雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

感心するばかり

2019-05-13 18:35:40 | 日々これ好日
        『 感心するばかり 』

     15才以下の そろばんの大会の様子が放映されていた
     「計算バトル」とか「頭脳の格闘技」などと報道されていたが
     まさにその通りで どんな頭脳をしているのかと 感心したり 唖然としたり
     優勝した人や上位入賞の人はすばらしいが それ以上に
     広い会場に 大勢の少年・少女が参加しているのが 実にすばらしい
     どうやら 一握りの天才だけの頭脳構成ではないらしいことに
     感心しながら 自分の頭を振ってみる  うーん

                           ☆☆☆  
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想定外の作品

2019-05-13 08:21:28 | 私の好きなフレーズ
   『 おそらく「人間」は、造物主の想定外の作品だったのではないでしょうか。 』


この世のすべてを造られたという造物主というような存在があると仮定した場合、おそらく「人間」は、造物主の想定外の作品だったのではないでしょうか。
それは、きっと、「人間」が「火」というものを手にした時から造物主が意図した範囲を超える存在になっていったのではないでしょうか。
おそらく、私たちは、「火」を手にした早い段階から、ご先祖の御霊という存在と語り合う重要な役割を「火」に求めて来たように思われるのです。そして、ご先祖に限らず、一足先にかの国に旅立っていった怨霊たちと、いつまでも心を通わせようとする人間の行為も、造物主の想定外だったかもしれません。


                       ( 「小さな小さな物語」第六部 No.309 より )
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