簿記・会計
本日が、前期最後の授業です。
この授業は、後期も引き続き開講されますので、
正式(評価のため)の試験は後期に行います。
本日は、授業評価のためのアンケートを実施しました。
本学で行うアンケートは初めてです。
いろんなやり方があるのですね。
いちがいに、どの方法がいいかは、いえませんが
ユニークな方法でした。
これまでの、理解度到達確認テストを実施しました。
商品売買(分記法)を中心に、小切手の授受と振り出し、
それに当座預金残高がゼロの場合の、処理の仕方を出題しました。
後期からは、分記法は出なくなりますが、
この方法を含め、どれくらい簿記の歩留まりで、
後期を向かえることができるでしょうか。
かなりの学生が、かなりの部分を忘れて授業に臨むと思われます。
ゾッとします。
本日は、27名が出席でした。
本日が、前期最後の授業です。
この授業は、後期も引き続き開講されますので、
正式(評価のため)の試験は後期に行います。
本日は、授業評価のためのアンケートを実施しました。
本学で行うアンケートは初めてです。
いろんなやり方があるのですね。
いちがいに、どの方法がいいかは、いえませんが
ユニークな方法でした。
これまでの、理解度到達確認テストを実施しました。
商品売買(分記法)を中心に、小切手の授受と振り出し、
それに当座預金残高がゼロの場合の、処理の仕方を出題しました。
後期からは、分記法は出なくなりますが、
この方法を含め、どれくらい簿記の歩留まりで、
後期を向かえることができるでしょうか。
かなりの学生が、かなりの部分を忘れて授業に臨むと思われます。
ゾッとします。
本日は、27名が出席でした。
マーケティング
本日の講義が15回目。最後の授業です。
先週の模擬テストの講評をしました。
こうすれば、点数がもらえるよ、的な話です。
15回の授業を振り返って、おもに流通業のことをやりました。
しかも小売業がほとんどです。
試験対策もこの点を中心に勉強して臨んでください。
先週の模擬テストを還しました。
チーズの値上がりのことでした。
どうすれば、チーズの消費が増えるかという、
難しい問題を出しました。
いろいろと書いてくれていました。
私が考えた消費拡大の秘策は、すでに商品化されていました。
「ごはんにフリフリ チーズ 30g」という商品がそれです。
家族が食べています。
私は、ご飯にチーズの組み合わせがいやで、
当該商品の存在は知らなかったし、
食べてみたいとも思いません。
写真:ごはんにフリフリ チーズ 30g
本日は、30名の出席でした。
本日の講義が15回目。最後の授業です。
先週の模擬テストの講評をしました。
こうすれば、点数がもらえるよ、的な話です。
15回の授業を振り返って、おもに流通業のことをやりました。
しかも小売業がほとんどです。
試験対策もこの点を中心に勉強して臨んでください。
先週の模擬テストを還しました。
チーズの値上がりのことでした。
どうすれば、チーズの消費が増えるかという、
難しい問題を出しました。
いろいろと書いてくれていました。
私が考えた消費拡大の秘策は、すでに商品化されていました。
「ごはんにフリフリ チーズ 30g」という商品がそれです。
家族が食べています。
私は、ご飯にチーズの組み合わせがいやで、
当該商品の存在は知らなかったし、
食べてみたいとも思いません。
写真:ごはんにフリフリ チーズ 30g
本日は、30名の出席でした。
サントリー“まれな”
親子逆転上場、真の狙いとは?
飲料業界再編への起爆剤か
2013.07.15
サントリーホールディングス本社
(「Wikipedia」より/663highland)
サントリーホールディングス(HD、佐治信忠・会長兼社長)の子会社で
清涼飲料大手のサントリー食品インターナショナル(鳥井信宏社長)が
7月3日、東京証券取引所第1部に上場した。
初値は公開価格を20円上回る3120円。
終値は3145円だった。
株式時価総額(発行済み株式総数×株価)は9718億円で、
今年最大の新規上場(IPO)となった。
100%の株式を保有していたサントリーHDは
約4割を売り出した。
株式公開に伴う資金調達額は3、900億円。
サントリー食品は2,000億円を国内外のM&A(企業の合併・買収)に投じる。
上場後もサントリーHDが
発行済み株式の約6割を保有する親会社であることに変わりはない。
サントリー食品は缶コーヒー「ボス」や緑茶飲料「伊右衛門」などの
人気ブランドを持つ。
清涼飲料の国内シェアは22%。
首位のコカ・コーラグループ(28%)に次ぐ。
海外展開も積極的で、シンガポール、ニュージーランド、
豪州などで現地飲料会社を買収。
海外事業が全体の売り上げの3割、
