大学の授業にかかわる話題

授業日誌・キャリア・学びのスキルについて

25日(木)2・3の授業

2013年07月25日 17時23分40秒 | SIUの授業
比較オフィス論

本日の授業が最後です。
きょうも経済クイズを4題やりました。

①為替変動により業績が左右される企業とは。
②「ウォールマート化」という言葉が去るそうです。
このを地でいく施策とは。EDLPに代表されるウォールマートの低価格戦略。
この方針と合致するものを選ぶことになる。
③立ち喰いそば屋にいす席を設ける。
千円カットの理容店に個室を設置する。
カプセルホテルに女性専用区域を設置する。
これらに共通の目的とは。
④4つの製品から、商品開発コンセプトが異なるものを選ぶ問題です。

先週、模擬試験を行いましたが、それを返し来週のテストのことを話し、
授業を終えました。

2講目が29名、3講目が41名の出席でした。

企業が英語以外のスキルを重要視する傾向に

2013年07月25日 10時14分24秒 | キャリア支援
英語力が必須な求人は6割
企業が英語以外のスキルを重要視する傾向に

マイナビニュース
2013年7月24日(水)16:01


インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)( http://doda.jp/ )」は、
同サービスが保有する約20万件(2005年1月~2013年5月)の求人情報をもとに
「企業が求める英語力」について調査を実施した。

企業が英語力以外も重視する傾向に

「英語力」が必要とされる求人の割り合いをレベル別に見たところ、
「初級レベル(簡単な読み書きや会話ができる/TOEICテスト~500点)」は
2005年の4.2%から割り合いを増やし
2010年には50%に到達。
その後、現在まで60%弱で推移している。

また、「上級レベル(ビジネスにおける商談・交渉ができる/TOEICテスト800点~)」についても、
2005年の1.0%から2011年の28.6%まで右肩上がりに上昇し、
30%弱で高止まりしているという。

2013年1月~5月の新規求人数の増加率は前年比+7.8%だったのに対し、
英語力が必要とされる求人は前年比+3.9%だった。
このように、国内の景気が回復基調にあることで、
海外投資を積極化する企業を上回るペースで
国内の"英語力が必須ではない求人"が増加。
このことが、英語力が必要とされる求人が
高止まり傾向を示す背景の1つとしてあげられる。

さらに、2011年ごろまでは英語力を最重要視する企業が多くあったものの、
最近では「英語力は入社後の研修や学習でも身につけられる」という考え方が広がっており、
英語力よりも「職種の専門性」や、
「仕事の進め方に関する力」、
「人と関わる力」が重視される傾向が強まっているという。

調査の結果から同社では、
「英語力だけが武器になる時代ではなくなっている。
キャリアの価値を高めるためには、
英語力にプラスしたスキルアップをしておくことが重要」と分析している。

http://news.goo.ne.jp/article/mycom/bizskills/mycom_833849.htmlより

管理会計がビジネスに不可欠な理由

2013年07月24日 15時13分18秒 | キャリア支援
管理会計がビジネスに不可欠な理由
評価軸を明確化するメリットを享受せよ


制作 :東洋経済企画広告制作チーム

管理会計がビジネスに不可欠な理由

複雑化する今後のビジネスに求められる戦略的な経営。
その実現のために論理的な分析が
必要不可欠なことは言うまでもない。
そして、このニーズに応えるために、
経営トップやビジネスリーダーが身に付けるべきスキルのひとつが、
管理会計である。

管理会計はすべてのビジネスパーソンに馴染みあり?

