どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

I am a farmer

2005年07月20日 | 雑記
「農業できますか?」
「ダイジョウブデス
「ハウスの中はとっても暑いですよ」
「ウ~ン・・・デモボクハヤリマス」

心配していたマークの仕事先が決まった。
樫合にある「シャコバサボテン」の生産農家だ。
農家といってもパートさんをたくさん使っている大規模農家で、以前にも外国人を何人か雇った事があるらしく、とても理解のある社長さんでちょっと安心した。

マークはフランクフルトについでのドイツの第2の都市ハンブルグからやって来た。
ハンブルグは東京のような大きな都市らしい。
だから当然農業なんて初めての経験。
ましてや日本で一番暑い土地のハウスの中での作業となると、周りの人間はとても心配してしまう。
しかし、当の本人はどれだけ暑いのか体験してないからわからない・・・
何事も経験だ。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言うし・・・う~ん、英語の訳せないのが残念。


昨日の午前に面接していただき、今日から仕事に行っている。
洋服も大した枚数を持って来ていないので、ユニクロに行き長ズボンとTシャツを買ってあげた。
身長195センチのマークは何を履いてもちょっと寸足らず。だけど仕方が無い。

「チョットカッコワルデス
「これはワークパンツ。おしゃれ着ではありません
「OK

帽子は知人が農協や業者から貰ったというのをくれた。
「KURUME ナンデスカ?」
「会社の名前です
「OK
「(プーマやナイキみたいに思ったかな・・・)」
結局今朝かぶってきたのは、横に「●×研究所」と刺繍のしてある帽子。
日本語もおしゃれなデザインと思えば


昨夜アパートへ引っ越したので、今朝はそこから出勤。
寝ぼすけの2人はちゃんと起きられたかな・・・
朝ごはんは食べたかな・・・
自転車で1人で迷子にならずに行けるかな・・・

「明日は自宅から直接職場に行くからね。」と言ってあったが、マークが通う道を車で走ってみた。
「いたいた ちゃんと起きられたんだ(ほっ)
長身のマークが自転車に乗ると、足が長すぎて、がに股のようでおかしい
お昼ご飯も自分でパンにジャムを塗って持ってきたらしい
(でもスーバーの袋に直接入れるはちょっと勘弁・・・


とりあえず今日一日がんばれたかな・・・
それが聞きたくて夜アパートに寄ってみたら、家にいない
奴らネットカフェにPS2(テレビゲーム)をしに行ったな・・・
まったく手が焼ける息子たちです