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「損」を恐れすぎると、結果「損」をする!?

2016年01月31日 23時26分52秒 | キャリア支援
「損」を恐れすぎると、結果「損」をする!?
01月09日 13:20
プレジデントオンライン

「損」を恐れすぎると、結果「損」をする!?


getty images=写真
(プレジデントオンライン)
PRESIDENT 2015年3月30日号 掲載


損をしたくないと思うあまり、
知らぬ間に損をしていることがある。
どうしたらその損を減らせるのか。
行動経済学に沿って自分の数字力をチェック。
Q. 次の3つの新聞購読プランの中で選ぶとしたらどのタイプ?
[1]ネット版のみ 2000円
[2]印刷版のみ 5000円
[3]ネット版+印刷版 5000円

A. 「おとり効果」の罠にはまっています
選択肢の[3]はネット版と
印刷版の2つ合わせて通常なら7,000円のところ、
2,000円引きの5,000円という価格設定です。

実際にこの質問をあるグループに対して行ったところ、
[1]は16%、[2]は0%、[3]は]
84%という結果になりました。
[3]を得だと感じる人が多く、
[2]を選んだ人はいませんでした。

ところが別のグループで[1]と[3]の2つの選択肢だけで質問を行うと、
[1]は68%、[3]は32%と大きく異なる結果が出ました。
最初のグループへの質問で[2]を選んだ人は
0人でしたから、普通に考えると[2]という選択肢を設けなくても
結果は変わらないはずです。

結果に違いが出たのは「おとり効果」が理由です。
[1]と[3]だけの比較では
どちらが優れているかわかりにくい。
そこに[2]という、[3]との比較が容易で、
明らかに劣った選択肢を示すことで、
[3]が圧倒的に選ばれたわけです。
この場合の[2]はおとりなのです。

以上、行動経済学から人間が
非合理的な判断をしやすい場面とその理由を紹介しました。
非合理な判断による損を回避するには、
必要以上に損を恐れないこと、
前述したように市場価格を調べること、
そして買い物にルールを設ける「ルール化」が有効です。

たとえば買いたいものがあってもすぐ買わず、
1週間後に判断する。それで
最高の選択ができるどうかかはわかりません。
お得な商品を逃してしまう結果になるかもしれませんが、
少なくとも損が拡大することはなくなります。

もう1問応用問題にTRY!
Q. 旅行代理店で同じ値段のプラン「パリ7日間」と
「ローマ7日間」で迷っていたら店員が
「実はローマのプラン、今週から
お値段据え置きで朝食が付くようになりました」
と教えてくれたのでローマに決めた。
この判断は合理的か。

A. 合理的でない。
どちらの都市が旅行してより楽しめるかで判断すべき。

----------
大江英樹(おおえ・ひでき)
1952年、大阪府生まれ。
野村証券で個人資産運用業務、
企業年金制度のコンサルティングなどに従事後、
2012年オフィス・リベルタス設立。
日本証券アナリスト協会検定会員、行動経済学会会員。
日本経済新聞電子版で「投資賢者の心理学」連載、
その他『定年楽園』『その損の9割は避けられる』など著書多数。
近著に『老後貧乏は避けられる』。
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(大江英樹=監修 宮内 健=構成 getty images=写真)

イオン、V字回復にも厳しい声が上がる理由

2016年01月31日 19時30分29秒 | 学習支援・研究
イオン、V字回復にも厳しい声が上がる理由
東洋経済オンライン
1月15日(金)6時5分配信

イオン、V字回復にも厳しい声が上がる理由

2015年度の業績は急回復しているが、
前年度の低迷でハードルが下がっていた面も否めない
(撮影:尾形文繁)

国内流通首位・イオンの業績回復トレンドが鮮明になってきた。
1月8日発表した2015年度第3四半期(2015年3~11月期)の連結決算は、
売上高が前期比18.9%増の6兆0360億円と過去最高、
営業利益は同63.8%増の808億円と4期ぶりの増益となった。

買収効果もあり食品スーパー(SM)や
ドラッグストア事業が大きく伸びたほか、金融、
不動産事業も堅調だった。
一方、主力の総合スーパー(GMS)事業は
営業赤字が膨らみ、不振からの脱出へ模索が続いている。

若生信弥・執行役財務担当は「もっとも貢献したのは、
上期同様に食品スーパー・ディスカウント事業。
(買収などで2015年3月に新しく誕生した)ユナイテッド・
スーパーマーケット・ホールディングスの
新規連結効果に加え、(GMSから食品スーパーへ転換している)
ダイエーやマックスバリュなど
食品スーパー各社の増益が大きい」と話した。

