政府があらたな原子炉を開発へ

世界的な地球環境悪化に対する防止キャンペーンが張られていて、先ごろ「不都合な真実」のアル・ゴア米元副大統領が提唱してライブ・アースなるイベントも行われたが、「不都合な真実」が完成される直前のIAEAによる原子力発電推進の決定と、ドイツなどの原発推進の決定やアメリカの原発新設の決定などがあったことを考え合わせると、地球環境悪化の原因である温室効果ガスの発生を抑える必要性に絡めて原発こそがクリーンなエネルギーだというキャンペーンに持っていこうとしていることが容易に想像できる。



そうした環境問題のクローズアップと原発推進の関係の一端が、「不都合な真実」の不都合な真相として語られ始めている。

ものに全て表と裏があるという真実（百姓アグリなかい）

そんな中、プルサーマルと高速増殖炉が一向に進まない日本においても新たな原子炉を開発しようという動きが始まっている。

20年ぶりに原子炉共同開発＝官民折半で600億円投資－環境問題で再評価（yahoo!ニュース　7月13日13時1分配信 時事通信）
＝＝＝　備忘録（引用）＝＝＝
　政府は13日、電力会社や原子炉メーカーと共同で、発電能力が現行の1．3倍程度（180万キロワット）に上り、「核のごみ」である使用済み核燃料の発生量を最大4割削減した新型原子炉の開発に乗り出す方針を明らかにした。開発期間は2008年度から15年度までの8年間で、2025年の実用化を目指す。開発費用は計600億円に上り、官民で折半する。原子炉の官民共同開発は20年ぶり。
　共同開発に参加するのは東京電力、関西電力のほか、原子炉メーカの東芝、日立製作所、三菱重工業など計10社程度を計画している。
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そういえば、盛んに電力会社は原発のクリーンさと燃料のリサイクルを宣伝しているが、その前提となる地球温暖化が原発推進のために叫ばれているとは・・・

放射能汚染の実態を一切情報公開しない政府と原子力機構、電力会社を見ていると、地球温暖化そのものもどこまでが真実なのか疑いたくなってくる。

子供の頃、世界は氷河期に向かっているなんて真剣に語られていた気が。今と逆で、工業の発達によってさまざまな微粒子を伴ったガスが上空を覆って太陽光を遮るなんて言われていたような・・・
ところが、いまや逆に化石燃料を燃やしたガスで熱が宇宙空間に放出されなくなって温室化して大気の温度が上がるということになっている。

いったいどっちが真実なのか。

ただ、最近は夏でも太陽が遮られているとかなり涼しい。
太陽が出ているときの暑さは半端じゃないけど、隠れているときの涼しさも以前とは比べ物にならない気がしている。

地球環境の問題はどこに真実があるのでしょうか。



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