雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

穏やかな日々

2019-12-23 19:15:45 | 日々これ好日

        『 穏やかな日々 』

     
今日は 上皇さまのお誕生日
     昨年まで祝日だったので 少し違和感があるが
     同時に 穏やかな一日のようにも 感じる
     ご譲位による代替わりなればこその 穏やかなお誕生日
     明日からも 穏やかな日々でありますように

                      ☆☆☆

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遠い日のこと

2019-12-22 18:22:46 | 日々これ好日

        『 遠い日のこと 』

     「
冬至には『ん』が二つ付く物を食べるのよ」
     「じゃあ アンパン」「テンドンの方が良い」
     「何言ってるの 今夜は ナンキンとニンジンよ」
     「なアーんだ・・・」
      遠い日のことである
      さて ゆず湯になど 入らせていただきますか・・・

                     ☆☆☆   
       

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こけら落とし

2019-12-21 18:35:27 | 日々これ好日

        『 こけら落とし 』

    
 計画段階から 何かと難航した
     新しい 国立競技場 
     無事完成し 今日 こけら落とし
     報道されている限りでは 好評の様子
     オリンピック後の 維持費云々の声もあるが
     ケチなことは考えないで
     新しいランドマークとしての
     積極的な活用を 考えて欲しい

                 ☆☆☆

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神無月

2019-12-21 08:19:45 | 新古今和歌集を楽しむ

     神無月 風に紅葉の 散る時は
             そこはかとなく ものぞ悲しき


                  作者  藤原高光

( No.552  巻第六 冬歌 )
              かみなづき かぜにもみぢの ちるときは
                         そこはかとなく ものぞかなしき



* 作者は、平安時代中期の貴族であるが、若くして出家している。歌人でもある。( 939? - 994 )享年五十六歳位と推定される。

* 歌意は、「 神無月(陰暦十月)の 風で紅葉が散る時は なんということなく もの悲しいものだ 」といったもので、ごくごく平易な意味と思われる。
作者の和歌は、新古今和歌集に6首入集しているが、この和歌が代表歌と考えたわけではない。むしろ、あまりに平易過ぎて、作者の数多くの和歌の中からなぜこの歌を加えたのか疑問を感じるほどなのである。

* 作者の藤原高光(フジワラノタカミツ)は、歴史上の人物、あるいは歌人としては、それほど著名な部類には入るまい。ただ、その足跡は、興味深い魅力を秘めている。
高光の父は、右大臣藤原師輔。この人物は関白・太政大臣を長く務め藤原氏の地位を盤石にした藤原忠平の次男である。そして、師輔も藤原氏内の激しい争いの中を勝ち抜き、その三男兼家(高光の異母兄)の子からは、一条天皇の中宮定子儲けた道隆、同じく中宮となる彰子を儲けた道長を輩出しており、平安王朝文化の絶頂期を築き上げた中心となる家系なのである。

* 高光は八男なので、異母兄たちよりは出世は遅れるとしても、生母は醍醐天皇の第十皇女・雅子内親王であり、洋々たる将来が期待される誕生であった。
実際に、十六歳の頃に従五位下を受け、960年正月(二十一歳?)、右近衛少将に任じられるなど、順調な昇進ぶりであったようだ。
ところが、翌年、妻子を捨てて比叡山の横川で出家してしまうのである。宮廷を牛耳るほどの権力を掌握しつつあった一族の御曹司の突然の出家は、衝撃的な話題になったらしい。

* 二十二歳の頃に出家し、五十六歳で没するまでの間の三十数年間は僧籍の身として過ごしたようである。多武峰(トウノミモ・奈良盆地東南端にある)に庵を結び、多武峰の少将と呼ばれた。また、出家から多武峰に庵を結ぶまでの始末を歌を中心に記した「多武峰少将物語」の作者と考えられている。和歌も、勅撰和歌集に23首入集しており、当時の評価は高かったようである。
さらに、高光は多くの逸話を残しているようだ。たとえば、「 美濃国の高賀山に妖怪が現れたので、朝廷は高光を派遣して退治させた」という話が残されている。この妖怪の名は、『さるとらへび』というもので、頭は猿、体は虎、尾は蛇という物だそうで、この退治に絡んで、高光創建とされる神社が幾つかあるそうだ。
この他にも、「今鏡」など、いくつかの文献にも逸話を残している。

