『 御用納め 』
今日は御用納め
ただ 御用納めなる言葉は まだ現役なのかな
民間では 仕事納めというとの説明もあるが
あまりピンとこない言葉だ
いずれにしても いよいよ年の瀬
今年は 年末年始の人出が 昨年よりは大分増えそうだ
オミクロン株の拡大が 心配されているが
デルタ株だけで すでに増加に転じている
年末年始は 過度な自粛はもう避けたいが
基本的な注意は しっかり守り
爆発的な感染拡大は 抑えたいものだ
☆☆☆
『 善であるとか不善であるとかといったことを超越した先のものを求めているように見える 』
性善説というのは、孟子がその元祖のようにされているようです。少し遅れて現れた荀子は、これに対抗して性悪説を唱えています。
以来、この二つの考え方は、その中間にあたるものも加えて、人間の性質の根源を探るうえで、しばしば登場してきます。
『老子』や孔子の時代には、まだ性善説や性悪説といった考え方は、論争の対象になっていなかったようです。
ただ、本章などは、『老子』が性善説を唱えているように見えます。このような考え方は『老子』の各所で垣間見られますが、いわゆる性善説とは少し違うような気もします。
つまり、『老子』の場合は、善であるとか不善であるとかといったことを超越した先のものを求めているように見える気がするのです。 ( 老子 49章 より )
( 「ちょっぴり『老子』」 第55回 より )