子会社のダイエーは黒字化に手ごたえ
イオンが2015年1月に完全子会社化したダイエーは、
事業領域を「食」に集中し、生鮮・デリカを強化したことが奏功。
食品売り場が堅調に推移し始めており、
「早期の黒字化を目指す」(若生氏)と
手ごたえを感じているという。こうした効果で、
SM・DS事業の売上高は26.9%増の229億円、
営業利益は74億円(前期は143億円の赤字)と伸長した。

ただ、最大の課題となっているGMS事業は売上高が
4.4%増の2兆0592億円と1ケタ台の伸びにとどまり、
営業赤字額は258億円と、前期152億円の赤字から膨らんだ。
若生氏は「消費増税駆け込みの反動減に加え、
11月の暖冬で衣料・住居関連の不振から
販促費の追加投入があった。
活性化投資の集中期でもあり、
利益を押し下げた」と分析する。

一方、既存店売上高は確実に改善していることを強調。
積極的な改装など活性化による効果もあり、
7~10月は4カ月連続で前年を上回り、
11月の暖冬影響を除けば、
12月以降も回復傾向にあるという。

イオンがGMS改革で行っているのは“脱総合化”だ。
地域の客層や競合状況に応じて店舗の改装を実施しており、
「イオンスタイルストア」という店舗名で
次々にオープンしている。たとえば、2015年12月にオープンした
「イオンスタイル御嶽山駅前」(東京都大田区)は、
所得水準が比較的高い世帯が多く住む地域特性を踏まえ、
これまでの画一的な品ぞろえを改めて地域のニーズが高い
高級食材やワインを多くそろえるなど工夫。
衣料品売り場を大きく減らす一方、
食品売り場中心の店舗に変えた。

全国に約350店を展開する、イオン傘下の
イオンリテールではこうした業態転換を
2014年から進めている。これまで本社が握っていた仕入れ権限を
各店舗に委譲し、本部主導の画一的な品ぞろえではなく、
地域密着による店舗づくりで
地元スーパーなどに対抗していく考えだ。

GMS改革を担当するイオンリテールの岡崎双一社長は
「店舗改装はかなり精度が高くなっている。
来期の改装計画は加速する形でやっていく」と鼻息が荒い。
改装店舗の売上高は改装前より
1割程度高くなっているケースもあり、
客からの評価も上々だ。

ただ、市場関係者の反応は厳しい。
多くのアナリスト予想に届かず、
GMSを主因に想定を下回る決算となった。
決算発表後の翌週明けの株価は大幅続落した。
大手国内証券アナリストは「GMS改革の方向性は正しいが、
道半ばだ。GMS事業は赤字が膨らんでおり、
固定費もまだ高い」と指摘する。そのうえで、
「西友は米ウォルマート傘下になったことで、
一気にリストラをやって今では大きく改善した。
イオンもそれだけの規模感とスピードが必要だ」と話す。

イオンは3~11月期の連結決算が大きく改善しているが、
グループ再編に伴う新規連結子会社の寄与分が
200億円以上と大きかったほか、
前期の営業利益が低水準だった。
ハードルが低くなっていたため、
大幅な増収増益に見えている面も否めない。

苦戦のGMSは、閉店ではなく改装で対応
イオンスタイルへの業態転換もこれからが本番で
真価を問われる。改装後の店舗は、
店員を多く配置し、これまでのセルフサービスではなく、
接客を強化しながら購買意欲を高めていくスタイルだ。
その中で現在は人材不足が露呈しており、
岡崎氏も「本当はもっと商品を並べたいが、
人材不足や採用難がある。
新店舗では昔のセルフとは違うやり方をしようとしているので、
かなりの人手がかかる」と漏らす。

GMSをめぐっては、大幅赤字が続くセブン&アイグループの
イトーヨーカ堂が40店の大量閉鎖を2015年秋に発表。
2016年に入って戸井和久社長が突如辞任し、
前任の亀井淳顧問が社長に返り咲く異例の人事異動も出た。
2016年9月にファミリーマートとの経営統合を予定する、
愛知県地盤のユニーグループ・ホールディングスも
数十店規模のGMS閉鎖を検討するなど、動きが激しい。

他方、イオンは現在、GMSの閉鎖を検討していない。
岡崎氏は「私どものGMS改革は、
閉店よりも大変なことをやっている。
第3四半期は芳しくなかったが、
今戻っているので改革は間違っていないと思っている」と力を込める。
はたしてイオンはGMSで真の復活を遂げることができるか。
注目が集まっている。

冨岡 耕

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160115-00100442-toyo-bus_all

