雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

東京五輪開催決定??

2021-03-22 19:27:53 | 日々これ好日

      『 東京五輪開催決定?? 』

    東京五輪 海外からの観客の受け入れを断念することが
    決定されたようだ
    ただ これは 「開催が決定された」ということなのだろうか
    わが国だけでなく IOCも 何とか開催中止を避けたいところだろうが
    わが国内での懸念材料が 多すぎるような気もする
    一部の知事の意見に影響されることもあるまいが
    浮かび上がっている懸念の一つ一つを 無視することなく
    歴史上初めての形になるであろう大会を
    何としても成功させて欲しいと 願っている
    それだけに 世論の動向が 少々気になっている

                   ☆☆☆ 

 

 

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春分の日が過ぎて

2021-03-21 18:43:20 | 日々これ好日

      『 春分の日が過ぎて 』

   当地は 朝から降ったり止んだりの天気
   予想されたほどの強い雨ではなかったが
   一日中 ステイホーム
   春分の日が過ぎて 今日から昼の時間が長くなっているはずだが
   お日さまの姿は まったく見えず
   その分 庭の草花は 生き生きと色が増した感じ
   それにしても 東京の昼の人出は かなり多かったとか
   緊急事態宣言解除の 先取りということですか・・・

                   ☆☆☆

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あらずもあるかな

2021-03-21 07:55:37 | 新古今和歌集を楽しむ

   昔見し 春は昔の 春ながら
          わが身ひとつの あらずもあるかな

            作者  清原深養父

(  NO . 1450     巻第十六 雑歌上 )
                           むかしみし はるはむかしの はるながら
                 わがみひとつの あらずもあるかな

* 作者は、平安時代中期の歌人・貴族である。

* 歌意は、「 昔見た 春は昔のままの 春であるのに わが身だけは 昔のままではないのだなあ 」といったもので、自らの老いを嘆いたもののようだ。 

* 作者 清原深養父(キヨハラノフカヤブ)は、枕草子の作者である清少納言の祖父とも曾祖父ともされる人物である。祖父・曾祖父の二説があるのは、伝えられている家系が二種類あり、なかなか決着されないためのようである。
つまり、「深養父 ー 春光 ー 元輔 ー清少納言」というものと、「深養父 ー 元輔 ー 清少納言」という二説である。
この二説が決着しないまま今日まで伝えられた原因の一つは、全く筆者個人の考え方であるが、深養父を「平安時代中期の歌人・貴族」と紹介してはいるが、宮廷に仕える官人ではあったが、最下級の貴族とされる従五位下に叙爵されたのは、深養父が七位相当の官職に就いてから二十二年後のことで、年齢は不詳であるが、かなり高齢であったと推定される。春光も従五位下・下総守に就いたという記録はあるが、それ以外の官職などははっきりしないようである。元輔の場合は生没年や官暦は相当詳しく伝えられているが、従五位下に叙されたのは六十二歳の時であるから、貴族でない期間の方が長い生涯であった。このあたりに、家系が混乱している理由があるように思うのである。

* 清原氏は、氏族としては清原真人ともいわれ、八世紀末から九世紀後半に掛けて臣籍降下した百人以上の皇族たちに下賜されたが、深養父の時代には、宮廷内での勢力は強いものではなかった。
深養父の生没年は不詳であるが、908 年に内匠寮少允(タクミリョウショウジョウ・七位相当官)に就いている。その後に残っている記録としては、923 年に内蔵寮大允に就いているが、これは正七位相当官であることを考えれば、その昇進ぶりがうかがえる。
そして、待望の従五位下に叙爵されたのが 930 年のことである。年齢は不詳であるが、少なくとも( 889 - 931 )の間は生存が確認できるという説もあることから推定すれば、四十歳は過ぎていたと思われる。

* とても貴族とはいえない身分であったが、教養人としては一流であったようだ。
琴の名手とも伝えられており、紀貫之らとの交流の記録がある。
ただ、生存中の評価に比べ、藤原公任による三十六歌仙に選ばれなかったことから歌人としての評価は落ちていたが、その後、藤原俊成らに再評価されて、中古三十六歌仙には選ばれている。

* そして何よりも、子や孫(孫や曾孫)から、元輔という大歌人、清少納言という才媛を誕生させたことは特筆すべきだと思う。
清少納言は、父の歌人としての偉大さゆえに、自分は下手な和歌は詠めないと言ったという逸話を残しているが、深養父・元輔・清少納言はそろって小倉百人一首に和歌を残している。
小倉
百人一首の和歌の評価はともかく、三人そろって選ばれていることはなかなかの快挙といえよう。
最後に、深養父の小倉百人一首に選ばれている和歌を記させていただく。