ビジネス戦略を立てる際、
まず自社の状況を客観的に見極めることが必要だ。
しかし、多様化、複雑化する経営環境の中で、
それを実現するのは非常に難しい。
そのような課題を解決するソリューションが「管理会計」だと語るのが、
早稲田大学ビジネススクール(以下、WBS)で
「管理会計」「財務会計」「財務分析と財務管理」を受け持つ西山茂教授だ。



「会計は、財務会計と管理会計に分かれます。
財務会計は、投資家などに向けて決算書を作成する、外向けの報告。
一方、管理会計は企業内部で数字を使うもの。
管理会計は、英語で『マネジメントアカウンティング』と言う通り、
経営管理のための会計です」

会計と聞くと、日ごろ
数字に親しみのないビジネスパーソンは身構えがちだが、
実は日々のビジネスの中で普通に接しているのだという。
たとえば、月次の売上金額や商品の損益分岐点など、
社内で数字を使う話はすべて管理会計なのである。

値上げ、原価抑制、数量増でインパクトが大きいのは?
では、具体的に、管理会計は
どのような場面で活用されるものなのだろうか?

「身近なのは価格の話です。
ある商品の利益を上げることを考える際、

1)価格を上げること
2)価格はそのままで原価を下げること
3)販売数を増やすこと

の3つが考えられます。
ここで、税金のことは考えずに、
これらの要素を同じパーセンテージ、
たとえば10%ずつ動かす
シミュレーションしてみましょう。まず、

1)価格を10%上げた場合、利益の増加分は当然10%になります。
次に、たとえば原価率80%の場合、
2)原価を10%下げると利益の増加は8%。
さらに、
3)販売数を上げた場合ですが、
変動費(売上高に応じて、増減する費用のこと)も上がるので、
意外とインパクトが弱い。

おそらく実際のビジネスでは、
価格を10%引き下げた場合は、
販売数増加が10%をかなり超えないと
ペイできないことが多いでしょう。
3つの方法のうち、最もインパクトが大きいのは価格を上げること。
実際には、市場や競合の状況もあるので、
シミュレーションは複雑になりますが、
このように各要素の関係性を数字で明らかにしながら、
効率的で論理的な意思決定の支援をするのが
管理会計の役割のひとつです」

数字を用いて、比較し、具体的かつ客観的な分析を行うためのツール――それが管理会計なのである。

意思決定と業績評価、2つの役割


管理会計の役割は、大きく分けて2つあるといわれる。
ひとつは前述の価格の例が示すような、
意思決定のためにいかに数字を使いこなすかということ。
これはさらに、長期的に考えるものと、
短期的に考えるものに細分化される。

そして、もう一方が、ROI(投下資本利益率)や
資本コストなどを用いて、
業績の評価や管理に役立てることだ。

「たとえば、企業が業績を売上で評価するなら、
営業担当者は『コストをかけても売れればいい』と思います。
粗利で評価するなら、『粗利が出るものを売ろう』と思うでしょう。
でも『交際費はどんどんかけてもいい』と思うかもしれない。
そこで、『交際費を引いた後の利益で評価する』と言えば
交際費をあまり使わなくなります。

このように何を評価するかで、
従業員の行動は変わります。
そのため、企業全体が目指すべき方向にベクトルを合せた評価軸を
採用する必要がある。
その評価軸を、数値を用いることによって明確化していくのが
管理会計の1つのテーマなのです。

ただし、それは部門ごとに適切に行う必要があります。
コストダウンが必要な部門もあるだろうし、
研究開発費などある程度のコストをかける必要がある部門もある。
ですから全体の方向性をまず
明確にした上で、そのグループ、部門、あるいは
個人にどう動いてもらうかに合わせて、
評価軸を変える必要があります。
その際にも、管理会計を用いて数値化することで、
部門ごとに何が必要かということがわかり、
目標を適切に設定でき、
フェアな評価を下すことができるというわけです」(西山教授)

また、急速に進行するグローバル化への対応という点でも
管理会計を活用することは大きなメリットがある。

「グローバル展開が進んでいる企業でも、
数値化することで、国を越えて業績を横に並べて評価できます。
ここでも、フェアな意思決定が可能になります。
また、戦略や状況を説明する際にも、数値化していると、
国や地域の違いがより明確になります」と西山教授。

会計は全ビジネスパーソン必須のスキル

以上のように、非常に強力なビジネスツールである管理会計だが、
そのポテンシャルを最大限に生かすために
必要なこととは何だろうか?

