中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
paraparaart.com ArtDirector

近江町市場は再開発で変わるか3

2007-03-09 | 文化を考える

近江町市場は再開発で変わるか3(今日の中日新聞夕刊記事から)

このブログでも取り上げてきた近江町市場の再開発ですが、とうとう店舗の解体が始まったようです。2009年春には、新しいビルが建つそうです。上空から見ると女という文字の形にアーケードが広がり、そこに魚介類や加賀野菜などが並び、金沢の台所といわれる市場があった。観光の名所でもあり、再開発に手をつけながらもなかなか実行できなかった訳「市民の愛着」があった。私にも、思い出多い通りでした。金沢駅から美大(赤煉瓦のころの)への通学路でした。よくつまみ食いをしましたし、市場の人とも顔見知りでした。本当に寂しいことですが、車の出入りが容易になるなど利点もあるそうですので、今後に期待したいものです。

 


 


京都議定書発効から2年目(中日新聞記事から)

2007-03-09 | 科学・環境を考える

京都議定書発効から2年目(中日新聞記事から)

気象異変が続いていますが、ここ数年マスコミでも環境問題を取り上げています。アメリカや中国など、二酸化炭素などの排出量の多い国を批判ばかりしていても仕方がない。日本の排出量も年々増えてきているわけだから、一人一人が実態を把握した上で、自分ができることから始めなければならない。一人の人間のできることは微々たるものですが、こういった地球規模の取り組みほど、個々の意識が大切だと思います。後は政府や自治体がどう舵取りをするかですが、これがなかなか大変です、最も周囲のことを考えなければならない人たちが、この国では自分のことを優先しているのだから。私たちが、意図的に意思表示しながら、政治の中軸にいる人たちに知らせていくことができればいいのですが。

 


浅川マキのCDを聴く

2007-03-09 | 音楽を聴く

浅川マキのCDを聴く

絵を描いてるときには、静かな方がいい。音楽を聴くのは絵が描けないときだ。今、浅川マキさんの唄を聴いている。金沢のライブハウスで彼女の唄を聴いたのはそれほど遠くない最近ですが、唄う方も聴く方も時の流れを感じてしまう。ただ、あの頃の意識が明瞭に浮かんでくる。ハスキーな声といつまでも耳に残る歌詞が気持ちを高ぶらせる。歌詞が視覚的で、まぶたの裏にあの頃の実映像とダブルのですね。あまり感傷的になりすぎると、ますます絵が描けなくなる。