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最終更新:1月15日(金)6時5分



“高学歴な負け組”たちの底知れぬ心の病み

2016年01月30日 16時39分33秒 | キャリア支援
他人をこきおろす“高学歴な負け組”たちの
底知れぬ心の病み

ダイヤモンド・オンライン
1月12日(火)8時0分配信

他人をこきおろす“高学歴な負け組”たちの底知れぬ心の病み
学歴は、人生が行き詰まったときに
自分を奮い立たせるための最終兵器なのかもしれない
 
今の日本には、学歴で個人を評価することに対して
「時代遅れ」という風潮がある。
しかし、表には出にくくなっても、
他者の学歴に対する興味や差別意識、
自分の学歴に対する優越感、劣等感などは、
今も昔も変わらずに人々の中に根付いている。



【詳細画像または表】


たとえば日本企業の中には、採用において人事部は
学生の学歴を問わない、社員の配属、昇格、
あるいは降格や左遷などの人事評価においては
仕事における個人の能力や成果のみを考慮する、
といった考え方が広まっている。
しかし実際には、学歴によって
選別しているとしか思えない採用や人事はまだまだ多く、
社内には学閥のような不穏なコミュニティも根強く存在する。

そうしたなか、会社員は「何を基準に人を判断すればいいのか」
「自分は何を基準に評価されているのか」が
わかりづらくなり、戸惑いや疑心暗鬼も生まれている。
このような状況は、時として、
人間関係における深刻な閉塞感やトラブルを招くこともある。
学歴は「古くて新しい問題」なのだ。

これまでの取材で筆者は、会社員をはじめ、
実に多くの人々の学歴に関する悲喜こもごもを見て来た。
学歴に翻弄される彼らの姿は、
まるで「学歴病」に憑りつかれているかのようである。
本連載では、そうした「学歴病」の正体を検証しながら、
これからの時代に日本人が
議論すべき「人生の価値基準」の在り方を考える。

人生に行き詰まった人々が自分を 奮い立たせる「学歴」という最終兵器
学歴は、人生が行き詰まったときに、
自分を奮い立たせるための1つの武器なのかもしれない。
連載第1回は、プロローグとして、
そんな思いを持つにいたった筆者の経験を紹介したい。

先月、東京大学地震研究所の准教授だった
都司嘉宣(つじ・よしのぶ)さん(68)
(現在、深田地質研究所客員研究員)を取材したとき、
こんなことを語られていた。

「どこの学校をどのような成績で卒業した、ということは、
その後社会人になってから、大きな影響を与えるものではない
と私は思います。私は人をみるとき、
学歴は一切、無視します。
研究者の力を判断するときも、
論文や学会などでの活躍だけに興味がわきます」
 
筆者もその通りだと思う。しかし、
企業社会を二十数年取材していると、
学歴にいつまでもしがみつく人たちがいることもまた、
事実なのである。中には、
「高学歴でもなかなか認められない」と嘆く人も多い。
その姿は、どこか哀れで悲しみを誘う。

その一例を挙げたい。
2010年の暮れ、筆者はある忘年会に参加した。
主に出版界などで仕事をするフリーライターや
フリーの編集者、デザイナーなどが集う場だった。
30人ほどの中で、テーブルの隅に、
異様に盛り上がっている女性3人がいた。
筆者はその横に座っていた。

3人は互いに最終学歴を名乗り合い、
権威を確かめ合うような挨拶をする。
彼女たちの最終学歴は、
北海道大学文学部大学院修士、
上智大学文学部大学院修士、
早稲田大学第一文学部大学院修士だった。

平均年齢は30代後半。
現在の仕事の話をすることはほとんどなく、
出版社で働く編集者の人事について盛り上がる。
彼女たちが一緒に仕事をしている編集者たちだ。
忘年会よりも数ヵ月前の9月~11月、
いくつかの出版社で人事異動や昇格が発表されたのだという。

女性たちは自らの思いを伝えようと、
上半身を前のめりにするほどだった。
「(出版社に勤務する編集者が)人事異動を命じられて、
その場で“はい”と返事をするのは甘えじゃない? 」
「編集者は、自分(の考え)を持っていないよね」
「(編集者は)主体性がない! 」
「(編集者は)自分を持たないと!  
2本の足で立って生きないと!  
プライドを持つべき! 」
「どこの大学を出ているのかな? 」
「立教とか明治ならば、編集長なんかなれないよ」
「早稲田は、今は局長になるのは無理」
「あの人は東大?  局長はともかく、
役員は無理じゃない? 」
「私たちみたいな(大学)院を出ている人なんて、
あのクラスにはいないよ」
「今は、院ぐらいは出ていないとね」
こんなやりとりが、その後も延々と続いた。

