緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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耳鼻咽喉科での誤診  付記あり

2024年07月16日 | 健康
前の記事のリンパ節の腫れですが、大きな病院の耳鼻咽喉科で診てもらったところ、リンパ節ではなく耳下腺が腫れていると言われました。
最初の耳鼻咽喉科の開業医は誤診していたみたいです。
いえ、大きな病院の医師が誤診している可能性もないとは言い切れません。

耳鼻咽喉科の医師がリンパ節と耳下腺の区別がつかないものでしょうか。
開業医は50代、大きな病院の医師はアラサーってところでしょうか。
アラサーの医師は個人病院ではエコーもないので間違えたのでしょうと言ってました。

私の場合、とりあえず腫れている部分に針を刺して細胞を採り、検査に出すみたいです。
針を刺した時、液体が出たみたい。
それで腫れは引いたのだけど・・・。
その後が大変。

家に帰って、塩分補給のために塩レモン味のタブレットを口に入れると『痛たたたたっ!!!』って感じで耳の下が痛くなって。
夕食は少し食べても痛くて痛くて。
これは覚えがあります。
唾液腺に石が詰まった時の症状です。

9年前のブログに詳しく書いています。

夏風邪? 耳下腺炎? - 緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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でも今回は1か月以上腫れていただけで痛みはなく、針で刺されて以降、食べると痛いという症状が出てきました。
幸いにして食べると痛いという症状は消えましたが、なぜそうなるのか、次回、検査結果を聞く時に医師に聞くしかなさそうです。

ただ9年前のブログを読み返しても、今回診てもらった耳鼻咽喉科とは異なる個人病院だったのですが、耳鼻咽喉科の医師とのコミュニケーションに苦労しています。
あの時も、結局なかなか良くならず、口腔外科を兼ねた歯科医に診てもらいました。

私の経験では耳鼻咽喉科は誤診が多いというか、なかなかコミュニケーションが難しい医師が多い印象です。
最悪だったのは母のケース。

下咽頭がんと言われて、そうではなかったケースです。
医師から「治療の方法がないので連れて帰ってください」と言われる実質的な治療放棄で、親の介護で最もしんどかった体験です。
これも完治したところを見ると、実際には耳下腺炎で、細菌感染をこじらせたケースだったと思います。

介護はチームワーク、介護は生前供養(7) - 緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

久しぶりの介護シリーズです。母の介護の経験の中で、当初このシリーズで書こうと思いながら止めていたことを書いておこうと思います。とても長いし、重い話だと思います。...

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耳下腺炎は治るものかもしれませんが、母のようなこともあるので、こじらせないよう慎重に対処しようと考えてます。

<付記>
今日、検査の結果を聞きに行きました。
悪性のものは見つからなかったそうです。

気になっていた食べた時の痛みですが「僕も知らんわー」「初めて聞く」だそうです。

あの日、受診後に食べた塩レモン味のタブレットが良くなかったのかもね。

こういう話をしてもまったく理解されない時がよくあるのですが、酸っぱいものとか美味しいものを食べた時、耳の下が痛くなることがよくあります。
俗にいう「頬っぺたが落ちるような」とか、狂言の「附子」とかで使われる古い言い方だと「頤がおつるような」感じです。

これもネットの辞書的なものでの解説を読むと、意味が「頬張る」みたいな、あるいは口いっぱいに食べ物を入れた様を指すみたいに書かれていますが、狂言の「附子」から考えると頬張ったり、口いっぱいにするものではありません。
附子の正体はドロドロのシロップ上の砂糖なので彼ら(太郎冠者と次郎冠者)は舐めているのです。

やはり経験した人でないと分からない感覚かと思います。
ただ以下のようなサイトもありましたので珍しいものでもありません。

酸っぱいものを食べると耳の下が痛いのはなぜ?感じなくする方法とは|楽萌え

酸っぱいものを食べたとき、耳の下からえらの上あたりがツーンと痛いような感覚になったことはありませんか? 私は子どものころ

楽萌え

 


今回の医師は痛くなるのは顎下腺だけだと言ってました。
でもサイトの記事だと耳下腺と顎下腺です。
私の経験でも耳下腺が痛むのです。
『先生、ほんとに耳鼻咽喉科の勉強した?』と内心思いました。

「頬っぺたが落ちるような」という言い回しは耳下腺に対応し、「頤がおつるような」という言い回しは顎下腺に対応しているのではないかと思います。

というわけで、今回も耳鼻咽喉科医と訳の分からん会話を交わしてきました。

針を刺した時に液体が出てペッタンコになったし、痛みは無いし、治療もせず様子見ということになりました。
「10月くらいにもう一度受診しますか」と言われましたが、それも面倒なので何かあれば受診することになりました。

先生曰く「こういうものは診断名がつかない」とか。
一応「耳下腺嚢胞にしときます」だそうです。