「(WBSの)授業では、
管理会計の基礎から具体的な手法までを学びますが、
すべてのツールには目的がある。
それを理解した上で、各企業にとって
使えるものを導入することが重要です」(西山教授)

その言葉を証明するかのように、
管理会計の仕組みがうまく機能している企業は、
ツールの本質を理解した上で、
自社の目的に合わせてアレンジ、カスタマイズしている。
無理をしてすべてを丸呑みしても、
かえって効果が出ないこともある。

また、管理会計は、
日本では一部大企業で導入されているものの、
中堅企業以下ではまだまだ定着しているとは言えない。
しかし、大企業にかかわらず、
導入するメリットがあるという。

「管理会計を利用すると、
まずはビジネスの状況を客観的に見ることができます。
さらには、数字を使うことによって
ビジネスプランを練り上げられる。
たとえば、ビジネスプランというと定性的な話から入りがちですが、
そこでは『儲かる』という話は漠然としています。
そこで、定量的な検討、つまり価格や数量、
コストを考えていくと、プランがより具体化でき、
その課題やさらなる可能性が見えてくるのです。
また、戦略を実行に移す際に、
抜けや漏れがなくなるので、
ダウンサイドリスクを抑えることにもつながるでしょう」

これらの理由から、西山教授は
管理会計を早い段階から導入するメリットを説明する。

不確実性が渦巻く現在のビジネス環境で、
事前に数字を用いてさまざまな
シミュレーションを行う意義は大きいだろう。

西山教授が教鞭を振るうWBSでは、
数字や計算式ばかりではなく、
豊富な事例を元にしたさまざまなケースを紹介。
数字に馴染みの薄いビジネスパーソンでも興味をもって学べるという。

また、「管理会計」は
ほとんどの学生が学ぶコアコースのひとつに設定されている。
会計というと、経理や財務担当者以外は他人事だと思いがちであるが、
適切でスピーディな意思決定や
理論的な評価・分析が求められる経営トップはもちろん、
各部門のグループリーダーにとって、
管理会計は必要不可欠なスキルと言えそうである。

http://toyokeizai.net/articles/-/14654

4月12日の休講を23日(火)に補講

2013年07月23日 20時18分36秒 | SUの授業
経営分析基礎
SUの授業の補講を行ないました。
4月の休講分の補講です。

本日は、5月18日(土)日経13面の記事・データより、
3月期上場企業1,500社の決算データがのっています。
といっても業種別の合計のデータです。
このデータを使って、
売上高伸び率、
経常利益伸び率、
最終利益の伸び率、
売上高経常利益率、と
売上高利益率の
業種別平均を求めてもらいました。
課題のシートは、担当者が加工したものです。

このデータには、今年度(14年3月期予想)もありますので、
今年度の業績回復予想が見て取れます。

写真:東証のロゴ

23日(火)4の授業

2013年07月23日 18時53分44秒 | SIUの授業
簿記・会計

本日が、前期最後の授業です。
この授業は、後期も引き続き開講されますので、
正式(評価のため)の試験は後期に行います。

本日は、授業評価のためのアンケートを実施しました。
本学で行うアンケートは初めてです。
いろんなやり方があるのですね。
いちがいに、どの方法がいいかは、いえませんが
ユニークな方法でした。

これまでの、理解度到達確認テストを実施しました。
商品売買(分記法)を中心に、小切手の授受と振り出し、
それに当座預金残高がゼロの場合の、処理の仕方を出題しました。

後期からは、分記法は出なくなりますが、
この方法を含め、どれくらい簿記の歩留まりで、
後期を向かえることができるでしょうか。
かなりの学生が、かなりの部分を忘れて授業に臨むと思われます。
ゾッとします。

本日は、27名が出席でした。