筆者は疑問が尽きなかった。
そもそも、出版社に勤務する編集者が
人事異動を受け入れることがなぜ、
「自分を持っていない」ことになるのか。
「主体性」「プライド」とは、
こんな文脈で使う言葉なのだろうか。
ましてや「学歴」などということが関係あるのだろうか。
そもそも、生活を夫に養ってもらいながら、
著者として本を1冊も書いたことがないこの女性たちに、
そんなことを語る資格があるのだろうか――。

3人は高学歴かもしれないが、
実際フリーライターとしての実績は限りなくゼロに近い。
それだけに、理解ができぬものだった。

早稲田卒の同期をバカにする 一橋出身の負け組コンサルタント
もう1つの事例を紹介しよう。

2011年、一橋大学(学部は不明)を卒業した
40代半ばの男性を取材した。男性は、
十数年前から経営コンサルタントをしている。
その前は、大手メーカーなどに勤務していた。
その頃の話になると、男性は
同期の人たちを徹底的にけなした。

「早稲田を卒業した連中のほとんどは、
部長になるのが精一杯。それも部長とはいえ、
出世コースから外れた部長でしかない。
本部長、役員になるコースは東大か、一橋出身」
「早稲田の連中と今会うと、多くは白髪が目立ったり、
禿げている。会社員は本当にみじめだね」

確かに同期生には、早稲田大学卒の社員が
比較的多かったようだ。仮に
その会社で東大卒と早稲田卒の社員の昇格に大きな差があったとしても、
それがこの男性に何の関係があるのだろうか。
「髪の毛が薄くてみじめ」だと言うならば、
この男性もまた、額の生え際は禿げ上がっている。
自分自身もみじめではないか。

彼ははるか前に退職し、小さな会社に勤務し、
そこも退職した。コンサルティング会社に移ったものの、
1年で退職し、数年前からフリーのコンサルタントをしている。
残念ながら、大活躍するレベルにはいたっていない。
40代半ばという年齢を考えると、
前途は厳しいかもしれない。

その意味で、不満を感じているようだった。
「一橋を卒業している自分がなぜ、
認められないのか」と言いたいように私には見えた。
童話に出てくる子どものように、
疑いのない表情で真剣に、かつての同期生をけなしていた。
胸には抑えることができない焦りや、
自分を認めない世の中に対する復讐心があるように思えた。
一方で、言いようのない空しさに
打ちひしがれているようだった。

今50歳を前に冷静に見渡すと、復讐の牙で噛む相手もいないし、
闘う場すら与えられえていないのが現状だ。
言いようのない空しさに打ちひしがれているようだった。

「会社員」を徹底的にこきおろす 高学歴な負け組たちの6つの共通点
前述した3人の女性たちとコンサルタントの男性には、
いくつかの共通点がある。

(1)超高学歴である(全員が名門大学の修士課程修了)

(2)学部卒でいったん卒業し、会社員になるが、数年で退職・就職を繰り返し、30歳前で3~4つの会社に籍を置いた経験を持つ

(3)そのいずれの会社でも、さしたる実績を残していない

(4)会社員を辞めて、社会人として大学院の修士課程に進む

(5)修士号を得て、また社会に戻るが、大きな活躍ができない。めぼしい実績もない

(6)「母校」を愛するが、大学教授などとして迎えられることはない

この(1)~(6)に加え、会社員を徹底して否定することも共通項と言えよう。
冒頭で述べたように、本連載では、
このようなトリッキーな言動をとる人たちを
「学歴病」と捉えることとする。
 
なぜ、高学歴の人たちが「学歴病」になってしまったのか――。
その理由は今後、この連載で解き明かしていくのだが、
それに関して手がかりとなる文献がある。
『日本的経営の編成原理』(岩田龍子・文真堂)という学術書であり、
40年近く前に書かれたものだ。
筆者がここ二十数年の間に、
20~30回も読み込んだものである。

著者の岩田龍子氏は、この本を著した1977年当時、
武蔵大学教授だった。
終身雇用や年功序列など日本的経営の課題について、
文化論の側面からアプローチすることで注目を浴びていた。
日本的経営の研究者として名高い
小池和男氏(当時、法政大教授)などにも論争を挑む、
気鋭の学者だった。
 
岩田氏は、学歴云々を論じる前に、
日本社会の能力観には2つのニュアンスが含まれていると言及する。
「(1)能力は、ある漠然とした、
一般的な性格のものとして受け止められることが多いこと、
(2)能力は、訓練や経験によってさらに開発されるべき、
ある潜在的な力であり、したがって、
ただちに実用に役立つ力、つまり“実力”とは
考えられていないこと」(150~151ページから抜粋)である。

