中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
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絵本「白樺のテーブル」の紹介

2007-03-04 | 本の紹介
絵本「白樺のテーブル」の紹介
先日紹介した絵本「木の葉の魚」と同じく安房直子さんの文に味戸ケイコさんが絵を描いています。「木の葉の魚」は美しい海のお話でしたが、「白樺のテーブル」は美しい森のお話です。一本の白樺がテーブルになるには、一つの森と一人の少女の物語があります。私は、味戸ケイコさんの弱々しい絵が好きで、こういった絵本を何冊か持っています。海も森も霞がかかっていて、少女がそこに迷い込むようにとけていく。映画「緑の館」のイメージといつもだぶってしまうのです。