緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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フジバカマにツマグロヒョウモン 庭仕事再開

2021年10月18日 | 庭の植物
とにかく暑いので放置していた庭仕事、いよいよ再開です。
うっかり秋植え球根のセットを買ってしまい、その中のユリは早く植えなければならないので、大慌てで花壇の整備。

まんの悪いことに、その前日に腰をいわしてしまいました。⇐関西人しか分からない言い回し。
要するに腰を痛めたのに庭仕事せなあかんようになってしもた、ということですわ。(なんで関西弁やねん)

とにかく頑張って、汗だくになり、蚊に刺されながらユリの球根8球、植えました。
あと、チューリップとかアイリスとかは慌てなくてよろしいです。
その前に雑草を抜かないといけないですが。

我が家の庭、フジバカマが花盛りです。
フジバカマといえばアサギマダラなのですが、住宅街の谷底にあるような庭のフジバカマはアサギマダラは気が付いてくれず、代わりに何匹も来てくれたのがツマグロヒョウモン。
ツマグロヒョウモンもフジバカマが大好きな様子。

雄です。


雌です。












ツマグロヒョウモンの為のフジバカマみたいになっています。

ツマグロヒョウモンの幼虫の食草はスミレなのですが、我が家の庭、野生のスミレをグランドカバー風に生やしているものだからツマグロヒョウモンが多いのかもしれません。

同じく茶花として植えたホトトギス。



葉っぱに虫食いの跡がありますが、たぶん、ルリタテハの幼虫が食べたと思います。
ホトトギスはユリの仲間で、ユリの仲間はルリタテハの幼虫の食草だからです。

夏場、2ミリほどの幼虫が何匹も付いているのを見ていて、どうしたものかと思っているうちに一匹もいなくなってしまいました。
他の虫に食べられたのだと思います。
虫たちの世界の生存競争も激しいです。

ユリといえばタカサゴユリの繁殖力も凄いです。


勝手に生えてきたタカサゴユリですが、もうすぐ弾けて種が飛んでいく筈です。
昔は高速道路の法面でだけ見かけたのですけどね。
今では街中の空き地にたくさん生えてます。

今年はアケビの豊作でした。
生ったアケビはいつもお世話になっている茶道仲間に差し上げました。
貰って嬉しいものでもないと思うのですが、あまり見ることもないので面白いかと思い・・・。

まだまだ生っているアケビです。


この口の開いたのは熟れすぎで食べられません。











庭に関しては万年初心者の私も、アケビの実を生らすのだけは上手になりました。

涼しくなったので、しばらくは庭仕事に精を出す予定です。