* 当時の貴族の出家には幾つかの形があったようで、僧俗の間を渡り歩いた人物も少なくないようである。高光がどのような生活であったのかはよく分からないが、僧侶として特別な地位にあったとは伝えられていないし、貴族社会で地位を得たという話もない。しかし、真偽はともかく後世に逸話を残し、歌人としての評価も得ていたと思われる。
現在私たちが手にすることのできる情報より、遥かに魅力のある人物だったのかもしれない。

* 高光が出家したのは、父の死去が原因していたというのが通説のようである。
時代は藤原氏、中でも高光の属する北家は存在感を高めており、高光の甥にあたる藤原道隆・道長の頃には平安王朝文化の頂点を築いていくのである。もしかすると、高光もその時代の重要な演出者になる可能性を持っていたのかもしれない。
しかし、同時にそれは、同族間の激しい権力闘争を伴っており、血を分けた兄弟間でさえ粛清していく厳しいものであった。
もしかすると、高光は、自分たち一族が進んでいく方向が見えていて、いち早く、そのような修羅の場から身を引いたのかもしれない、と想像するのである。

     ☆   ☆   ☆

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保釈は是か非か

2019-12-20 19:36:34 | 日々これ好日

        『 保釈は是か非か 』

    
 殺人罪で 懲役六年の実刑判決を受けた被告に
     保釈が認められた
     保釈の申請に対して 地裁は却下していたが
     弁護側は高裁に控訴し 高裁が認めたもの
     殺人事件で実刑判決受けた被告の保釈は 異例のようで
     賛否の意見が 交錯しているらしい
     保釈を認めた理由に 残された被告の家族の問題があるらしいが
     個人的には 保釈には賛成だが 身の安全が心配だ

                       ☆☆☆

 

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米大統領 弾劾訴追

2019-12-19 18:48:27 | 日々これ好日

        『 米大統領 弾劾訴追 』

     
トランプ米大統領が 弾劾訴追された
     弾劾裁判は 上院で行われるが
     弾劾が成立する見込みは まずないようである
     そうだとしても 史上三人目ということなので
     かなり異例な出来事であることだけは 確かだろう
     それにしても 先進国といわれる国の多くで
     政治的な対立が激しくなっているのが 少し気になる

                     ☆☆☆

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サッカー 今夜は男子

2019-12-18 19:12:05 | 日々これ好日

        『 サッカー 今夜は男子 』

     
東アジアE-1サッカー選手権
     女子は なでしこジャパンが全勝で優勝
     最後の韓国戦は苦戦したが 見事 勝ちきった
     さあ 今度は男子
     男子の最終戦も 相手は韓国
     ぜひ 男女同時優勝を果たしてほしい

                  ☆☆☆

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退院 おめでとうございます

2019-12-17 19:25:20 | 日々これ好日

        『 退院 おめでとうございます 』

    
 池江璃花子さんが退院とのニュース
     水泳選手として 絶好調の状態での発病 そして闘病
     辛い経験だと 推察されるが
     常に前向きな姿勢に 頭が下がる
     五年後のオリンピックを目指すというコメントも 
           実にすばらしいと思う
     「退院 おめでとうございます!!」

                     ☆☆☆ 

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109年の歴史に幕

2019-12-16 19:03:49 | 日々これ好日

        『 109年の歴史に幕 』

     
本州と四国を結ぶ 宇高航路が
     109年の歴史に幕 とのニュース
     特に四国の重要な足として 長い歴史を刻み
     悲しい事故も経験しながら 堪えてきたが
     瀬戸大橋の開通には抗すべくもなく 遂に 幕を閉じる
     当地の航路でも 同様の現象があり
     歴史の流れとはいえ 一抹の寂しさがある

                       ☆☆☆ 

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甲子園ボウル

2019-12-15 20:15:59 | 日々これ好日

        『 甲子園ボウル 』

    
 全日本大学アメリカンフットボール選手権
     今年の甲子園ボウルは 昨年に続き 関学対早大となった
     結果は 関学の連勝に終わったが
     第三クオーターまでは接戦で 早大の健闘が目立った
     このところ ラグビー人気に押されがちだか
     このような熱戦で 人気を盛り返してほしい

                     ☆☆☆

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