一方で氏は、米国の能力観を
「訓練と経験によって現実に到達しえた能力のレベル」(149ページから抜粋)
と捉えている。そしてこれらの能力観から、
米国では日本の競争とは違った意味合いを持つ競争になると説く。
「米国社会では、人びとは、いわば
局部的にしか競争にまき込まれていない」
「競争における個々の勝敗は、人生における長い一連の“戦い”の局面にすぎない」(149~150ページから抜粋)

さらに日本の能力観に基づくと、
人々が次のような意識を持つことになりがちだと説く。

「“できる人”は潜在的により
すぐれた一般的能力を賦与されており、
彼がその気になりさえすれば、
いかなる領域においてもすぐれた力を発揮するのであり、
逆に、“駄目な奴”は乏しい潜在的な能力しか
もちあわせていないために、
何をやらせてもうまくゆかないのである」(151ページより抜粋)

高学歴者が“潜在的な能力”を持つと “想定”する日本企業の能力観
岩田氏はこう論を進める。
「わが国では、一流大学の卒業生達は、
その“就職戦線”において、他の卒業生よりは
かなり有利な立場に立っている。
このことは、彼らが、“実力”において
他に抜きんでているからではない。
むしろ、これは、彼らがよりすぐれた
“潜在的な能力”をもっていると“想定”されるからであり、
入社後の長期にわたる訓練の結果、
次第にその“能力”を発揮すると期待されているからである」(151ページより抜粋)

岩田氏の指摘を踏まえると、
前述した4人の超高学歴な人たちは、
それぞれが経験した20~30年前の大学受験という競争では、
“勝利者”だったと言える。そして、
就職戦線では“潜在的な能力”を持っていると“想定”された。
ところが会社に入り、一定の月日が過ぎると、
その想定は誤りだった可能性がある。
4人とも、実績を残すことなく、明確な理由もなく、
数年で転職を繰り返した。30歳前で、
その数は3~4つになった。
その転職の流れやキャリアに一貫したものがない。
こうなると、通常はキャリアダウンであり、
労働市場においての価値は著しく下がって行く。

一方で、4人の同世代の会社員の中には、
30代前半~後半で早々と課長、部長などに
昇進した人もいたはずである。その中には、
4人よりも難易度の低い大学を卒業した人も少なからずいるだろう。

岩田氏の言葉を借りれば、
「“能力”を発揮すると期待されていない人」が、
「潜在的によりすぐれた一般的能力を賦与されていて、
いかなる領域においてもすぐれた力を発揮する人」
をはるかに追い抜かしてしまったのである。
4人は、この現実を素直に受け入れることができないのではないか、
と筆者は思う。だからこそ、「自分を持っていない」
「彼は、早稲田しか出ていない」
「白髪が……禿げ頭で……」などと、
他人をこきおろすのではないだろうか。

前述の能力観をベースにして考えると、
4人は拭い去れない劣等感を持っている可能性がある。
それは言い換えると、「恐怖心」なのではないか。
自分が「実は潜在的な能力が低い人」
とレッテルを貼られることに怯え、
ささやかなプライドを守るために、
会社員をけなし、否定するのではないだろうか。

岩田氏が唱えるような旧態依然とした日本の能力観が、
日本の企業社会の隅々に浸透しているがゆえに、
様々な問題が生じることをこの連載では考えたい。
たとえば、新卒の採用方法が時代の変化についていけない理由の1つも、
このあたりにあるのではないだろうか。
社内では、職務給や成果主義がフェアな形で浸透していない。
グローバル化が進まない壁の1つも、ここにある。
社内でのいじめやパワハラ、セクハラ、
長い労働時間、過労死などが発生する大きな理由も、
実はこの能力観にあると筆者は考えている。

あなたはどう感じるか?  日本社会に巣食う「学歴病」の正体
冒頭で紹介した東京大学地震研究所の都司嘉宣・元准教授は、
取材の最中、こんなことを語られていた。
「3ヵ月もあれば、大学の学部を卒業した学生たちの力を確実に見定め、
研究者としての適性の有無などがわかります。
特に、基礎学力や英語力、論文を書く力、
(専攻である)地球物理への興味や関心の程度、
ビジネスマンとしての行動力、
意志疎通する力などは、かなり正確にわかります。

民間企業も、新卒のとき、たった一度の採用試験で
内定を出そうとするから、学歴を重視した形
にならざるを得ないのだと思います。
多くの会社が、一定期間のインターンシップなどを設けて、
その過程で学生を選ぶようにしたほうがいいと私は考えています。
そのようにすると、東大を中心とした高学歴層の学生を重視した採用も、
やがて変わっていくのではないかと思います」
 
あなたは、この指摘をどのように受け止めるのだろう。
次回からは、具体的なケースを挙げながら、
日本社会に巣食う「学歴病」の現状と、
その向こうにある闇に迫る。

吉田典史

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160112-00084419-diamond-soci

投資法・投資先

2016年01月28日 22時49分20秒 | 学習支援・研究
宝くじで7億円を当てた86人に贈りたい具体的なアドバイス。
(中嶋よしふみ SCOL編集長 FP)
シェアーズカフェ・オンライン
1月12日(火)5時35分配信

7億円が当たったら何をする……?
昨年の年末ジャンボ宝くじでは、
一等が7億円、前後賞が1.5億円でした。
一等の当せん者数は86人ですから、
グループで購入した場合などを除けば
86人の億万長者が生まれたことになります。
前後賞も合わせれば億万長者はもっと増えると思います。


写真:大金を手にしたらどうする?