『 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづくに 月宿るらむ 』

     ☆   ☆   ☆

 

 

 

 


        

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震度5強の地震発生

2021-03-20 18:47:41 | 日々これ好日

      『 震度5強の地震発生 』

   つい先ほど宮城県沖を震源とした 震度5強という
   激しい地震が発生した 津波注意報も出されている
   該当の地域の方々には くれぐれもご注意ください
   今のところ 津波の被害は発生していないようですが
   道路や崖崩れなどの被害が心配される
   余震も懸念されるので ぜひ慎重な行動を取ってください

                      ☆☆☆
   

   

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選抜高校野球開幕

2021-03-19 19:49:48 | 日々これ好日

      『 選抜高校野球開幕 』

    甲子園で 選抜高校野球が開幕した
    昨年の中止に続き 今年も厳しい見方もあったが
    コロナ対策への 制限の中ながら
    無事開幕できて 本当によかった
    後は 選手たちの存分の戦いと
    あらゆるスポーツが 制約を受けながらも
    大会が開かれていくことを 期待したい

                ☆☆☆

 

 

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つくしん坊主 健在

2021-03-18 19:26:32 | 日々これ好日

     『 つくしん坊 健在 』

    近くの池の土手で つくしん坊をみつけた
    カラスノエンドウに 押しつぶされそうになりながらも 
    かなり大きくなった姿を あちらこちらに頭を見せていた
    その土手には ムスカリの花も 広がっていて
    時代の変化のようなものを 感じさせられた
    そうした変化の中で
    つくしん坊の健在な姿は 何かほっとさせてくれた

                     ☆☆☆ 

 

 


   

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日米2プラス2

2021-03-17 19:42:58 | 日々これ好日

      『 日米2プラス2 』

    「日米2プラス2」が行われた
    茂木外務大臣が 民放で話されているのを聞く限り
    大成功だったようだ
    米大統領交代後の日米関係が心配されていたが
    今回の2プラス2に加え
    来月予定されている 菅首相の訪米など
    米新政権が 日本を重視しているように見える
    おそらくは 対中国政策や この地域の政情が
    米国にとって もっとも深刻だからだと思われるが
    その期待に応えられる国力を わが国が有しているかどうかが
    問われることになりそうだ

                       ☆☆☆ 

 

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首相 ワクチン接種

2021-03-16 19:04:48 | 日々これ好日

      『 首相 ワクチン接種 』

    菅首相が ワクチンを接種したとの報道
    渡米に備えてのものだが だいぶ身近に感じられるようになった
    ワクチン争奪戦は 厳しい状況が続いているが
    わが国のコロナ対策も やや行き詰まり感があるだけに
    ワクチンへの期待が ますます高まっている
    高い効果が現れるよう 菅首相の念力に期待したい思いだ

                     ☆☆☆ 

 

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仲邑菫さん二段へ

2021-03-15 20:14:30 | 日々これ好日

      『 仲邑菫さん二段へ 』

    囲碁の仲邑菫さんが 二段になるとのニュース
    2019年に10歳でデビューしたお嬢ちゃんは
    12歳0ヶ月で二段に昇るが 52年ぶりの快挙とか
    囲碁の昇段条件は 男女差がほとんどなく
    これまでの最年少記録を持っていたのは
    趙治勲名誉名人(64歳)なので
    仲邑菫さんのすごさが伝わってくる
    そして そのコメントが
    「小学生のうちに二段になれてよかった」
    というのですから ただただ 絶句・・・

                  ☆☆☆    

 

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天下は神器

2021-03-15 07:55:38 | 私の好きなフレーズ

   『 そっと息を吹きかけて温めているつもりが、他方では強く息を吹き付けて
     冷やしてしまうことになる。 』

天下を取って之に人為を加えて治めんと欲すれば、吾は、そういうことが出来ないのを見て来ただけである。天下は神器であり、人為を加えて治めようとしてもどうにもならないものである。治めようとした者は之を壊してしまい、執着する者は之を失ってしまう。
そういうことで、先に行っているつもりが、他方では人に従っていることになる。そっと息を吹きかけて温めているつもりが、他方では強く息を吹き付けて冷やしてしまうことになる。強めているつもりが、他方では弱めていることになる。載せているつもりが、他方では突き落としていることになる。そういうことなので、聖人は、甚だしすぎることから離れ、奢れることから離れ、泰(タイ・おごり)といったものから身を去るのである。    ( 『老子』第二十九章より )

              ( 「ちょっぴり『老子』 34回 より )   

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