疑惑の伊藤公介議員は高遠町出身

耐震強度偽造問題で、長野県上伊那郡高遠町出身の伊藤公介議員の関与が取りざたされている。高遠町の近くにはあの飯島勲秘書官の出身地である辰野町があり、さらに宮下一郎の父である宮下創平元大臣の出身地である長谷村は、高遠町の隣。加えて、高山と松本と平塚の耐震強度偽装物件を施工した窪田建設は、やはり同じ選挙区である駒ヶ根市に本社を構えている。

ちなみに宮下創平元大臣は自民党税調で強大な力を発揮していた人物で息子の一郎は森派の議員だ。もちろん伊藤公介議員も森派だ。

一方、窪田建設の窪田雅則社長と同姓同名の人物が総研と関連が深いクリテックジャパンのＣＯＯとして名を連ねていて、グループホームが半額以下のコストで作れるとコンサルティングをしている松本市の福祉経営サービス研究所へ80％の出資を行っている。
窪田建設は多くの公共事業を受けていたが、ホテルや賃貸マンションへシフトし福祉関連も手がけることで成長したという面で木村建設と同じ構図にある会社だ。


遠い世界の話だと思っていた耐震強度偽造問題だが、地元企業や出身者が深く関与しているということで、これまで以上に関心を持ってこの問題を注視していきたい。


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