
2017年8月に始めた【心にのこる この歌1曲】は不定期ながら
人気シリーズでこれまでに多くの《我が心にのこる歌》を48篇、
記事にしてきました。おかげでMyブログのカテゴリー《人気アクセス記事 BEST50!》に常に何かしらランクインしています。
今回でこのシリーズも49回目。ワクチン接種が始まったとはいえ〈コロナ禍〉はまだまだ全国を苦しめるこの陰鬱とした世情、時季にどんな曲が浮かぶか・・・ この曲、この歌手を選びました。
しばらく〈書き下ろ詞〉ばかりだった毎日の記事。所蔵する音源で調べることがあったのを機に久しぶりにこのシリーズを、と思い立ち、今でこそ長寿時代というもののまだまだと思わせ早逝した歌手にスポットを当て《我が心にのこる歌》マニアック的選曲による
2作を紹介します。この2人も年数こそ違え5月に亡くなっています。

①♡奈良光枝「愛の山河」 ●1977年・53歳で死去
作詞:三浦康照 作曲:古賀政男 発売年:1962年(昭和37年)
奈良光枝さん、後年に近い時期の作品。奈良さんの歌唱は音楽学校出身というだけあって、発声の基本がしっかりしているうえに独特の情緒があふれていて胸に沁み入る。この曲は作曲が古賀政男氏だけに起伏のあるメロディはもちろん編曲(佐伯亮さん?)もいい。

②♡高峰三枝子「純情二重奏」 ●1990年・71歳で死去
「純情二重奏」作詞:西條八十 作曲:万城目正 *霧島昇とのデュエットだが高峰単独歌唱もある。
「牧場の花嫁さん」作詞:藤浦 洸 作曲:万城目 正 *「南の花嫁さん」がヒットしこれもまた映画の主題歌に使われどちらも良い。
