
もう逢わないと 私は言った
なぜ逢えないと あなたが聞いた
昔のひとと よりを戻すなんて
言えばあなたに 頬をぶたれる
みなとみらいは 人影もなく
停めた車にもたれ 答えを待てば
最后の夜を 飾るように
FURI FURI FURU FURU
横浜スター・ダスト
いい人すぎて きらいになれる
だめな人ほど 魅かれてしまう
女の性は とても危ういもの
波の音さえ 泣いてくれてる
ランドタワーの 灯りも消えて
海の匂いが 髪にからみつく頃
別れのキスを こばめなくて
FURI FURI FURU FURU
横浜スター・ダスト

たぶん横浜 来ることもない
どこか遠くの街へ サヨナラのつもり
みじかい夢を 散らすように
FURI FURI FURU FURU
横浜スター・ダスト
FURI FURI FURU FURU
横浜スター・ダスト
ひとこと:日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルに
ロス・プリモスも出演する。
49年の長きにわたってムード歌謡界を牽引したロス・プリモスも
メイン・ヴォーカルの森聖二サンの死去とともにピリオドを打つかと思われたが、
元ロス・インディオスの永山こうじをヴォーカルに迎え、新たなスタートを切った。
1960年代に一時代を築いたムード歌謡・ムードコーラスの音源は
ほとんど所蔵しているが、なかでもロス・プリモスが作品的にも優れ、
お気に入りが多く一番好きだった。
そういった意味でも、新生ロス・プリモスに期待するところは大で、
横浜を舞台に、べつの男のもとへ去る女をテーマに書き下ろした。
『この歌手のお勧め曲』(旧ロスプリ)1.「ぬれて横浜」2.「小さなお店をもちました」
3.「知らなかったわ」