高額当せん金の受け取りには
ある程度の時間がかかりますので、
受け取りはこれから、もしかしたら
今日や明日という方も
いらっしゃるかもしれません。
その86人だけに向けたアドバイスをしたいと思います。

具体的なアドバイスをします。
当選おめでとうございます。
急な大金を手に入れてしまい、
きっと驚きと喜びで浮足立っていることと思います。
まずは高額当選者に配られる
「【その日】から読む本」を
10回位繰り返し読むことをオススメします。

この本には突然の大金を手にした人がやるべきこと、
やるべきではないことが丁寧に説明されています。
当選した事を誰に知らせるか
(あるいは知らせないか)、
ローンの返済を優先する、当選したからと言って
自分自身が変わるわけでは無い、
将来必要なお金を計画的に考えましょうなど、
ファイナンシャルプランナーの立場から
見ても納得する事ばかりです。

派手な使い方をすると
周囲に当選が知られてたかられてしまう、
といった程度の情報は
すでにインターネットで検索してご存知かと思いますので、
より具体的なアドバイスをしたいと思います。

お金を手にした人が最初に考えること。
大金を持った人がまず考えることは、
何か運用をしなくちゃ、ということです。
自分はファイナンシャルプランナーとして、
そういった相談に何度も乗って来ました。
宝くじで当選したという人は居ませんでしたが、
相続やIPO(株式の新規上場)などで
大金を手にした方々です。

そういった方が考える大きな使い道は、
消費よりも先に投資のようでした。
特に不動産投資は最初に思いつく運用方法です。
理由は不動産投資に詳しいからでは無く、
安定して収益を得られそうだから、
ということでした。

不動産投資は「安定」しているか?
確かに、株式投資は日々株価が上下しますので危なそうです。
不動産投資はアパートやマンションを買って
人に貸せば毎月安定して賃料を得られますので、
株より安全に見えます。

もしこんな風に考えているようでしたら、
不動産投資は少なくとも1年以上先伸ばし
することをお勧めします。
資産運用の原理原則を何も知らないからです。
失礼な言い方になりますがカモにされて終わり、
と断言します。大金が有るから
使っちゃえという人よりは手堅いとは思いますが、
ハッキリ言って危険です。

不動産投資は物件ごとの違いが極めて大きく、
立地・建物・税金など多岐にわたる知識が必要な、
資産運用の中でも極めて高度で難易度の高い運用方法です。

例えば「不動産投資は安定して収益を得られる」
という言い方一つとっても
多数の勘違いが含まれています。

確かに、株価は毎日変動します。
取引時間中の10時から15時は
お昼休みを除いて秒単位で株価が動きます。
ただ、株価が変わるということは
売買が成立していることも同時に意味します。
売買が成立しているということは
失敗したと思ったらいつでも売れる、
ということです。

大手企業の株であれば1日の株の取引額は
数百億円分にのぼる事は珍しくありませんから、
いつでも売れます。売ろうと思えば
いつでも売れる、換金できるということは
資産運用では儲かるかどうかより
重要なポイントです
(売買の少ない小型株は
その限りではありませんので注意して下さい)。

例えばアパートを一棟建てれば
数千万円から数億円の資金がかかりますが、
失敗したと思った時にすぐには売れません。
投資に失敗したアパートをあなたが望む価格で
都合の良いタイミングですぐに買ってくれる
お人よしな人は普通は居ないからです。

失敗したと思ったら、と書きましたが、
この判断も不動産投資では簡単ではありません。
株ならば大幅な下落で損をしたことは
すぐに分かります(下落時にすぐに
売るべきかどうかはまた別の判断ですが)。
不動産投資では入居者が一人減り、二人減り、
新しい入居者は現れず、賃料を下げても入居者が付かず、
失敗したと思った時には買い手も付かない
ゴミ物件になってしまい、
手遅れになっているかもしれません。