セグメント利益で過半を稼ぎ出している。
2013年12月期の売上高は前年比13.9%増の1兆1,300億円と、
初めて1兆円の大台に乗せる見込みだ。
営業利益は同28.3%増の750億円、
純利益は同49.7%増の350億円、1株当たり利益133.2円を予想している。
1株当たりの配当金は未定だが、
12年同期は59.7円の配当を実施した。
サントリーといえばビールや洋酒のイメージが強いが、
主力は飲料・食品である。
サントリーHDの12年12月期の連結売上高は1兆8,516億円。
このうち飲料・加工食品部門が9,844億円で53%を占める。
高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」が
看板商品のビールやウイスキーの酒類部門は5,521億円で全体の30%。
ワインや健康食品、外食などが同17%の3151億円だ。
飲料・加工食品部門のセグメント営業利益は767億円で、
連結営業利益(1,077億円)の71%を占める稼ぎ頭だ。
サントリーのように「親会社は非上場だが、子会社が上場」しているケースは
東証全体のわずか1%、24社だ。
しかも大半は時価総額が100億円未満で、
サントリーのような大企業は極めてまれだ。
04年に西武グループ創業家の資産管理会社で
非上場のコクドが、上場していた子会社・西武鉄道の保有株数を
過少申告していた証券取引法違反事件が発覚した。
親会社は非上場で子会社を上場するケースの評判は決してよくない。
●影落とすキリンとの経営統合の破談
「なぜ、上場するのはサントリーHDではなく、
子会社のサントリー食品なのか?」
株式市場の関係者の間でこんな声が上がったが、
背景には創業家のお家の事情が絡んでいた。
サントリーは1899(明治32)年、
鳥井信治郎氏がぶどう酒の製造販売を目的に
「鳥井商店」を開設したのが始まり。
創業家による同族経営を貫いてきた。
本家である鳥井家と分家の佐治家の資産管理会社「寿不動産」(大阪市)が
サントリーHDの89.3%の株式を保有している。
サントリーHDの佐治信忠社長は、
2009年にキリンホールディングスとの経営統合に動いた。
両社には少子高齢化で国内市場が頭打ちになるなか、
世界を目指すという共通の目的があった。
だが10年2月に交渉は決裂した。
対立点は、統合後の寿不動産の位置付けにあった。
佐治社長は創業家が一定の影響力を残すため、
寿不動産が統合後の新会社に3分の1超
出資することを主張した。これをキリンが拒否した。
サントリーは海外に活路を求めた。
09年には仏飲料メーカー、オランジーナ・シュウェップスを3,000億円で、
ニュージーランドの清涼飲料大手、フルコアを
750億円で相次ぎ買収した。
その結果、実質有利子負債は08年12月期末の1,048億円から、
12年同期末には3,687億円と3.5倍に膨れ上がった。
従来の銀行借り入れや社債の発行では、
世界的なM&Aに対処できない。
株式を上場して資金を確保する必要に迫られた。
●創業家の利益と資金調達を両立
しかし、サントリーHDが上場会社になれば、
必然的に寿不動産の持ち株比率は下がる。
やがて、サントリーが創業家の会社でなくなる日がやってくるかもしれない。
それだけは避けたい。
そこで子会社のサントリー食品を上場させた。
創業家の将来にわたる利益は守る。
かつ、子会社を上場して、株式市場から資金はしっかり調達する。
「親子逆転」の上場作戦の狙いは、まさにここにある。
サントリーというビッグネームが株式を公開した。
上場企業としてのガバナンス(企業統治)を
どう確保するかが、今後の大きな課題になる。
上場した7月3日、取引終了後に記者会見した
サントリー食品の鳥井信宏社長は、
「(国内飲料)トップは必達目標」と抱負を語った。
鳥井氏は創業者の曾孫に当たり本家の4代目。
3代目社長だった信一郎氏の長男だ。
サントリーHDの佐治信忠・会長兼社長は
来年中にも社長交代の意向を明らかにしており、
後継者は鳥井氏で決まりだろう。
分家から本家への大政奉還である。
鳥井氏が必達目標に掲げる国内トップを実現するためには、
M&Aがカギになる。
飲料業界は、コカ・コーラグループ、サントリー食品と続き、
以下は伊藤園、日本たばこ産業グループ、
アサヒグループホールディングス、キリンホールディングス、
ヤクルト本社、大塚ホールディングスが激しくしのぎを削る。
サントリー食品の上場が、
飲料業界再編の起爆剤になることは間違いない。
(文=編集部)
http://biz-journal.jp/2013/07/post_2495.html
親子逆転上場、真の狙いとは?
