
一概に『元気が出る歌』は何?といっても人さまざま。仕事で頑張るために、夢を追いかけているとき、下世話に言うなら失恋したとき、大切な人を亡くしたときなど、元気になりたい、今日一日の応援歌がほしい、と
思うものではないでしょうか。ありとあらゆる歌をのべ何千何万曲を聴いてきた中で《元気印のこの歌5曲』




①【ボクサー】この曲は〈サイモン&ガーファンクル〉が1969年に発表した楽曲。J-POPではないが唄ったのがジョーン・シェパードで日本発売です。彼女の名を今の若者はもちろん、よほどの歌好きでない限り知る由も無いでしょう。千昌夫さんの元妻とかTVの「新婚さんいらっしゃい」のアシスタントをしていたといえば合点がいく人も多いでしょう。もともとアメリカの歌手。〈サイモン&ガーファンクル〉のオリジナルはもちろん良いのですが、さあ今から試合が始まるぞ、とばかりのイントロなどこの作品の日本版編曲に元気づけられました。


②【涙をふいて】三好鉄生のオリジナルはもちろん良いが作品的にも
高レベルだけに何人かがカバー&リメイクしている。上戸彩、水前寺清子、個人的には内藤やす子がお勧め!サビからあのハスキー声でシャウトして歌い上げるのを聴くたび、ある意味震えた。少しばかり大股歩きが出来た。

③【 空 】決して派手な歌ではない分、聴き進むにつれじんわり沁みる。宝石のCM起用で話題になりアルバム「風の詩」から急遽シングルカットされた。~空、空、夢はまだ失くさないさ~ の箇所に元気づけられた。


④【男は大きな河になれ】原曲はクラシックの名曲!スメタナの「モルダウ」です。詞はさだまさし。この曲を知ったきっかけは1987年の映画
「次郎物語」を見た時、主題歌として流れたから。映画自体、泣けて泣けてそれでいて勇気をくれる物語にこの曲が静かに深く流れて・・・



⑤【夜につまずき】この曲が作られて13年ですが耳にしたのは2013年に、作曲した〈泉谷しげる〉が発売したCDアルバム『昭和の歌よ、ありがとう』で八代亜紀と初コラボの歌を聴いてから。ノリノリのR&Rで二人の息もピッタリ!ビートたけしの詞とともにハマッた!なにか聴きたいとき、まずこの歌から入った。(画像をお借りしました)