いや、家賃保証がある! 
この不動産会社はいくらの家賃で
ずっと借り上げてくれると約束してくれる! 
と正月休みを利用してちょっと
ネットで調べた方もいらっしゃるかもしれませんが、
保障の期間や、その不動産会社が
破たんした時にどうなるかまで調べれば、
家賃保証は気休め程度にしかならないことは
すぐに分かると思います(まだ信じられない方は
「1億円の借金で賃貸アパートを建てた老夫婦の苦悩」
という記事を読んでみて下さい)。

株式投資は「やるべき」なのか?
株ならいつでも売って逃げられるなら安心なのか、
じゃあやってみよう、と思ったら、
それも辞めて下さい。投資家の陥る心理を
一度でも味わった事の無い人が
いきなり多額の株を買うのは危険です。

確かにいつでも売買できる、
つまり流動性が高い事は安心材料ですが、
株価が下がった時の心理は実際に体験をしてみないと
分からないものです。
例えば1,000万円で買った株が10%値下がりして
900万円になったとします。
これは失敗だからもう売ってしまおう、
と躊躇なく判断出来る人は
投資家向きです。たとえ
その後株価が元に戻って結果的に
間違った判断だったとしても、
失敗を素直に認めることができる
落ち着いた心理状況は
だれもが持つことは出来ないからです。

普通の人ならば、100万円も損をしてしまった時に、
何とか元に戻ってくれないかと祈るような気持ちになります。
それで元に戻ればいいのですが、
更に損失は広がり、200万円、300万円と
損をしてもまだ判断が出来ません。
これは一時的な値下がりだから大丈夫と
自信を持って言えるならまだしも
(こういう判断もそれはそれで危ないのですが)、
株価に一喜一憂しながら損失を、
つまり失敗を認めたくない気持ちが売却を
踏みとどまらせるような人は珍しくありません。
そして最後には塩漬けと言って、
何もできずに長期間放置することになります。

これがお小遣いの範囲ならば構いませんが、
数百万、数千万といった損失ならば
泣くに泣けません。
個別の株を買いたいという方に
自分は次の質問をします。

決算書の読み方を知っていますか?
知らないのなら辞めておいた方が無難です。
確かに運良く儲かる事はありますが、
それならギャンブルで十分です。
決算書が読めるかどうかが入り口なんて
随分高いハードルだと思うかもしれませんが、
株式市場はプロアマ関係無く戦う場所です。
アマチュアだからという言い訳が通じない場所である事を
まずは理解して下さい。

投資信託に決算書の知識は不要ですが、
先ほど説明した損をした時の投資家心理からは
逃げようがありません。
リスクの高い資産運用はやりたい人だけがやるものです。
老後が心配だからやらないといけない、
と考えている人も居たりはするのですが、
仕方なくやるようなものではありません。

自分で判断せずに信頼できる
アドバイザーを探せばいいと思う人もいるかもしれませんが、
その人が信頼出来るかどうか、
判断は出来ますか? 個別・具体的な
アドバイスは国の許可を貰った人しかできませんが、
そういった人や企業ですら
法律違反で度々業務停止命令を受けています。

有名人がCMやイベントに出ているとか、
信頼の出来る新聞や雑誌に
広告が出ていることは何の保証にもなりません。
当然、損をしても自己責任ですから
違法行為があってもほとんどのケースで戻ってきません。
違法行為の有無にかかわらず、
誰かにお任せしておけば
安心してお金が増えるという発想が
すでに危ないと考えて下さい。

金融機関以外の投資について
株も不動産も危なそうだから
信頼できる人にお金を預けたい、
という場合はさらに注意して下さい。
投資サギが待ち構えています。
投資サギの説明をするとそれだけで
本が一冊かけてしまうほど
ややこしい話になりますので、
一個だけ投資サギに99.9%遭わない方法を
アドバイスします。それは
真っ当な金融機関以外で投資をしないことです。

真っ当な金融機関とは国内で営業する証券会社、
銀行、保険会社、信託銀行などです。
金融機関で投資をすれば、損をする事はあっても
サギに逢うことはまずありません。
100%としなかったのは、たまに職員による横領とか、
違法な説明による損失で
裁判沙汰になっている事があるからです。

国内と限定した理由は、海外の金融機関は
日本での営業許可を取っていないケースもあり、
加えてあいだに入るアドバイザー・ブローカーが
信頼できるとは限らないからです。
英語がペラペラで海外の金融機関と
直接やり取り出来て(そうでないと
トラブル発生時やブローカーが逃げた時に
身動きが取れなくなります)、
なおかつ関係する法律も自身で完全に
理解できる人でなければ全くお勧めしません。

国内の金融機関や金融商品は幾重にもわたって
トラブルが起きないように
法律やルールが整備されています。
金融機関以外での投資は、
そういったルールが一切無い荒海に
お金を放り込む行為と同じです。
これは親族や知人が行う事業への投資や融資も含みます。
こういった法律やルールの範囲外にあるモノへ投資をすれば、
お金を投じた翌日には
持ち逃げされる可能性すらあるわけです。

