『 ふたたびワクチン論争 』
ふたたびワクチン論争が 目立ってきた
三回目のワクチンを 何か月後に始めるのかが
注意を集めかけたところに
オミクロン株の登場で
八か月後からでは遅すぎるという声が 優勢になってきたが
接種の体制と言いながら 実は ワクチンそのものが足らないというのが
八か月後からに拘っている 主因らしい
わが国が一番大切なのは分かるが
この感染症は 世界中の流行を抑えなければ 収束しない
金と人脈で ワクチンを集めることが 立派とは言い切れないことも
私たちは 考えるべきだとも思う
国産ワクチンの 一日も早い登場を!!
☆☆☆
『 あんなにおっとりした子が、何をどう急いだのか、早くに死んでしまった。 』
一番上の姪は、わたしより一つ年下だったが、ふっくらとして大きいので、どちらが年上だか分からないほどだった。
二人は、特別似ているわけでもないと思うんだが、他人さんが見るとよく似ているらしく、よく双子や双子やとからかわれた。
わたしはそれが嫌で、どこがそんなに似てるのやと文句を言うと、今度は、似てない双子や 似てない双子やと、からかうんよ。
( 中略 )
あの子は、身体もふっくらしていたけれど、気持ちもゆったりとしていたなあ。わたしは こせこせと動き回っていたが、あの子は いつも おっとりとしていた。やさしい良い子だった。
あんなおっとりした子が、何をどう急いだのか、早くに死んでしまった。まだ 数え年の十八かそこらだったと思う。
わたしは、もう家を離れていたけれど、話を聞いたときは、とても悲しかったねぇ。
( 「さても このごろは」 双子のような姪 より )