みやっちBlog

ライター「宮下アツシ」の頭の中をlogする「みやっちBlog」

一事が万事の小泉首相

2005年12月21日 09時37分07秒 | 政治・社会
政党助成金の議員への分配に派閥に入ってるか否かで差をつける。派閥に入っていれば、派閥からもち代が出るからというのがその理由だそうだ。

「もち代」でも無派閥優遇=自民(yahoo!ニュース 時事通信)

派閥は悪の温床というイメージがあり、それをなくすといい続ければ支持率が上がるからだろう。しかし、実態は故福田元首相の無念を晴らすための敵討ちであり、次期総裁人事の主導権を確実に握るために金をばら撒いて票を確保したというもの。派閥解消といいながらやっていることは派閥そのもの。
しかも、もち代の財源は税金。どう使うかは政党に任されているとはいえ、議員の活動費に差をつけるのはいかがなものか。派閥が配るもち代は政治献金やパーティで集めた金でどのように分配しようが文句を言うところではないが、政党助成金の議員への分配は所属議員に対して平等であるべきじゃないかと感じるし、政党に対する献金の分配も同様だと感じるところ。
つまり、今の自民党の実態は小泉派そのものということを公表したようなものだ。

小泉首相の鶴の一声で最終的にすべての方向性が決まる、政党というものはそれでいいという意見もあるが、自らの持論以外には耳を貸さず興味がないものに関してはすべて丸投げの無責任さ。政争が好きで、それに勝つためには国民の生活などどうなろうとも気にもとめないというその姿勢には疑問を呈さざるを得ない。


いろんな意見を知るのに助かってます↓
人気blogランキングへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