市営桑津住宅の集会所で自治会長さんのお話を伺った。この写真は市営住宅隣の猪名川沿いに立つ移転記念碑である
中村地区移転の記念碑(裏面)
本事業(中村地区移転)の経緯
中村地区は、大阪国際空港の北西に位置し、1940年から始まった大阪第二飛行場の空港拡張工事に従事した労働者(主に韓国・朝鮮人)の飯場が建てられ、戦後も、国有地に引き続き住居するという不正常な状況から、生活環境等の整備が遅れ、適切な市街地形成がなされていなかった。この問題を解決すべく、関係行政機関と地元自治会が一体となり、住環境整備を図るべく協議・努力を行い、本移転事業が完成したことを記念して、この碑を建立する。
事業概要
事業区域 移転対象面積(旧中村地先)約3万4千㎡
移転先面積(桑津4丁目地先)約3万㎡
事業期間 2001年度 ~2008年度
移転対象世帯 156世帯 移転対象者361人
移転対象物件 208棟
市営桑津住宅建設戸数 95戸
事業所移転区画数36区画
本事業の関係者
中村地区整備協議会
(国土交通省大阪航空局・国土交通省近畿地方整備局・兵庫県阪神北県民局・
伊丹市・独立行政法人空港周辺整備機構)
中村地区移転対策委員会
(中村自治会・中村地区事業者部会) 2009年3月吉日  財団法人空港環境整備協会
写真は、旧中村地区から空港を望む風景だ。
これは、国有地の不法占拠状態で住まざるを得なかった住民が交渉を重ねてできた共同取水線の名残り

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