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紅葉三昧 嵯峨野から彦根城・湖南三山の旅 京都嵯峨野編

2021年12月05日 | 旅行
11月末に、紅葉を楽しむツアーに参加しました。
ツアー会社のお一人様旅です。
目的は彦根城と湖南三山だったのですが、集合場所が梅田から始まって、新大阪、京都アバンティ前で、そのせいか京都のお寺の紅葉も見学に入っていました。

ツアー客も、京都集合が10時だったせいか、関西在住者だけでなく、東京から来た人や、金沢から来た人など様々。
聞けば地元では湖南三山を巡るようなツアーがないからとか。
新幹線に朝早く乗れば、京都集合に間に合うらしいのでした。

そういうわけで、最初は京都嵯峨野の宝筐院(ほうきょういん)に行きました。

宝筐院の紅葉です。














宝筐院はなんでも、紅葉の美しさでメディア関係者には知られたお寺だとか。
私は、今回行くまで名前も知りませんでした。

今回はバスツアーだったのですが、一人二席でゆったりしていました。
ただお一人様なので、帰り道、バスの停めてある場所を忘れないよう気をつけてました。

嵯峨野では清凉寺の駐車場にバスを停め、歩いて目的のお寺に行ったのですが、聞けば清凉寺も立派なご本尊がまつられている見どころあるお寺なのでした。

宝筐院からの帰り道、清凉寺の塀に沿って歩きます。


清凉寺の本堂。残念ながらお参りする時間はありませんでした。


清凉寺の多宝塔。


一旦、清凉寺に戻って、次の厭離庵にも歩いて行きます。
厭離庵の方は藤原定家が小倉百人一首を編纂した時雨亭ということで私も知っていました。
厭離庵に入れるのは紅葉の時期だけです。










小さな石塔は定家塚だそうです。








ところで厭離庵という名は、私は、“厭離穢土欣求浄土”、つまり穢れたこの世を厭い浄土を希求するという意味から来ていると思ったのですが、添乗員さん曰く「厭きることがない」という意味だとか。
本当かしらと思ったのですが、どちらが正しいか、ご存知の方は教えて下さい。

この日の午前中の宝筐院と厭離庵で京都嵯峨野の紅葉見物はおしまいでした。
やっとお昼のご飯と、バスに乗っていると、添乗員さんと後ろの席の人のお話が聞こえてきました。

聞こえてきた話というのは、後ろの席の人は大豆アレルギーだということ。
ランチの主菜は豆乳仕立ての湯豆腐。
京料理なので刺身が数切れで肉類は無し。
大豆アレルギー対応のメニューも無し。
近所に何か食べられるお店も無し。

大豆アレルギーの人、京都で食事有りのツアーに参加する時は気をつけないと何も食べるものがなさそうです。
ちょっとお気の毒でした。