投資サギなんて別世界の話と思うかもしれませんが、
数億円とか数十億円単位の投資サギは全く珍しくありません。
投資サギに引っかかる多くの人が株や不動産より
コッチの方がもうかる、と
無知な状態で思い込んでいるわけです。

ファイナシャルプランナーとしては、
その投資判断をする前に
数万円のアドバイス料を払ってくれれば
数百万円とか数千万円の損を防げるのに……と、
投資サギを報じるニュースを見るたびに
思ってしまいます。

ちなみに金融機関以外での投資は辞めた方が良い、
というアドバイスは
これ一つで日本国内の投資サギ被害を
ほぼゼロに出来るほど強力なアドバイスです。
身近に危なっかしい投資をしようとしている人がいたら、
ぜひ教えてあげて下さい。

じゃあ結局どうすればいいの?
さて、じゃあ結局どうすれば良いのよ?
と思ったかもしれませんが、リスクのある運用は
一旦踏みとどまってください、というのが結論です。
7億円もあれば一生遊んで暮らせます。
その状態でリスクをとる必要はありません。
本当のお金持ちはまず節税、そして
資産を守る事を考えると言いますが、
それは間違っていません。宝くじの当せん金に
税金はかかりませんから、
資産を守る運用だけを考えれば十分です。

銀行預金はペイオフと言って、
銀行破綻時に1,000万円とその利息以上は
必ずしも補償されませんので、
多額の預貯金は分散する必要があります。
ただ、7億円を1,000万円以下に分散預金するには
70行に分けることになりますので、
さすがに面倒です。そういった時に
便利な商品が「個人向け国債」です。

個人向け国債ならば、元本保証がされるうえに、
株や投資信託などと同様、分別管理といって
金融機関の資産とは明確に区分して管理されます。
銀行預金は銀行への貸し付けですから破たん時に
影響を受けるわけです。分別管理されていれば
破たん時にも原則として影響は受けません。
ですから銀行や証券会社一社に
1億円分預けても問題ないわけです。

原則として影響を受けない、
という言い方に引っかかりを感じた方は
慎重派の方です。これは
法律通りに管理されていれば、
ということですから何か違法行為があれば
損失を被る可能性があります。
その場合は投資者保護基金で1,000万円までしか補償されませんので、
心配な方はやはり分散しておいた方が良いかも知れません。

円というリスク。
個人向け国債と言ってぴんと来ない人も
いると思います。日本は
借金だらけなのに国の債券なんて大丈夫なのか?と。
この心配はもっともだと思います。
ただ、国内で一番安全な資産は自国の債券、
つまり国債です。国より
つぶれにくい団体や企業は無いからです。

加えて、元本保証タイプの運用である銀行預金や
終身保険などは結局
金融機関を通じて国債を買っています。
国債で損をする時は預金でも保険でも
とっくに大損をしているはずです。
結局、国債ですら信用できない人は
円建て以外の資産、つまり
外貨を持ちましょう、ということになります。

外貨を持つこと自体は間違っていません。
すべての資産を円で保有する事もまたリスクです。
円安や急激なインフレに対応出来ないからです。
ただ、外貨預金は先ほど説明したように金融機関への貸し付けで、
預金保護の対象にもならないので
あまりお勧めしません。詳細は省きますが、
外貨も投資信託などで持つ事をお勧めします。

7億円でも70万円でも同じです。
派手な運用方法のアドバイスを期待した方には
申し訳ないですが、このように見ていくと
7億円だろうと700万円だろうと
70万円だろうと、運用の原則は全くと言っていいほど
変わりません。ハイリスクの運用は
しなければいけないモノではなく、
大金を持ったからと言って
有利な運用が出来るわけでもなく、
誰かが特別に有利な情報を教えてくれるわけでもありません
(俺は金持ちなんだという気分でいると
かえって危ない、ということは
最後に伝えておきます)。

資産運用は数百億とか数千億が飛び交う世界です。
例えば東京証券取引所だけでも
1日で3兆円以上も株が売買されています。
7億円は金融の世界ではハシタ金なのです。

何か特別な運用をやろうと思っている方は、
7億円もあればもう十分金持ちじゃないかと考え直して下さい。
1億円分くらいこっそりと遊ぶお金に使ったら、
あとは手堅く運用して健康にだけは気を付けて
生活をしてほしいと思います。

中嶋よしふみ 
シェアーズカフェ・オンライン編集長 
ファイナンシャルプランナー


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160112-00010000-scafe-bus_all&p=1