飲料業界再編への起爆剤か
2013.07.15
サントリーホールディングス本社
(「Wikipedia」より/663highland)
サントリーホールディングス(HD、佐治信忠・会長兼社長)の子会社で
清涼飲料大手のサントリー食品インターナショナル(鳥井信宏社長)が
7月3日、東京証券取引所第1部に上場した。
初値は公開価格を20円上回る3120円。
終値は3145円だった。
株式時価総額(発行済み株式総数×株価)は9718億円で、
今年最大の新規上場(IPO)となった。
100%の株式を保有していたサントリーHDは
約4割を売り出した。
株式公開に伴う資金調達額は3、900億円。
サントリー食品は2,000億円を国内外のM&A(企業の合併・買収)に投じる。
上場後もサントリーHDが
発行済み株式の約6割を保有する親会社であることに変わりはない。
サントリー食品は缶コーヒー「ボス」や緑茶飲料「伊右衛門」などの
人気ブランドを持つ。
清涼飲料の国内シェアは22%。
首位のコカ・コーラグループ(28%)に次ぐ。
海外展開も積極的で、シンガポール、ニュージーランド、
豪州などで現地飲料会社を買収。
海外事業が全体の売り上げの3割、
セグメント利益で過半を稼ぎ出している。
2013年12月期の売上高は前年比13.9%増の1兆1,300億円と、
初めて1兆円の大台に乗せる見込みだ。
営業利益は同28.3%増の750億円、
純利益は同49.7%増の350億円、1株当たり利益133.2円を予想している。
1株当たりの配当金は未定だが、
12年同期は59.7円の配当を実施した。
サントリーといえばビールや洋酒のイメージが強いが、
主力は飲料・食品である。
サントリーHDの12年12月期の連結売上高は1兆8,516億円。
このうち飲料・加工食品部門が9,844億円で53%を占める。
高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」が
看板商品のビールやウイスキーの酒類部門は5,521億円で全体の30%。
ワインや健康食品、外食などが同17%の3151億円だ。
飲料・加工食品部門のセグメント営業利益は767億円で、
連結営業利益(1,077億円)の71%を占める稼ぎ頭だ。
サントリーのように「親会社は非上場だが、子会社が上場」しているケースは
東証全体のわずか1%、24社だ。
しかも大半は時価総額が100億円未満で、
サントリーのような大企業は極めてまれだ。
04年に西武グループ創業家の資産管理会社で
非上場のコクドが、上場していた子会社・西武鉄道の保有株数を
過少申告していた証券取引法違反事件が発覚した。
親会社は非上場で子会社を上場するケースの評判は決してよくない。
●影落とすキリンとの経営統合の破談
「なぜ、上場するのはサントリーHDではなく、
子会社のサントリー食品なのか?」
株式市場の関係者の間でこんな声が上がったが、
背景には創業家のお家の事情が絡んでいた。
サントリーは1899(明治32)年、
鳥井信治郎氏がぶどう酒の製造販売を目的に
「鳥井商店」を開設したのが始まり。
創業家による同族経営を貫いてきた。
本家である鳥井家と分家の佐治家の資産管理会社「寿不動産」(大阪市)が
サントリーHDの89.3%の株式を保有している。
サントリーHDの佐治信忠社長は、
2009年にキリンホールディングスとの経営統合に動いた。
両社には少子高齢化で国内市場が頭打ちになるなか、
世界を目指すという共通の目的があった。
だが10年2月に交渉は決裂した。
対立点は、統合後の寿不動産の位置付けにあった。
佐治社長は創業家が一定の影響力を残すため、
寿不動産が統合後の新会社に3分の1超
出資することを主張した。これをキリンが拒否した。
サントリーは海外に活路を求めた。
09年には仏飲料メーカー、オランジーナ・シュウェップスを3,000億円で、
ニュージーランドの清涼飲料大手、フルコアを
750億円で相次ぎ買収した。
その結果、実質有利子負債は08年12月期末の1,048億円から、
12年同期末には3,687億円と3.5倍に膨れ上がった。
従来の銀行借り入れや社債の発行では、
世界的なM&Aに対処できない。
株式を上場して資金を確保する必要に迫られた。
●創業家の利益と資金調達を両立
しかし、サントリーHDが上場会社になれば、
必然的に寿不動産の持ち株比率は下がる。
やがて、サントリーが創業家の会社でなくなる日がやってくるかもしれない。
それだけは避けたい。
そこで子会社のサントリー食品を上場させた。
創業家の将来にわたる利益は守る。
かつ、子会社を上場して、株式市場から資金はしっかり調達する。
「親子逆転」の上場作戦の狙いは、まさにここにある。
サントリーというビッグネームが株式を公開した。
上場企業としてのガバナンス(企業統治)を
どう確保するかが、今後の大きな課題になる。
上場した7月3日、取引終了後に記者会見した
サントリー食品の鳥井信宏社長は、
「(国内飲料)トップは必達目標」と抱負を語った。
鳥井氏は創業者の曾孫に当たり本家の4代目。
3代目社長だった信一郎氏の長男だ。
サントリーHDの佐治信忠・会長兼社長は
来年中にも社長交代の意向を明らかにしており、
後継者は鳥井氏で決まりだろう。
分家から本家への大政奉還である。
鳥井氏が必達目標に掲げる国内トップを実現するためには、
M&Aがカギになる。
飲料業界は、コカ・コーラグループ、サントリー食品と続き、
以下は伊藤園、日本たばこ産業グループ、
アサヒグループホールディングス、キリンホールディングス、
ヤクルト本社、大塚ホールディングスが激しくしのぎを削る。
サントリー食品の上場が、
飲料業界再編の起爆剤になることは間違いない。
(文=編集部)
http://biz-journal.jp/2013/07/post_2495.html