オリンピックは終わりましたが、メダリストを中心にメディアへの登場はまだまだ続いています。
その中で、浅田真央さんの存在感の大きさというものが、際立っていることを再認識させられました。
浅田選手のオリンピックでの演技は、メダル云々を超越してしまうほどの感動を与えてくれるものでしたから、メダリスト並、あるいはそれ以上の話題性があるのも当然ということなのでしょうか。
さらに、今回のフリーの完璧な演技ばかりでなく、ショートプロクラムの演技をも通して、多くの人々がこれまでの浅田選手の様々な演技やエピソードを熟知していて、ショートからフリーに至る浅田選手の心境を自分の感情としてしまったように思われます。
『浅田選手の二十四時間』といったドキュメンタリー番組を、ぜひともどなたかが作ってほしいものです。
帰国後すぐに行われた、外国人記者クラブ主催の浅田選手の会見は、実に興味深いものでした。
残念ながらテレビで報道される断片的なものしか見ておりませんが、その部分だけでも浅田選手の魅力は伝えられていて、素晴らしい記者会見だったようです。
記者会見を魅力的なものに出来た一つの要因は、各国の記者の質問が実にユニークで素晴らしかったということではないでしょうか。
普通ならスポーツ選手に対する質問としては不似合と思われる国際関係の質問も、浅田選手の対応の見事さとも相まって、微笑ましいものになっていました。
ある記者からは、自分の国の言葉なのでしょうか、「『アサダ』というのはメスライオンのことです」という、質問とは思えない薀蓄を述べておられましたが、笑ってしまいました。
各テレビ局がこの記者会見の中で最も大きく取り上げていたのは、某元首相の発言に対してのものでした。複数の記者からの質問に対して、浅田選手の軽妙な対応を見ていると、何か、人間には『器』というようなものがあるような気がしてしまいました。先天的なものなのか、研鑽によるものかは分かりませんが。
これも個人的な願望ですが、この記者会見の様子をノーカットで見てみたいと思うのです。きっと、並のドラマよりは魅力的な作品になると思うのですが、どこかのテレビ局が実現させてくれませんでしょうかねぇ。
やはり、記者会見の続きですが、今後についての質問に対して浅田選手は、50%と言いかけてから「ハーフ・ハーフ」と答えました。
50%ではなく、「ハーフ・ハーフ」という答えに、実に新鮮なものを感じました。
言葉のの上では、「ハーフ・ハーフ」も、50%も、五分五分も、大体同じようなものでしょうが、実は、何か大きな違いのようなものを感じたのです。
ある記者は、母国に「浅田選手は現役続行が濃厚」といったニュアンスを伝えています。この記者は「ハーフ・ハーフ」は現役続行の意思表示として受け取ったみたいなのです。きっと、何かオーラのようなものを感じ取ったのでしょうか。
考えてみますと、私などは、右か左かとうろうろ迷うことはいつもあるものの、本当の意味で決断を要する「ハーフ・ハーフ」などには、一度も経験していないよな気がするのです。
「ハーフ・ハーフ」という言葉も、発信者により重みに大きな差があるようです。
( 2014.03.03 )
その中で、浅田真央さんの存在感の大きさというものが、際立っていることを再認識させられました。
浅田選手のオリンピックでの演技は、メダル云々を超越してしまうほどの感動を与えてくれるものでしたから、メダリスト並、あるいはそれ以上の話題性があるのも当然ということなのでしょうか。
さらに、今回のフリーの完璧な演技ばかりでなく、ショートプロクラムの演技をも通して、多くの人々がこれまでの浅田選手の様々な演技やエピソードを熟知していて、ショートからフリーに至る浅田選手の心境を自分の感情としてしまったように思われます。
『浅田選手の二十四時間』といったドキュメンタリー番組を、ぜひともどなたかが作ってほしいものです。
帰国後すぐに行われた、外国人記者クラブ主催の浅田選手の会見は、実に興味深いものでした。
残念ながらテレビで報道される断片的なものしか見ておりませんが、その部分だけでも浅田選手の魅力は伝えられていて、素晴らしい記者会見だったようです。
記者会見を魅力的なものに出来た一つの要因は、各国の記者の質問が実にユニークで素晴らしかったということではないでしょうか。
普通ならスポーツ選手に対する質問としては不似合と思われる国際関係の質問も、浅田選手の対応の見事さとも相まって、微笑ましいものになっていました。
ある記者からは、自分の国の言葉なのでしょうか、「『アサダ』というのはメスライオンのことです」という、質問とは思えない薀蓄を述べておられましたが、笑ってしまいました。
各テレビ局がこの記者会見の中で最も大きく取り上げていたのは、某元首相の発言に対してのものでした。複数の記者からの質問に対して、浅田選手の軽妙な対応を見ていると、何か、人間には『器』というようなものがあるような気がしてしまいました。先天的なものなのか、研鑽によるものかは分かりませんが。
これも個人的な願望ですが、この記者会見の様子をノーカットで見てみたいと思うのです。きっと、並のドラマよりは魅力的な作品になると思うのですが、どこかのテレビ局が実現させてくれませんでしょうかねぇ。
やはり、記者会見の続きですが、今後についての質問に対して浅田選手は、50%と言いかけてから「ハーフ・ハーフ」と答えました。
50%ではなく、「ハーフ・ハーフ」という答えに、実に新鮮なものを感じました。
言葉のの上では、「ハーフ・ハーフ」も、50%も、五分五分も、大体同じようなものでしょうが、実は、何か大きな違いのようなものを感じたのです。
ある記者は、母国に「浅田選手は現役続行が濃厚」といったニュアンスを伝えています。この記者は「ハーフ・ハーフ」は現役続行の意思表示として受け取ったみたいなのです。きっと、何かオーラのようなものを感じ取ったのでしょうか。
考えてみますと、私などは、右か左かとうろうろ迷うことはいつもあるものの、本当の意味で決断を要する「ハーフ・ハーフ」などには、一度も経験していないよな気がするのです。
「ハーフ・ハーフ」という言葉も、発信者により重みに大きな差があるようです。
( 2014.03.03 )
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